「へい、らっしゃい!」
今じゃそんな元気のいい挨拶が聞かれるところへの出入りがはばかられます。
居酒屋や食堂の玄関の暖簾って味わいありますよねえ。日本独自の文化でしょうか?
そんないい文化を医院で継承してもいいんではないか!と思ったわけじゃないけど、当院に入ったところにこんなものを設置しました。
設置の本当の理由は、左下に見える発熱している人への注意書きの看板(10月14日の「こんなもの作ってみました」参照)を玄関の外に置いていても、気づかずに入ってくる方がいるからです。でもさすがにこの暖簾を見たらだれでも気づきますよね。特に初診や久しぶりの来院の方には、注意を促したいのでこれは効果的です。
はじめは電飾の注意書き看板を玄関に着けようかと思ったのですが、お金かかるし不要になったときに処分に困ります。自動の体温測定機器もかなり値段が張るし、なんか監視しているみたいでいやですよね。それに熱なんて解熱剤でいくらでもコントロールできるし、味覚障害だけの熱のないコロナ患者もいるしで、効果が限定的です。というわけでヴィネの独創力が働いたわけです。暖簾って文字通り温かみあるし・・・・いいんじゃねえ~。
暖簾は昔医院で使っていたものの再利用です。買ったものは横に渡したツーバイフォーの木だけです。欠点は柄があるので注意書きが目立たないことです。でもそれはこのパネルにボンボンつけるとか、昔ウルトラに参加した時にもらった、夜間走行の時に使うチカチカライトを使えば解決です。