千葉県市原市 外科 内科 皮膚科 アレルギー科 婦人科 スポーツドクター 食習慣・運動習慣改善指導

Slide One
Slide One
Slide One
Slide One
previous arrow
next arrow

新着情報 一覧

今までの 新着情報 の一覧です。

2021年11月10日(水)
2021年11月05日(金)
2021年10月30日(土)
2021年10月30日(土)
2021年10月29日(金)
2021年10月26日(火)
2021年10月17日(日)

少しずつですが、断捨離(ミニマライズ)しています。

断捨離で大きなウェイトを占めるのが本と衣類だと思います。もともと衣類は多くないし、大したもの持っていないので、捨てるのはかえって前髪を引かれる思いです。

一方本ですが、仕事に関する本が多すぎます。しかも読んでいない!!!(*_*;

学生時代の教科書もありますが、日々進歩する医学の中でヴィネが学んだ教科書は古すぎます。しかしこの教科書によってヴィネの今があると思えば、教科書を捨てるのは親を見捨てるようなもの。目を通さななくなったとはいえ、まだ捨てられません。ヴィネが死ぬときに棺桶にでも入れてもらいましょう。

教科書以外の医学の本ですが、ちょっと気になって読みだすと、眠っていた知識欲が呼び覚まされてしまいました。

「これらの本を目を通さずに捨てるのは、己の職業に対する冒とくではないか!」

そう思って、時間があるときにざっと目を通して、さらに開業以来記録している「診療お助けノート(別名タイガーロール:虎の巻」を作り始めました。そうすると治療に難渋している患者さんの治療に一筋の光明が見えてきたこともあります。早速その患者さんのカルテに次の診療の時の対策を記録しました。

こうして週に4,5冊の本を断捨離する計画です。

  西洋人は日本の蚤の市で買ったアンティークを、日本人の発想ではなかなか浮かばない使い方をします。また町おこしをするときに学生にお願いすると、とてもいいアイデアでプラニングします。

このように既成概念にとらわれない人たちは、大きく化ける可能性を秘めています。

おそらくプロ野球も既成概念で縛られた社会でしょう。これまでの実績のある人間で、しかも周囲とうまく付き合える、言葉を変えると忖度する、いやわきまえることのできる人間が監督になる可能性が高い社会です。そこに新庄の登場です。

記者会見では襟の高さがが20センチもあろうかというド派手なスーツを着て登場です。就任依頼が来た時に
「俺でいいの?」
「いや、俺しかいないでしょう」
と思ったというから頼もしいじゃないですか。

「優勝なんかねらわない」という言葉も、ほかの監督だったら絶対に言いませんよね。何から何まで常識破りな新庄に心情的には傾倒します。

が、しかし歯のホワイトニングはやりすぎじゃないでしょうか。

ところで医学会も新庄のような常識破りの人間が出てきて、大ナタを振ってほしいですねえ。あまりにも医療はマニュアルに従いすぎて(そのマニュアルも「白い巨塔」というんでしょうか)つまらない。ヴィネは自分を常識破りの医者の方だと思うんですが、立場としてしがない地方の一開業医ですからねえ。影響力なさすぎ。

 

最近のランについてですが、モチベーションの低下が続いております。それに加えてふくらはぎの痛みが出る怖さがあり、スピードを出す練習ができません。また距離も増やせません。結果アンディの散歩プラスアルファ程度のランになっています。

それでも時間があるときは長距離に挑もうとしてはいます。

今日はアンディと4キロ、通勤ランで4キロ。そして帰宅ランですが、出だし調子よく、久しぶりの10キロに挑戦したくなりました。タイムはキロ6分を切っています。昔なら超遅いスピードですが、最近は6分切ることがとても少なくなっています。

アンディと走っているときは早くてもキロ8分もかかります。ビーグル犬はにおいに敏感で、常ににおいをかぎながら進むのでとても時間がかかります。いったん走り出しても急に止まって草むらなどかぎまくります。時々黒柴を散歩ランさせている人とあいさつを交わすのですが、黒柴は淡々と走っているので、ランニングにも向いてるようです。

キロ5分20秒平均で順調に走り、7~8キロは5分11秒に縮めました。しかし直後に突如左ふくらはぎに痛みが・・・。それがみるみる間に強くなり9キロ手前で止まらざるを得なくなりました。最後は6分半程度まで落として何とか10キロに到達しました。

1週間ほど前にも同じところを痛めています。この1年右ふくらはぎ、左ふくらはぎとずっと痛め続けています。痛みは肉離れに似ていますが、マッサージをすると気持ちがいいので、筋線維は切れていないのでしょう。簡単に言うと柔軟性の低下なのでしょうか?ランに対する気持ちが少しずつ離れていくようで怖いです。

ヴィネはこんな話聞くとホントがっかりします。

ある耳鼻科の教授が医師向けにのどの違和感の原因を解説した論文を出しました。

まず、「のどに違和感を訴える患者は多いが、診断がつかない」というところにクラクラめまいを覚えました。なのにこの人はのどの乾燥を防ぐように指導しているのです。ということはこの人は乾燥させることが違和感を起こす根底にあるのではないか、と考えているわけですよね。まあそれはいいとして、ヴィネは乾燥対策として提案した内容が、「専門家」らしいなあと思ったのです。

この人は「中と外の両方から加湿してください」と呼び掛けています。

この人が言いたいのは、
①1年をを通して1日1.5リットルを目安として水をこまめに飲んでほしい
②夜中のトイレを気にする人もいるが、ぜひ寝る前にもコップ1敗の水を飲んでほしい
これが中からの加湿で、外からの加湿は
③マスクや加湿器を使い吸い込む空気の湿度を高める

この方は自分の専門分野のことしか考えていません。もし夜間尿が多くて困っている人が泌尿器科に行ったら、おそらく寝る前の飲水は控えるように言われるはずです。これは熱中症予防に「こまめにスポドを飲みなさい」という医者が、虫歯の治療をする歯科医の立場を考えていないのと同じ構図です

それに1日1.5リットルの飲水は夏はともかく冬場はかなり多いです。おしっこばっかり行くようになっちゃいます。また脱水状態でなければ日頃から余分な(!)水分とることでのどが潤うはずはありません

③ですが、これは自分の頭の中で理屈をこねて導き出した理論です。一見正しそうですが、のどに関して加湿するより口呼吸を絶対にしないことのほうが重要です。その点、この方は気が付いてはいます。「口呼吸になりのどが乾燥してイガイガなどの不調につながる」とコメントしているからです。しかし口呼吸がアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎など鼻詰まりが原因で起こっていると、限定的に考えているところが間違っています。

多くの人が寝ているときに口呼吸になって、のどが乾燥して軽いのどの炎症を起こしていることに気づいていないのです。この時の炎症は非常に軽いので、診察時に肉眼的には正常に見えるのだと思われます。だから「診断がつかない」というのです。まるで自分のやっていることがわからなくなり、迷子になったようです。しかし迷子になったことに気づいていない(自覚ない)ことが専門家らしく、根の深さを感じます。

ふつうの水分摂取で、口さえ閉じていればのどが乾燥することはありません。鼻から入る空気は鼻腔で加湿されてのどに到達しますから問題ありません。しかし睡眠中は意識がなくなり、筋肉の緊張が落ちて口が開くことがあります。特にアルコールが入ると筋の緊張は落ちます。口が開いちゃったらいくらマスクをしても、加湿器を使っても粘膜は乾燥します。だから口テープなのです。目玉をずっと開けてられないのと同じですよ。

 

コロナパンデミックで、手袋を使う機会が増えているようです。しかし、きちんとその必要性を説明ができる人はほとんどいないんじゃないでしょうか?

当院の患者さんで、手袋をつけてこられる方がおひとりいらっしゃいましたが、その方は半年後にはやめていました。なぜつけたのか、なぜやめたのかについては聞いていません。まあ、医療情報には詳しくないでしょうから、報道などで情報を得て「感染防止には手袋が必要だ」と過剰に反応したのだと思います。

しかし、医者が職員に仕事中に手袋をつけさせるとなると話は別です。ある医療機関に勤めるその人は、ラテックスアレルギーで手がかぶれています。なのにやめることができません。
手袋が必要になるのは手術の時や処置の時がほとんどで、しかもその行為が終了したらその手袋は使い捨てにしなければいけません。したがって事務職の人が仕事中にずっと手袋をつける意味は全くないのです。

話によると、そこは発熱外来をやっているので、県から大量の手袋が送られてきたから、それを処理するために使わされているようでもあります。当院にも大量に送られてきましたが、ヴィネはその一部はもっと有効に使ってくれそうなところに寄付しました。

コロナで政府はすごい無駄遣いしてますねえ。医療機関に配布するこれらの対策物品もそうですが、最近の報道ではアベノマスクが115億円分、配布されずに倉庫に保管されたままで、その保管費用に6億円も無駄遣いされているといいます。為政者の根拠のない思い付きで500億円以上の無駄使いした上に、さらに毎年6億円の無駄金を国民は払わされるんですか! 納得いかんなあ。

当院には合併浄化槽があります。メンテのために業者が定期的に検査に来ます。

前回の検査の時にブロアーが壊れているので修理したほうがいいといわれて、見積もりを依頼したところ17万円ほどの数字でした。そしてもしオーバーホールしたら15万くらいだというのです。

ふつうは「じゃあ新しいのに交換してください」となるのでしょうね。

ヴィネはこう言いました
「基本的には交換で行こうかと思うんですが、その時にどうゆう状況なのか現場で説明していただけますか」

すると相手は
「もしかすると、先走った見方したんじゃないかと思います。ブロワーそのものじゃなく、別の○○(専門的ななにか)が悪いのかもしれません。そうするとそんなには費用が掛からないと思うんですが」というじゃありませんか。
当然ヴィネは「ん?こりゃ何かあるな」と思いましたよ。

そして今日の現場での説明になりました。と、どうでしょう。はじめっから、ブロワーは問題なし。単に検査当日動いていなかったからブロワーが壊れたと早とちりした。もしそうだったらブレーカーが落ちるはずなのに落ちていないから、何か一時的な不具合だったんだと思う、とのこと。

つまり全く修理の必要なしです。
ヴィネは、最初の電話でピーンときました。やはり「現場での説明」要求が効いたんだと思います。そのまま「お願いします」だったら、必要もない交換を17万円かけてすることになったでしょう。

この合併浄化槽は、過去に別の業者が何も検査せずに報告書だけ書いていったことがあります。ヴィネが医院の中にいたのに気付かずに手抜きをしたのです。ヴィネは「何もしないで帰った」と会社に報告しました。そんなことがあって今の会社に変更になったわけです。その会社もおんなじかあ・・・。

世の中安心して人に任せられないです。

ワクチン接種の後抗体価について検査会社から資料をいただきました。

これによると、ほぼ全年齢で1,000U/mlをピークの山になっています。しかし全く抗体ができない人や、逆に9999.9u/ml以上にもなる人もわずかながらいます。抗体価がすごく高い人は相当副反応も大きいんじゃないでしょうか。

というのも、ある医者が3回の接種を短期間でやったところ、非常に体調が悪くなり、その状態が何週間も続いたというのです。そして抗体価は5000くらいに上がっていたとのことで、そこまで上がると体はアップアップ状態になるんでしょうなあ、と思ったわけです。

ちなみにヴィネの抗体価ですが、接種後2か月で748,3か月で545、5か月で475でした。やっぱり年明けには追加接種が望ましいですね。

驚きましたねえ、ヴィネの身近にもコロナ対策でイベルメクチンを個人輸入している人がいます。

その目的や使用実態はまちまちです。副反応のことでワクチンを打つのをためらって、イベルメクチンを個人輸入して、まさかの時にはそれを飲もうと考えている人。第5波の真っ最中に心配で飲み始めた人。予防効果を期待して週一回服用している人。

そういった方から相談を受けるのですが、答えようがありません。まずイベルメクチンはコロナに効果があると認められたわけではありません。たとえ効果があるとしても、コロナのどんなステージに効果があるのか、飲むタイミングはどうなのかなど、素人の人が判断できるのでしょうか?

さらに個人購入したその薬が本物かどうか、疑わなかったのでしょうか?もしかすると中身はうどん粉かもしれませんよねえ。

みんな別な意味で勇気あると感心します。

新聞に伊吹元衆院議長インタビュー記事が載っていました。彼は次の衆院選挙に出ないとのことです。その一部を掲載します。

人は間違うものだから、人が一人で決めたり、政党が排他的に決めたりすることは極めて危険だ。他の意見に対して寛容であって、いろいろな意見を認めるのは保守の必要条件だ。内閣は国会に対していろいろな説明をして、承認を得なければいけない。それが間接民主制と議員内閣制だ。

いやいいこと言いますねえ。まさにその通り。なんか教科書に出てくる文章みたいでとても優等生の言葉。さすが衆院議長まで務めたお方。

しか~し

じゃあ何でこの9年近くあんたは声を上げなかったんですか?いや、口には出したのかもしれないが、ぜ~んぜん国民に伝わってきませんでした。やめる段になって心地いい言葉を聞いてもな~んにもうれしくありませんわ。

新型コロナの抗原検査が薬局で売られ始めました。

以前にもコメントしたんですが、「抗原検査でマイナスだから、熱があったって自分は感染していない」と過信している人がいます。政府は抗原検査で陰性なら例えばコンサート会場やスポーツイベント会場にに入れるという指標にしようとしているのでしょう。しかしこれは問題があります。

抗原検査はウイルスのたんぱく質を検出する検査ですが、ウイルスの量が多くないと検出できません。おそらく無症状だったり軽い症状では抗原量も少ないので陽性に出ないでしょう。また死んだウイルスのたんぱくにも反応しますから、感染していなくても、もしくは治った後でも陽性に出る可能性はあります。ただ、陽性でなければ強い感染力はないとだろうとは推定はできます。だから政府はコンサート会場で抗原検査を導入することを検討しているのでしょう。しかし一般市民の方が正しい検査方法で検査できるのかという疑いが残ります。実際ヴィネの所で自分でやった抗原検査がマイナスだったけれどPCRは陽性だった人が二人いましたし、その人たちは家族内感染させていました。

一方PCR検査はどうかですが、PCR検査はウイルスの遺伝子を何倍にも増幅させて検出するやり方です。だから抗原検査と違って、少しのウイルスでも検出できます。しかし問題はそのウイルスが死んでいても反応するのです。ですから現在コロナ患者が退院するときはPCR検査はしません。したところで死んだウイルスが体内に残っているのでPCRはすぐにはマイナスにならないからです。以前は2回のPCRをやってマイナスであることが退院の基準だったのですが、今では症状が治まってある一定期間がたてば感染力がないとの考えになりました。

抗原検査にしてもPCR検査にしても絶対ということはないのです。特に感染していないことを証明する手段にはなっていません。ただ、抗原検査がすぐに陽性反応を示したり、PCRを定量で調べれば感染の強さが判定できます。

ということで検査でマイナスだからといって安心できないのです。最も大切なのはワクチンなのです。ポストコロナ、ウィズコロナを生きるにはワクチンを打つことが一番大切になります。ワクチン証明があれば宴会でもコンサートでもできる社会に近づけます。そして無駄な手指やテーブルの消毒おさらばして、ソーシャルディスタンス、アクリル板の設置で対策した気になる短絡思考を捨てて、最大の環境対策は十分な換気だと頭切り替えて生き抜くのです。