久しぶりの自身のランニングの話題です。
1か月前から拙宅に来た保護犬のアンディは走るのがとても好きです。
ヴィネが無理やり走らせたからじゃありませんよ。拙宅に来た当日から散歩に連れて行くと、ガンガン走り出してこっちが息を切らすほどでした。
「こいつには才能がある」と見込んだヴィネは、それから一日も欠かさず朝ランに連れ出しています。歩くことは一切しません。時々すれ違うほかの犬たちがゆっくり歩いているのが信じられません。最近は短くても5キロ、長いときは6.5キロを走りとおします。もちろん犬ですから、頻繁に止まってクンクンしますし、おしっこもします。しかし長い時は500メートル以上を全速力で走りとおします。特に自宅近くになると、何かに憑りつかれたような走りをします。岐路4分は確実に着るスピードで、ヴィネもついていけません。ヴィネは知っています。そう、アンディは家に帰ると最大の楽しみの食事にありつけるからなのです。一日で最大の楽しみの食事なのですが、1分もかからずに食べきってしまいます。味わうということは一切しない信念でもあるかのような潔さがあります。そして自分の食事が終わるとじっとこっちの食べている姿を食い入るように見つめます。ついついその健気さに心を許してしまうこともありますが、これだけ走っているので少しくらいあげても体重はベストを維持しています。
一か月を彼と過ごして、ヴィネも少し走りが変わりました。朝一からぶっ飛ばす走りをしているため、スピードを上げることに抵抗がなくなりました。今まではケガが怖くてキロ6分程度でゆっくり走っていたのですが、アンディはそれを許してくれません。
今日の午後、南西の強風が吹く中、昼ランに出ました。アンディは一緒ではありませんでしたが、ついついいつものペースで走り出しました。1キロ目で向かい風なのにいきなりキロ4分50秒が出ました。その後も調子よく、アップダウンあるコースでしたが一度だけ5分5秒が出ただけで最速4分17秒で、7.13キロを34分15秒、平均4分48秒で走りきることができました。しかも今まで1キロ付近で必ず右ひざ裏が張ってくる違和感があったのが今回はほとんど感じません。治ったとは思いませんが、いいサインじゃないでしょうか。
ちなみにVO2maxは56.7、予想タイムは5キロ20分20秒、10キロ42分23秒、ハーフ1時間33分31秒、フル3時間14分59秒。これらの数字はかなり幅があり、信じられない数字が頻繁に出ますが、今日のランからの実感としてはしっくりくるものでした。
アンディ様様です。今日は彼にご褒美上げましょう!