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2018年07月01日(日)
2018年06月24日(日)

ひざの手術を受けることにしました。

今、日常生活で制限を受けることはないのですが、常に膝の内側に軽い痛みがあります。そして走ると突如痛むことがありそうで怖くて走れません。MRIでも半月板は損傷しているし、軟骨にも影響は及んでいそうですから、このまま練習再開すればこれ以上痛めつけることになりそうです。

夏休みを利用してまずは関節鏡で見て、どこまで損傷を受けているのか判断し、実際に半月板を一部切り取ることにはなりそうです。そしてさらに軟骨まで影響があれば、脛骨骨切り術を受けます。膝の下で脛骨を8割くらいでしょうか横に切って、そこにくさび型の人工骨を埋め込むのです。それによってヴィネの右脚は長年のO脚に別れを告げて、美しいストレートな膝になります。ただし、人工的な骨折を起こさせるわけですから1年くらいプレートで固定します。

そして練習再開はいつになるかわかりません。半年いくらいは無理かもしれませんし、再開できたとしてプレートが入っている状態ではいい走りはできません。1年はだめだろうな。63歳は記録なしに終わりそう。

さらに賢明な読者ならお気づきでしょう。
「反対側の脚はどうなの?」
症状がなければ手術はしないのが基本ですが、左右のバランス悪くなっていずれ反対側にも症状が出るんではないでしょうか?だったらどうせ練習できないのなら今のうち反対側もやっちまった方が将来的にはいいんじゃないか?
ですよねえ、そのほうが両足ともきれいなストレート脚になるし、もしかすると「美しい脚コンテスト男性高齢者の部」で優勝できるかもしれませんし(そういうコンテストがあればの話ですが)。

さらには手術後のパフォーマンスはどうか?
理想の膝を手に入れたら記録アップルすんじゃないか?との期待をしたいところですが、それが実はうまくいかないらしいのです。理由を聞くと、それ迄その脚で慣れてきたため、いきなりの変化に対応できないというのです。さらにはもとのレベルまで戻れたら学会報告ものだとまで・・・・。

「スポーツマンは難しい」とはあるスポーツドクターの言葉です。
しかし、そこは対応力の高さのヴィネです。2年先、3年先になるかわかりませんが、またサブスリーの世界に舞い戻ってやりましょう!

よくキシリトールのガムを噛みます。虫歯予防という意味ですが、ガムってちょっと改まったところではふさわしくありませんよねえ。

先日ある知人がミントを食べているときに、分けてもらいました。スーッとする爽快感が口腔内全体に広がり、子供のころの忘れていた感覚に浸りました。

昨日電車に乗るときに売店でキシリトールのガムと、試しにミントを買いました。電車の時はガムはトーゼンのこととして、ミントってどうなんだろう。

すると新たな発見が・・・。空腹時にミントを口にすると結構我慢ができるんです!これってダイエットにはもってこいですねえ。今までは腹が減ったらカロリーのわかっている少量の糖質をとるのがいいと思っていました。例えばアサヒのスーパーフードキューブです。一個22キロカロリーだから計算できますよね。4つか5つ食べると2時間くらいは持ちます。

まあこれでもいいんですが、ミントのほうがカロリーはうんと少ない。ほとんどとっていないようなもの。空腹を紛らわす持続時間は少ないけど。そのたびに食べても大したカロリーなし。なんか山椒で減塩ができるとの似ています。山椒は舌の感覚をしびれさせて塩分を減らすことができるんです。

もしガムを噛んでいて、不意に上司にでも会ったらそのガムの始末に困ります。ベロの下に隠してもなんとなくしゃべり方が変でそれとなく悟られちゃう。こんな時にごっくんできる人は少ないと思います。ところがミントならすぐにのみ込めることができます。

しかし「ミントは素晴らしい!」とそのまま喜んでいるヴィネではありません。たとえ少ないカロリーでも普通のミントには砂糖が含まれています。当然歯にはよくないはず。やっぱ食べるならキシリトールミントでしょうねえ。今度はそれにしよっと。

医療の分野でもAIが進出して医者の役割が減ると言われています。

容易に想像できるのは診断分野です。CTやMRIの診断で専門医でなくても正確な診断ができるようになり、また見逃すことも激減すると思われます。又治療分野においても最も適切な治療法をはじめから選択できるようになるでしょう。そのため無駄な処方もなくなり、医療費削減も可能になるでしょう。もちろん医者の役目が少なくなるわけですから、医者あぶれの時代が来るでしょう。

しかしそんなAI時代が来ても、AIにとって代わることができない分野があります。
それは在宅医療でしょう。

AIは膨大な過去の経験から学んで最も正しい結論を導き出すことができるのでしょうが、在宅医療の現場では一例一例違っていてマニュアル化できないのです。人の心が大きく影響して、しかもその心が症状の変遷に連れて、また医学とは関係のない遠くの親戚や友人知人の情報など周囲の状況に連れて揺れ動くのです。患者さんは昨日決めたことと全く違ったことを言い出すこともしばしばあります。専門分野での多くの治療経験が全く機能しないこともあります。一般病院で優秀な医者や開業で多くの患者さんを診ている医者がてきぱきとこなせない患者さんがたくさんいます。

そんなわけで在宅医療はAIが踏み込めない領域なのではないかと思うんですが、現実はそんなに人間味のある暖かい医療でもなないのです。人の意見を聞かずに、患者側の立場が弱いことをいいことに押し付け医療となっている現場も実際あります。
よく在宅医の本の帯に「年間〇百人の看取り実績」とか「見取り数〇千件」とか、数字で自分の価値や実績を自慢している人がいますが、この人たちって看取った数がどうしてそんなに自慢なの?と思ってしまいます。

西日本豪雨の被害がものすごいです。その被害の範囲の広さ、死者行方不明者の数、そして映像で見る土石流に巻き込まれた無残な家屋や自動車の数々。道路や橋もズタズタです。
あの家も車もみんなゴミになるのでしょうか?被害額は兆の単位にまでなるかもしれません。表向き元通りになるのにさえも数年じゃきかないでしょう。
数十年に一度の非常に激しい雨とか言ってますけど、その言葉を毎年聞いています。来年も、そして東京オリンピックの年も大災害に見舞われる可能性が少なくないです。たとえオリンピックの時に東京に集中豪雨がなくても、その直前に今回のような大災害が起きたら、オリンピックだなんて浮かれていられないはずです。

オリンピックで資材や人材が大量に持っていかれて、復興がスムーズにいくとは思えません。今更ですが被害大国の日本はオリンピック開催すべきではなかったのです。

このままじゃらちが明かない

そう思って急遽MRIを受けました。たまたま膝関節を専門とするスポーツドクターE先生に巡り合ったのが幸いでした。すぐにレントゲンとMRIをとってついでにアキレス腱の相談もしました。

そしてMRIの診断は・・・・。
「OA(変形性膝関節症)ですね」

その言葉は4年前にも聞きました。しかしO脚であることは認めますが、本当に?E先生が指摘するのは少し右の内側の関節裂隙が狭いこととわずかに関節面が乱れているところでした。そしてMRIは、内側の半月板が圧迫されて外に押されていることや、半月板が年齢的な変化でばさばさになっているようで、一部は切れているのだろう、さらには軟骨も少し表面が乱れているとのこと。

「これは進行性の病気で自然には良くなりません。もし今後もスポーツを続けるのなら骨切術という方法があります。」とのことです。骨切術って相当進行したOA患者に行うイメージがありましたが、むしろそういう人は人工関節で、ヴィネのような初期の治療には骨切術が適応のようです。しかしこの手術を受けるとまず1年は実戦に戻れません。場合によっては2年・・・。

ネットでは変形性関節症にPRPをやっているところもあるのでそれを聞いてみると、「PRPはあまり膝に効果ないんですよねえ」
おいおいそうかよ。のぞみが消えていく~
骨切術に関してその後別の整形外科医に聞いたところ、この医師はあまり詳しくはないのですが「そりゃアスリートは別かもしれないぞ。セカンド(オピニョン)に聞いてみたほうがいいよ」とのこと。

骨切術をしたら最低2週間、普通は3週間の入院が必要になります。急にそんなに長期に休むことはできないから、まずは関節鏡をやって直視下に見て老化具合を判断し、ぐさぐさになっているところはきれいにしてもらうことにしました。

MRIで方向性は決りましたが、予想外の展開となりました。

ちなみにアキレス腱ですが、これもE先生は「アキレス腱炎ですねえ、これも治りにくいんですよ。」がっくりの答え。まあしかしこれについては自分なりに何度か治してきたので何とかしようと思います。

ランをしているとしばしば池のはたで何人ものおっさんたちがたむろしているところに出会います。例外なく競うように2,30センチもの長さの望遠レンズ付きの高そうなカメラを持っています。
リタイアして時間はたっぷり。お金もたっぷり趣味につぎ込むことができるのでしょう。

彼らが待ち受けているのはカワセミ。
池の真ん中に突き立てた棒に止まるのを待っているのです。
カワセミはいつ来るかわかりません。すごく気の長い勝負ですよねえ。ほとんどの場合、おっさんたちは何もすることなくぶらぶらして立ち話しているのです。

実は昨日ランで帰宅途中一羽の鳥がヴィネを追い越して2,30メートル先の側溝の手すりに止まりました。体の割にくちばしが長いのでまさかとは思いましたが、カワセミでした。300メートル手前にはカッパ池がありますので、このあたりを縄張りにしているのでしょうか。

数年前にはこのあたりでフクロウも目撃しましたし、イノシシも出没します。自然が豊かというのか、田畑が荒れ放題になっているというのか、これからこういう光景に出くわすことが多くなりそうです。

世間一般にはアキレス腱炎という名前で通用していると思われますが、アキレス腱周囲炎というものと区別するようなことも言われています。そしてその区別方法まで成書には載っているんですが、実際はよくわからんのです。

そして多くの人にはなじみのないアキレス腱症という言葉。おそらくMRIで検査するようになり、「炎症じゃなくアキレス腱の一部が切れているのだ」という概念が沸き上がったんじゃないかと思います。

確かに運動を休んで何か月もたつのに全然治らないのは「切れている」という概念をもってすればなんか理解しやすいです。

しかし概念は変わっても治療法には進歩ないです。鎮痛剤とかシップとかストレッチでした。最近PRP療法が注目されて、大リーグ大谷や田中選手が受けて早期復帰したりするニュースを耳にします。

ヴィネが読んだ文献には3症例の治療効果が取り上げられていました。いずれも数か月もの長い病悩期間(なおらないでどうしようかな~てな感じで過ごしている期間)があり、PRP療法に至ったというのです。しかしその治療法を読んで「あれ?」っと思いました。だってPRPを患部に注射してその後1週間荷重を避けるのです。つまりギブスまいたりしているのです。

初めは「へえー、すぐに復帰できるわけじゃないんだ」と単純に思いましたが、しばらくして考えると、もしかすると本当にPRPで治ったんじゃなく荷重避けたことがよかったんじゃないか?と疑いを持つようになったのです。

そこで取り入れた24時間ヒールアップ療法。こんなに効果があるとは・・・・。結局炎症、周囲炎、腱症という区別なんてどうでもよく、単にヒールアップすればいいだけなのです。

あまりにも効果が高く、そしてあの苦しみはもう嫌だという思いから、今のところ走るときもそれ以外の時も、寝ている時間以外は常にヒールアップしています。あまりにも長期間片方の足だけヒールアップするのはもう一方の脚に負担がかかると思われ、今後対側にもヒールアップをしてみようと考えています。

参考までに、一抹の不安、ヒールが臭くなるんじゃないかという心配は今のところありません。

ランを再開して3日目です。まだ朝に6,7キロ走るだけですが、今までとはっきりと違いが判ります。

まず仕事の能率、というかてきぱき度が違うなあと思います。もちろん今までもてきぱきと処理で来ているんですが、コンマ何秒か動きが違うんです。

体のスッキリ度も違います。今まで糖質はかなり控えていましたが、走るようになり少し取り始めました。体重は変わりありませんが、脂肪が筋肉に置き換わっているような、そんな感覚になっています。

足ですか?アキレス腱は悪化していません。今日少しだけ半月板に痛みを感じました。まだ様子見の段階で、いわゆるガンガン(英語では「キチガイみたいに」っ表現するんですね)は走れていません。

走りだめできたこれまでの気候のいい時期に走れず、これから本格的な夏を迎える厳しい天候の時期ににやっと回復したのは少し残念ではありますが、くそ暑い夏に強いヴィネならそんなことはチャラチャラっと克服できます。

医療の進歩は目覚ましいものがあります。

iPS細胞はもちろんですが、免疫チェックポイント阻害剤で進行がんに驚くべき治療効果が得られたり、ダビンチ手術でより細かい手術が可能になったり、挙げればきりがないです。
しかし一方では横浜市立大学病院でまたもやがんの見逃しで会見が開かれたりと、非常にレベルの低いところでの医療ミスが目立ちます。しかしこういったミスはいずれAIによって解決されることになるでしょう。
つまりCT,MRIをとってその読影はAIに任せるわけです。ミスは大幅に減らすことができるでしょう。もしかしたら診断分野では医者が食っていけなくなるかもしれません。

がん検診も将来的にはなくなるかもしれません。血液たったの1滴で多くの癌が高精度で診断できる技術がすでに開発されているからです。しかしこんなことになったらがん検診で儲けている医師側から猛反発が来るでしょうねえ。そんな抵抗勢力も患者側が血液検査のほうに流れていけばわがまま言っていられなくなります。早くそんな時代が来るといいですねえ。がん検診ってはっきり言ってすごく効率の悪い作業(逆に言えば医者だけが得する仕事)ですから。

一方絶対に将来的にもAIに任せられない分野があります。在宅医療です。

とてもローテクで新しい技術が入る余地が狭く、AIの入れる余地は皆無です。ここでこそ人間力が発揮される分野。人と人の深い関係が必要となります。言ってみれば文化人類学的な素養が必要になってきます。
世界に先駆けて超高齢化社会の日本は見方を変えるとどんどん人が死ぬ社会となってきます。しかしそこに商機を見出し「儲かるから」という不届きな思いで在宅医療に参入する医師もいるはず。年間の見取り患者数を自慢げに話す医師や著書のサブタイトルに「年間見取り数〇〇〇人」と数だけを強調していることにも大変違和感を覚えます。

人生の最後の医療ってこんなんでいいんですかねえ。地獄の沙汰も金次第と言いますが、そりゃ違うでしょう!死ぬ時ぐらいカネのこと考えないで送り出してあげたいものです。

1週間ぶりのランです。ヴィネの天才的発案でヒールアップインソールが劇的な治療効果を発揮し、アキレス腱の痛みはななくなりました。そして今日ゆっくりランを再開。キロ6分半弱ですが7㌔を走りました。アキレス腱は痛くありません。しかし腓骨筋腱に違和感と反対の膝蓋骨腱に痛みがあったので、無理はしませんでした。

帰宅してからも痛みはなし。しかし念のため家の中でもヒールアップインソールは靴下の中に入れて過ごしました。夜アキレス腱をみると、痛みはないけど少しふくらんでいるのが少し気になります。