日本社会、ある意味パニックになっている。
マスクの高騰、手洗いスプレーが盗まれる、なぜかトイレットペーパーの買い占めまで・・・。
不要不急の行事は慎めと、次々と行事が中止されたり延期されたり、春休みが前倒しされたり、3月の医師会行事も7つもキャンセルになりました。それだけ日頃不要不急の行事ばっかりやっていたってことですねえ。おそらく数十年前は行事はうんと少なかくて今の日本のようなものなのかもしれません。
と、そこで考え方変えてみませんか?
つまりこれだけ人の行き来が少なくなったってことは地球温暖化のスピードに急ブレーキがかかったってことですよね。宣言ばっかりで一向にに進まない化石燃料の消費削減は、ここにきて大幅に達成できていると思われます。
免疫力アップだとかでブロッコリーが売れているというし、邪食の輩も多少は食生活を考えるきっかけになっているかもしれない。
しかし学校が前倒しで休みに入るのは、それによって引き起こされる可能性のある様々な問題に全く配慮しない付け焼刃的な発想です。ダイアモンドプリンセスの水際対策で露呈した政府の無策を、ここでまた露呈する可能性があります。
外出を控えなければいけない子供たちの精神的肉体的影響、親たちの仕事へのしわ寄せ。その職場での仕事の負担・・・・。
とにかく感染拡大を防がなければならない。そのためには集団で集まることをやめさせなければならない。ただその一点からだけの発想です。一方で学童保育は通常通りかそれ以上に混雑する可能性があります。
TVでは無知な専門家が「手洗いマスクの着用は必ずしなければいけませんし、集団で集まることで一気に広がる可能性がありますので」というと、「我々も協力しなきゃねえ」と素人のコメンテーターが一見優等生的な当たり障りないことを言います。これが知らず知らずのうちに同調圧力となっているのです。
必要なのは科学的に根拠のあることだけです。「たぶん」「だろう」という無根拠で予防対策しているのは今に始まったことではありませんが、そろそろ本気出してウイルスのふるまいを研究して、実生活での対策を考えるべきではないですか?
ところで学校の休校ですが、もし休校にするならついでに全国で夏休みまで休みをつなげて、これを機会に欧米のように9月から新学期が始まるようにしたらどうでしょうか?毎年2月3月のインフルシーズンや大雪で受験生が苦労しています。コロナ流行を機会に新学期や年度の開始を変更することを考える頃な(コロナ)のかもしれません。