20日金曜日に、仕事で使っているPCの電気が全く通じなくなりました。うんともすんとも言わず、中身のデーターが見ることもできませんが、心電図や胃カメラのデータを送ることも保存することもできません。
仕事に支障出ること限りなし。
実はこのパソコン10年以上前に自作したものです。自作PCと言ってもPCのことをよく知ってるわけじゃありません。とても詳しい人のアドバイスをいただき、言われるままに部品を買って、取説に書かれているままに組み立てたのです。
したがって今はPCの知識も全くなし。
とはいえ、まずは開けてみようとしてぶった曲げたのがこの写真。
ある意味感動さえ覚えるこのホコリ!よくもまあこんなにたまったものだ。何の文句も言わずにここまでよく働いてくれたものです。
さて電源が入らない原因ですが、初発症状がスイッチ部分の故障だったので、スイッチをいじれば直るだろうと考えたのですが、どうも違う。
一体何が原因なのか?調べるのに頼りになるのはネットです。可能性として高いのは電源ユニットの故障。もう10年以上使ってますからね、耐用年数が過ぎています。それと同じくらい可能性が高いのはマザーボード(MB)の故障。個々がだめだったらかなり修理困難。そしてスイッチの故障は1%とのこと。
MBと電源ユニットどっちが原因なのかもっと絞り込みたいですよねえ。でもできるだけ早く復旧する必要もあり。だったら専門業者に頼むのが一番かもしれない。
そう思ってPC修理を調べたところ大体2万はかかりそう。持ち込みすれば2000円安くはなるがそれでもかなりの出費。
ダメもとでPCデポーやネットの業者に電話して聞いてみましたが、自作PCは修理対象外だったり最低1週間はかかるというので、あきらめムード。ところがそこに一筋胃の光が・・・
「いやあ、MBだったらファンがちょっと回るとか何らかの反応はあるんですけどね」
何気なく言ったケーズデンキの店員の言葉。それは貴重な情報。
もう迷うことはないです。税込みで5000円ちょっとの電源ユニットを買って交換しました。
ばんざーい!!大成功。
まるで台風による大停電後の電源復旧に相当する感動です。
大変うれしいのですが、まだ胃カメラや心電図のデータ転送ができません。内部設定をし直さなきゃいけないと思いますが、これはこっちの業者にやってもらえるはずです。いずれにしても自分でやることの意義を再確認した次第です。