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新着情報 一覧

今までの 新着情報 の一覧です。

もともと長寿で知られるビノスガイ。6月から1月まで成長してその後は成長が止まるため、貝殻に年輪が刻まれるという。

岩手県で採取されたビノスガイを調べたところ、なんと135年も生きた個体がいたことが分かったという。亡くなったのは東日本大震災の津波が原因らしい。しかし過去2回の津波を生き延びたらしい。あの大震災がなかったらいったいいつまで生きられたのだろうか?

なぜビノスガイが長寿なのか?おそらく彼らは砂の中で、ほかの動物を攻撃したりせず、淡々と平和的な生き方をする種なのでしょう(ヴィネの一方的な考え)。ああ、ビノスガイを師と仰いで生きたい。

先日市原市から「今月中のモデルナのワクチンの配給希望には応じられない」とのファックスが来て、驚いています。

市はその理由を言いません。しかし市の集団接種会場の予約が全然埋まっていないことがわかりました。そのことから推測するに、「ここで個別接種の方にワクチンを供給したら、希望者がみんな個別に回ってしまう。そんなことになったらこれだけ人件費をかけて集団接種会場を運営しているんだから、大赤字になってしまう」というような心理が働いたのではないでしょうか?

集団接種にかかる人件費は非常に高いです。いわゆる「おいしい仕事」なのです。そしてかかわる人間がとても多い。別の市の集団接種会場で受けた人の話です。この人は経営者で、その視点で言いました「人、半分でいいよね」

自治体がやる仕事って大体こんな感じです。

 

ところでどうして集団接種は人気ないのでしょうか?医療機関に通院している人はその医療機関でやりたいという気持ちはわかりますが、そうでない人は集団接種会場でもいいと思うんですが・・・。

だた、追加接種はそれまでの接種に比べて人々の関心が薄れている印象があります。過去2回はみんな我先と殺気立っていた印象でした。何が何でもねじ込んで一日でも早く受けたい、ってな感じがみんなにありました。その熱気は薄れたのでしょうか?

日曜日に当番医で診た患者さんの中で、抗原検査を自分でやって陰性だったという人が二人います。しかしPCRでは二人とも陽性でした。

市販の抗原検査には研究用というものがありますが、その精度は高くないと思ったほうがいいでしょう。こういうもので「陰性だからコロナじゃなかった。じゃあ会社(学校)に行ける」と思っている人が少なからずいるんじゃないかと思います。

また、この二日間で来院された人のかなり多くが、当日「のどがちょっと・・・」「少し咳が出る」程度でした。そしてPCRやって陰性だった場合、本当に感染していないのかヴィネは自信がありません。もしかするとこの程度の症状なら翌日じゃないと陽性に出ないのかもしれませんから・・・。

こう考えると、今の検査体制はオミクロン株対策としては相当の穴だらけ状態ではないでしょうか?かといってヴィネにいい案があるわけじゃないですけどね。

以下は現時点でのヴィネの意見です。

1.家庭内にコロナがいて、家族が風邪症状あったら検査しなくてもコロナと考えたほうがいい。特に日本の家屋事情だと、いくら今言われている感染対策だけでは感染しちゃいます。(言いたいことはNHKやらなきゃ空気感染には対抗できないってこと)

2.感染者の自宅待機期間が長すぎる。最初の3日とその中間期、そして後半3日では感染力は大きな違いがあるはず。一律に7日待機では社会が成り立たず日本が潰れます。今すぐ7日に短縮すべきです。場合によって(症状の程度次第で)は5日でもいいと思われます。

3.濃厚接触と希薄長期接触(ヴィネの造語)はほぼ同じ感染リスクがある。しかし濃厚接触が一日だけなら、危険性は高くなく、3日のの待機でいい。むしろ希薄長期接触(例えば家族がそれに相当)のほうが感染の危険が高い。でもそれでも感染者と同程度かそれより短い期間の待機でいい。

昨日は当番医で多くの発熱患者さんが見えました。

特に小学生の患者が多く、それに伴ってその家族が同じような症状が出てるといって、セットで来られます。その流れで今日も随分PCRをやりました。発熱の症状が強ければ抗原検査でその場で判定して、そうでもない人や抗原検査で陰性だったときはPCRをしました。

あまりにも多いもんだから、保健所はもうリスクの低い患者のフォローをしなくなりました。もともとどこまで必要な仕事だったのかって気がします。というのも症状が落ち着いている患者のフォローに時間がかかってるらしく、こちらから保健所に電話をかけても通じず、患者が具合悪くなっても電話連絡できない状況がずっと続きましたからね。

最近は多くの人は少しでも風症状があると前もって電話してくれるのですが、いまだに診察室に入ってきてから始めて「のどが・・・」と言い始める人もいて呆れます。さらに上手がいて、高校生の子供に風邪症状があり、買ってきた抗原検査で陽性でも医療機関受診せず、母親も同じ症状が出たけどやはり受診せず買い物にも出かけ、その弟の幼稚園児は無症状だからそのまま幼稚園に行かせて、夫も無症状だからそのまま仕事に行ったという、信じられない行動をとる人もいました。しかしこういう人は非常にまれな存在ではなく、たまにはいるんじゃないかと思うと、発表される実際の患者数は一部でしかなく、第7波のピークはずっと先ではないかと思われます。

さらに今日になって市から一通のファックスが届き、21日から今月末までモデルナのワクチンの医療機関からの発送の予約受付はできなくなってしまいました。つまり予定した21日からのワクチン接種ができなくなったのです。3回目の接種率が悪いって国会で取り上げられてるのに、なんてざまですか。もしかすると緊急事態宣言出るかもしれません。

テレビの取材で、芸能人が透明のフェイスマスクだけで感染対策してるふりして登場するのは無知の仕業です。

おそらく口元を隠さないほうがいいとの判断でしょうが、あんなもので感染対策したつもりなんでしょうか。マスクの下は完全に開いているので、いくらでもエアロゾルが飛びかっています。事前にPCRやって陰性を証明して無マスクで取材したらどうなんでしょうか。それじゃあ感染対策してるってことが視聴者に伝わらないからでしょうか?

だったら事前にPCRやって陰性を証明して取材してますとテロップ流しなよ。

千葉大学大学院教授の神里達博教授の新聞コラムに面白い記事がありました。

能動的なリスクは受動的なリスクに比べてはるかに高いレベルでも受容される

登山のような相当危険なスポーツでも、自発的に行うものなので多くの人に受け入れられる。車の運転も運転者より助手席に座っているほうが怖い思いをしているというのもそうかもしれません。

つまり対象をコントロールできているという実感が重要なのだという。

この点から考えると、欧米人がコロナまん延しているのにマスクしないで大勢で集まって話をしている状況が日本人には理解できないのは、欧米人のほうが自分たちで制御できるんだと自覚してるのか、日本人は自分で判断することが下手で、周りに合わせて判断する民族だからなのかもしれません。

日本人の中でもあまり心配しない人もいれば、ほとんど自宅にしかいないのに感染するのではないかとびくびくしている人もいます。専門家の中でも何でもかんでも感染対策を徹底させる人もいれば、西村先生のようにメリハリつけて感染対策を講じる先生もいます。ちなみにヴィネはトーゼン後者ですね。

理化学研究所のスパコン富岳を使って、オミクロン株の感染のしやすさをシミュレーションしたという記事を見て、半分は金の無駄使いと思いました。

マスク無しで1メートル離れて15分会話した時の感染率をオミクロンとデルタで比較。それが2メートル離れた場合はどうなのか。さらにオミクロン株は不織布マスクつけて50センチ離れて会話した場合とそれが1メートルの場合どれくらい感染するのか。

まず最初のマスクしないで会話って条件ですが、今の時代そんなことする人いますか?この研究ではデルタ株とオミクロン株の比較をしていますが、当然結果はわかりきっています。そのわかっている結果を追認するためにスパコン使っているのです。時間と金の無駄使いじゃないですか。

続いてマスクして50センチの距離で会話した場合のオミクロンの感染率は10%というデータ結果ですが、こういう距離で話をするのは恋人同士とか乳幼児と母親の関係ですよね。そういう関係の会話は15分じゃすみません。最低2,3時間その状況で感染するかどうかを見るべきじゃないですか。

やるんだったら、現実的な状況でのシミュレーションでやってほしいですなあ。つまり1メートル間隔で話をしない状態で1,2時間一緒にいたらどうなのか?です。待合室とか映画館とか実際にある状況を想定をすべきです。そうしないとせっかくスパコン使ってやった研究結果を実生活に反映できないじゃないですか。

理研のチームリーダーは「もう一度原点に戻って対策を徹底するべきだ」と研究の結果をまとめてますが、最終的に何をやりたかったのかわかりません。ただ市民の不安をさらに増加させるだけの研究です。研究のための研究でしかありません。スパコン使うのにいくらかかるのかわかりませんが、100万単位のお金はかかるでしょうね。

クラスターの発生した病院(リハビリ室でクラスター発生)に行ったことが感染の原因と思われる人に聞きましたが、リハビリ室に入っていないし、完全に人と離れていたにもかかわらず感染したといっています。ほかに外食もしていないし、病気のためほとんど自宅で過ごしているので、間違いなくその病院に行ったことが感染原因ですが、この方の行動から推測すると、接触感染や飛沫感染ではないことがわかります。間違いなく空気感染です。

オミクロン株のコロナの症状として特徴的なのはのどの症状が強いことです。コロナから回復した人に聞くと、今までこんなに痛くなったことはないという人もいます。初診時の問診でも喉の症状を訴える人が多いです。

ここでハチミツの重要性がクローズアップされます。遅ればせながらハーバード大学も認めたハチミツの抗ウイルス効果を、もっと専門家会議で検討するべきでしょう。長崎大学もコロナ流行初期にハチミツの効果を実験で確かめて報告したしたことがあります。その後スーパーでハチミツの買い占め現象が起こり、せっかくの報告を撤回しました。厚労省もハチミツの効果に関して注意喚起をして、急にハチミツに対する熱がしぼんでしまいました。

問題はハチミツを原液で使わずに、料理に使うなどといった間違った方法が問題なのに、ハチミツ全体を否定した研究者、役人の単純すぎる脳にがっかり。

「真実を知る者だけが救われる」と思うことにした。

92歳の母親が亡くなったことで、その主治医である在宅医を逆恨みして散弾銃で殺害したというショッキングなニュースに、ヴィネは考えさせられました。

ヴィネも在宅医療をしていますが、通常診療もしているので在宅の患者さんは少数です。そしてこれほどに激高する家族やクレームを言う患者や家族には会ったことがありません。でも外来でも少し「あれ?」と思うことはあります。つまり話が通じない、「どうしてそんな考えするのかなあ」と思うことがあります。

しかしこういう方は多少認知機能に衰えが見えているはずです。いわゆる軽度認知症(MCI)です。

認知症には周辺症状というのがあり、それがその人特有の行動を引き起こします。例えば徘徊、異食行動(食べられないものを食べる)、暴言や抵抗、幻視幻聴、妄想、昼夜逆転、不潔行動(ウンチをいじったりする)等々。

在宅にかかわる職種の人たちの半数近くが身の危険を感じるようなことを経験したというデータがありますが、その比率の多さに驚愕です。特に暴言や暴行は問題です。

この犯人も認知症で強い周辺症状(暴言、暴行)があったのだと思います。体が元気なだけあってこういう人は危険です。医療に結び付ければいいのですが、本人は病識がなく困っていないので病院にはかかりません。

この犯人がどうして猟銃を持っていられたのか疑問です。相当のクレーマーだと地元の医療関係者では有名だったらしいので、猟銃の免許が更新されていることが残念です。

日本における濃厚接触者の取り扱いがとても厳しいです。自宅待機期間がやっとこれまでの10日から7日に短縮されましたが、欧米では自宅待機を必要としていない国もあります。

濃厚接触者が感染者よりも自宅待機が長くなる可能性があるのはご存じでしょうか?

もし感染者と別居できなければ、ずっと濃厚接触なわけで、そうなると最大17日間も自宅待機を強いられるのです。もし兄弟の一人が感染して学校を休んで自宅待機となると、その兄弟は感染者よりも長い期間学校に行けなくなるのです。日本のようにマッチ箱家屋だと、家族全員濃厚接触です。

ちなみに保健所からは感染対策を徹底していれば、濃厚接触にならないといわれましたが、全く根拠なしです。コロナはほとんどが空気感染(エアロゾル感染)ですから、手洗い、消毒、ディスタンスの感染対策は効果なし。アクリル板はむしろ空気のよどみを生むので、逆効果の可能性さえあります。マスクは多少の効果がありますが、それだって長い間同じ狭い家にいれば感染しますよ。

実際発熱外来では同居の家族がどんどん症状を訴えて来院されます。高率にコロナです。

感染者と家族は離れることができるのなら別居したほうがいいですし、そうすれば濃厚接触者でも3日の待機で十分と思います。感染者も7日の自宅待機で十分です。10日は長すぎます。問題は子供が小さい時です。親子どっちが感染してもほぼ確実にもう一方に感染させます。インフルのように予防薬があればいいのですが・・・。

さらにもっと強力な対策は222nmのUVですね。これがあれば空気感染対策もばっちりです。太陽光発電のように補助金出してこのUVの普及を図るべきです。