だいぶ前になりますが、TVでおならが臭くなる原因として、専門家?が出てきていかにもの説明をしていました。例えば肉が多いと臭くなるとか、ストレスが多いと臭くなるとかですが、何となく「はは~ん」と一般人を納得させそうな受ける内容ですが、これらは医学知識の中から想像しているに違いありません。おそらく実生活の体験とか、多くの一般人の経験や参加者を対象に食生活を変えたり、そのほかの条件を変えた研究をもとにしているとは思えません。
ヴィネも研究結果をもとにしていますが、実体験を通して独創的な発想のもとに相当自信のある結論を持っています。
まず、肉やストレスでおならが臭くなるのかですが、これは明らかにNO!です。肉を食べたところで実際臭くはならないし、ストレスがかかっている時より、むしろリラックスしている時のほうが臭いことが多いはずです。
では何が原因として考えられるのか?ですが、それは・・・・
食べ過ぎ
です。
これは当院に来られている患者さんの協力もありますが、その方は日中は臭くないのに夜になると臭くなるといわれました。そこでヴィネは考えました。「夕食って一日の中で一番よく食べる食事だからじゃないか」と。実体験でも(普段は臭くありませんよ!念のため)確かに夜に向かって臭くなり、寝る時にマックスになります。そしてさらに発想を広げました。ストレスなくリラックスしているときに臭くなるのは、そういう時は食べる量が増えるからじゃないかと。
ヴィネが特に怪しいと思っている食べ物はお菓子です。お菓子は見かけよりカロリーが高くしかもおいしいので食べすぎの原因になります。特に夕食の後にお菓子など食べるとおならは臭くなります。もちろん夕食をぐっと抑えてカロリーの総量を下げれば臭くはならないはずです。
皆さんも食べる量とおならのにおいの関連を気にしてみてください。そしてその情報が蓄積すれば立派な論文が書けます。
ところでここで大きな問題が発生します。おならは大腸の腸内細菌によって発生するガスであって、夕食で食べたものがそんなにすぐに大腸に到達するわけないので、影響があるとしても半日後ではないのか?という疑問です。そうなんです。それに関しては今後解明されるべき問題ですが、ヴィネはこう考えます。つまり大量に食べることが神経を通じてもしくはホルモンの作用で大腸に情報が届き、悪玉菌が急激に増えるか、ちゃんとした分解ができなくなるのではないか、と。
まあ、日常的な問題なのに、誰もこれを解明しようとしませんね。解明ができればまずイグノーベル賞間違いないんですが・・・。
皆さんも自分のおならを毛嫌いするのではなく、に真摯に向き合ってください。直前まであなたのお中であなたの体の一部として存在していたのですよ。それがあなたのおなかを出た瞬間「あっちいけ!」みたいな扱いするのではあまりにもおならがかわいそうですから。