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ブログ 一覧 (2018年09月)

今までの ブログ の一覧です。

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O脚やX脚はなじみのある言葉ですが、ヴィネはここのD脚という珍しい症例を報告します。

症例は元来O脚の日本人で、長年過剰な膝への負担を強いる運動を続け、同部に強い痛みを発症。日常生活にも支障をきたすようになり、専門医を受診。変形関節症の診断を受け、右脛骨高位骨切り術(HTO)を受けることになった。
その6週間後経過観察のために立位レントゲン撮影(昨日)。患側は予定通りのストレート脚となり、レントゲン上はオペの目的完遂された。一方足の膝は元来のO脚のままであった(トーゼン)。

今後HTOは多くなると思われ、片側だけのHTOをした状態をD脚として定着させることを提案する。なお、両側のHTOを行った場合の状態、つまりストレートな美脚はV脚と命名する。

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アキレス腱にprp打って3日しかたっていませんが、その効果たるや驚くべきものです。あれほど何やっても効果なかったのが、もう痛みも腫れも8割方消失しています。prpも2回くらいやらなきゃダメかと思っていたんですが、この調子だったら後2,3日で完全治癒?

あーあ、prpのことを4年前に知っていたら歴史は変わっていたのではないか?

つまり、右のアキレス腱断裂は回避できたかもしれないし、もちろんオペもする必要はなかった。そしてブランクなくレースに出ることができたはず。そのレースもこのところ痛みを抱えての苦行に化していたのが、どれも完璧な状態で臨むことができたかもしれない。

まあ、過去を悔やんでも仕方ないです。これからはprpを武器に見事復活して見せましょう。

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自民党の総裁選で、小泉進次郎はだれに投票するかなかなか態度を明らかにしませんでした。その理由を「自分の動向で他人の判断に影響を与えることを避けたかった」ということですが、それってすごくおかしくありませんか?
政治家って自分の考えを表明して誰を引き付けるかでしょう。自分の言葉に動く議員がいてもあないですか。迷っている議員は何かを根拠に投票しようとしているんですから。

思うんですが、小泉は勢いのある安倍にビビっているんじゃないでしょうか。その点斎藤農林大臣のほうが態度は明確できっぱりしている男らしさを感じます。

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今場所、稀勢の里は進退をかけた場所になっています。何とか勝ち越しましたが、彼の相撲に残念なところを見つけました。

なんと、白鳳がやる張り手をやるんですよ。全取り組みを見ているわけじゃないので、どのくらいの頻度かわかりませんが、ヴィネは2回見ました。こんな手使わないでやってほしいですよねえ。

ちなみに白鳳ですが、彼も完全にその悪い癖が抜けてません。3回くらい張り手を見ました。

つまんねーの!

 

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prp療法を受けるために成田赤十字病院に行きましたが、たまたまヴィネの同級生が入院していまして、彼をお見舞いに行きました。とはいっても今日初めて聞いたので、何の手土産も持たずでしたので、いい迷惑だったかも・・・。

思ったより元気な顔で安心しましたが、なんせ卒業以来ですから40年近くあっていませんでした。しかしヴィネが走っていることは知っていたので、どこかで噂を聞いたのでしょう。
「彼はちょっと変わったやつなんだよ」
と、彼はその場に居合わせた奥さんに説明しました。
「いやいやちょっとどころじゃないかも」
そうヴィネは返しましたが、心の中では、へえ~やっぱり変わっているって思われていたんだ、とあらためて自分の評価を再確認した次第です。

自分じゃ変わっているとは思わないし、ただやりたいことやっているだけですが、これを自由奔放って言われるとちょっと違うかな。というのもこう見えて結構気を使っているところがあるんですから。

まあでも今日は同級生に会えてよかった。

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prp療法について書いたことありましたっけ?

いまチョー注目の治療法です。大リーガーの多くの選手が受けている治療法で、大谷選手も受けました。残念ながら選手として復活するにはオペをするしかないとのことですが、それでも打者としては申し分ないほどの復活しましたよね。

この治療法は自分の血液を遠心分離して高濃度の血小板液を患部に注入して血小板の持つ成長因子が治癒を促進するのです。おそらく欧米では10年以上前から盛んに治療に使われていたと思いますが、日本ではまだまだ発展途上の治療法です。

治療効果はしわやたるみに対する美容効果、靭帯や筋膜の痛みに対する鎮痛と治療効果、関節症の治療効果、歯肉の再生に対する治療効果など、多岐にわたります。なぜprpが効果があるのか、今だはっきりしないため保険適用にならないのです。

さてヴィネは何の目的で受けたのか?
美容?
いえいえ、実はアキレス腱症の治療が目的です。膝のオペをしている間に治るかと思ったのですが、全く治らずがっかりしていたんです。いまは走れないからこの機会を十分利用して、今年は体のメンテを徹底的にやろうって魂胆で受けました。

午前中休診にして成田赤十字病院受診して丁寧な説明を受けて、しかもprp作成現場を見学させていただき、いよいよアキレス腱にぶちゅ!

いいいい、痛すぎ~!

痛すぎて笑いが出るほどでした。

一回で治るとは言えません。2回はやる覚悟ですが、2回目は「先生のところで登録してやればいいじゃない」と背中を押されてその準備します。

いや~、今日はprpという最先端の治療を受けて、しかもそれにまつわる詳細な話まで聞いて濃厚な一日だった~。

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ベルリンマラソンでエリウド・キプチョゲが2時間1分39秒の驚異的世界記録で優勝しました。夢の2時間切りももう間近!そんな浮かれ気分の人が一般市民だけなく、マラソン関係者にも少なくはないでしょうね。

ヴィネはレース展開や彼についてのコメントはするつもりがありませんが、いつも42.195キロという微妙な距離に思いを寄せざるを得ません。

そもそもマラソンの語源であるマラトンの戦いの勝利をアテネに知らせるべく走ったという故事を大切にするなら、実際のアテネマラソン間の距離(大体35,6キロ)を正式距離にすべきじゃないですか。事実第1回オリンピックアテネ大会はそのコースで開催されたようです。その後開催のたびに距離は変わり、第4回ロンドン大会で26マイルにしようってことで決まりかけていたところが、わがままな王女アレキサンドラが「スタートは宮殿の庭からにしてゴールは競技場のロイヤルボックスにして」といったもんで、急遽26.385ヤードになったのです。これがメートル換算で42.195キロなわけです。第8回のパリ大会で正式にこの距離が採用された理由が、ドランドの悲劇の感動によるところが大きかったようです。
第4回大会の時にトップで競技場に入ってきたイタリアのドランド選手が、疲労困憊して5回も転倒して最後に係員に助けられてゴールしてしまったのです。トーゼンこれは失格!まあ100年も前の話ですからルールより感動が行動の後押ししたんでしょうね。

というわけでどっちにしろメートル法に換算したから中途半端な数字になったわけで、アレキサンドラ並みにわがままな女王でも出てきたら「42㌔ちょうどにしろ」とか「いやいやマラトンの故事に忠実に従うべきだ」とか言い出してルールも変わったかもしれません。そしたら2時間切りへの期待のわくわく感も変わっていたかもしれません。

ところで100メートル競走にもそういったエピソードがあったらおもしろかったですねえ。ヴィネはアレキサンドラ王女には100メートルでもわがまま言ってほしかったと思うんですよ。
「100メートルは面白くないわ。尺貫法で100町(109.09091メートル)競争にして」って。
そしたら最高時速44キロのボルトもまだ10秒台の凡記録で「夢の9秒台はいつか!?」ってな楽しみが続くのに。

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仰々しい学会発表のような内容ですが、結構真剣な内容で、膝ポンものです。

今時の医者で口内炎を真剣に考えている医者は皆無でしょう。口内炎出来た患者には口腔内専用のステロイド軟膏か貼付剤を出すだけで何の説明もされないことでしょう。まれに頻発する口内炎にはベーチェット病を疑って検査するかもしれませんが、99%以上普通の口内炎です。

ヴィネは違います。
まずは食べ過ぎがないかどうか聞きます。普通はみんな「ない」と答えますが、大体の現代人は普段が食べ過ぎだから、ことさら自分が食べ過ぎとは考えていません。ここでしつこく「いやあんた食べ過ぎてますよ」とは言いません。たいてい反発されますから。
続いて口内炎治療は痛くなる前に開始すればすぐ治るので、口の中に違和感(ふつうは痛みのな腫れ)を感じた時に口内炎治療開始すれば、1,2回で治ると説明します。みんな放置して3日くらいして痛すぎて受診するから治るまで1週間かかるのです。ここで患者さんは「へー、そうなんだ」と感心します。
さらになぜ口内炎になるのかについて説明に及びます。口内炎で痛くなるのは食べさせないためなんですよ。昔は柔らかいものがないから、口内炎になると硬い食事材が当たっていたいから食べなくなり、それで治ったんだけど、今では痛くてもやわらかい物や流し込む食べ物で食事量を減らさなくて済むようになったので、今まで通り食べ続けるので治りにくくなったんですよ。ここまで説明すると「そうそう、カステラを牛乳で流し込んでいたわ」と、患者さんはどんどん話に引き込まれていきます。

ヴィネは20年前に甲田医院で超少食糧法の体験入院しました。この後しばらくして口腔粘膜を噛んでしまったときに自然治癒した経験があり、驚いたことがありました。その後も自然にできた口内炎が食事を減らすことで自然に消退することに気づき、口内炎の発症機序が食べ過ぎないし胃への負担過剰にあり、治りにくいのは食事量を減らさして胃への負担を軽減しないからだという結論に至ったのです。

ここまで説明すると患者さんのヴィネを見る目の瞳孔に、ヴィネの背景に輝く後光が反射していることに気づきます。アーメン。

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あのー、とってもくだらない話なんで、スルーしてもらっていいんですけど・・・・。

ヴィネは頻繁に鍵を忘れます。

今のところに引っ越したのが12年前。その前は15キロ離れたところから通勤していました。病院に着いてから「あ、鍵忘れた!」と気づき、持ってきてもらうまで30分くらい外で待っていて、診察に来られた患者さんに「すみません、鍵忘れて入れなくって、30分後に来てもらえますか」とお願いすることがありました。しかもそんなことが1,2回じゃなかった。

今の家は病院から直線距離で1キロなので、忘れてもすぐにとりに行けます。といっても忘れるのはよくありませんよね。あまりにも忘れるので通勤ランの時にウエストポーチに入れるものとして4Kを確認することにしました。それは「金、紙、鍵、携帯」です。そんな習慣をつけても時に忘れちゃうのです。

今は職員が先に来て鍵を開けてくれているので、鍵を忘れても病院に入れますが、鍵を忘れたことに気づかずに一日過ごしてからさあ帰ろうとしたときに、ほかの職員が帰ってしまっていると病院の施錠ができなくなったことがあります。そんな経験を通して院内にも鍵を置いておくことにしました。

いろいろ対策しても、どうしても時々鍵は忘れちゃいます。どうしてこんなにヴィネは鍵を忘れるのだろうと考えたところ、あることに気づき、「これじゃあヴィネは鍵を忘れる運命なんだ」とある意味諦念に似た気持ちになりました。

そしてそのあることとは・・・・

鍵を忘れた時って何て言います?「あ、鍵忘れた」ですよね。それを英語で言うとなんでしょう

「Oh! No key!」でしょうかね。それって「オー!ノーキー!」→オノキ→小野木・・・・・・・・( 一一)

だから言ったでしょ、くだらないって・・・・。

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大林宜彦監督って美食家なんですって。

「僕はね、助監督が紹介するお店に入ってまずかったら、その人間を信用しないようにしているんです。食に対して鈍感な人間は、表現に対しても鈍感です。面白い映画なんか創れるはずがないんです」

この大林監督の言葉を聞いて皆さんはどう思われるでしょうか?
「さすが監督。そこまでこだわっているんですか。常に美しい物やいいものを求める姿は、いつでも完璧なものを創ることに通じますよね」
でしょうか? ヴィネは「大林監督ってなんて寂しい人間なんだろう。こういう人って虐げられた人とか恵まれない人に対しても、人として尊厳することができないのではないか」と思います。世界にはうまい物どころかまともな食事ができない飢えている人が何十億人といることをどう思っているんでしょうか?

大林監督、

あなたの一食が環境にかける負荷は、アフリカの子供たちの食事の100人分くらいかもしれないって考えたことないんですか?

あなたの食にこだわる言葉で、周りのいる人たちがプレッシャーを感じるってことに思いをはせたことはないんでしょうか?

あなたが災害にあって避難所に避難した際、提供される食事に対してどうおっしゃるのでしょうか?

ちなみにヴィネはどんな粗末な食事でも食べられます。普段から塩分の少ない食事をたべたり、油を避けたりしてむしろ味覚を落として慣れるようにしています。そうすればどんな状況でも不満を言わずに、食べられることに満足して食事ができます。

まあ、美食家って不幸ですよ。

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