今朝トランプの側近弁護士だった人間が、ロシア疑惑に関する爆弾証言をしたというニュースが流れました。トランプが米朝会議の真っ最中だった時です。トランプは会議中も気が気でなかったと言います。
翻って日本の政治を考えると「なんだこの違いは!」と愕然としてしまいます。
保身と忖度だらけの国会発言。見ていると(といっても国会中継を見続けられるほど気が長くはありません)「小学生の学級会のほうがずっとまとも。誰が聞いても大ウソつきとわかるし」なんて誰だって思うはず、とヴィネは感じるんですが。なのにそれが平然と何度でも繰り返される。大人たちはこれ見ていて恥ずかしくないんでしょうか?
そして同じ今日のニュースで、「最近は就活で正解のない問題が出る傾向にある」というニュースが流れました。例えば「東京オリンピックパラリンピックの開催で、日本の将来に及ぼす影響についてあなたの考えを記しなさい」てな感じ。回答まで1週間ほどの猶予があるため、事前に意見を聞いたり調べたりすることが前提です。つまりコミュニケーション力や意見の集約、それをまとめ上げる能力が求められているのです。
これだよ!
今までの日本はこういう人を求める社会じゃなかった。組織の中で意見を言ったら「出る杭は打たれる」でその芽が摘み取られちゃう。丸い人間ばかりが集まって護送船団で日本は発展してきたのだろうなあ。ある意味島国だからお互い協力することでまとまって一つの大きな力になれた。でももうそれでは生きていけないはずです。正解が出るものは今後はAIによって答えが出るようになるでしょう。だからその場で正解を出す能力ではなく、多くの人間が黙ることなく様々な考え方を出して、その中から一定の方向性を生み出す能力が求められるのではないでしょうか?
そういう人間が多くなれば「あいつについて行けば汗をかかずに今の地位が保持できる。あいつがこけたら皆こけちゃうから、いくら嘘でもばれなきゃ徹底的に嘘通して素知らぬ顔してりゃすむ」という考えの狸親父が跋扈する国会が、次第にに変わっていくことが期待できます。
日本が変われるまであと20年かなあ。長いなあ~。