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BMI=35.6のかなり丸に近い60台の人ですが、診察中膝が痛いといいました。6年前にレントゲンとっていますが、その時は膝に変形は目立ちません。

「まずは太ももの筋トレをしなさいよ。相当筋力落ちているはずですよ。筋肉があるときはひざ関節にかかる体重が分散してたけど、筋肉がなくなってしまうと関節に直接体重がかかるから痛くなるんだよ。」といって椅子に座ってもできる太ももの筋トレをして見せました。

ヴィネは膝痛い人には必ずこんな話をするんですが、ほぼ筋トレをやってくれない。今回も無駄かなあ~と思って期待はしていませんでした。

ところが豈(あに)図らんや弟図る、この方は実践してくれました。そして1か月後には「全然痛くない」と歓喜の報告。

ひざの痛みも、考えてみれば「動かない」という生活習慣病の一つです。だから習慣を直せば治るはずです。これが80,90の高齢者にはもう言えません。変形もあるだろうし、太ももだけでなく全身の筋力が落ちているし、認知症も入っている可能性も高いからです。生活習慣直せるのはせいぜい60台です。

なのに普通は膝が痛いと鎮痛剤とシップが定番の治療です。この方もほかの病院に行けばレントゲンとって時にMRIまで取って、薬が出る可能性が強いでしょう。そしてほとんど痛みは治りません。薬ができることってごく一部なんです。ちなみに今回膝に関してこの方が当院で払った医療費は0円です。

さらに言えばBMI=22にすればほかの病気も雲散霧消する可能性もあるんですが、それはハードルが高すぎるか・・・。

iphone7が圏外になる(Wi-Fiにはつながるが電話できない状態。iPodのようなもの)というトラブルが頻繁しているんですって。Model A1779という機種に特徴的だそうで、日本のiphone7のほぼすべてがこれに当たります。

物持ちがいいヴィネは7を使ってもう5年になります。最近ヴィネも圏外トラブルに見舞われ、ググって自分でできる対応をしたんですが直らず。アップルケアに電話をしました。

「できることは全部されていますねえ。となると修理になります。料金は38000円になります」

えええええ!!!!????

それって買い替えろって言ってるようなもんじゃないか。そもそもそれはアップル側の製造上のミスではないか、なのにそれを利用者負担とするその根性の悪さ。まるでウクライナに攻め込んで、それをウクライナのせいにするプーチンと同じ神経。

そうはいっても電話できないことには仕事に支障が出ます。

買い替えなきゃいけないのか。しかし今のiphoneはでかくなりすぎて、ランで携帯するには邪魔です。iphone12や13のミニとか、近々売り出されるSEの第3世代なら大きくないので、それらのどちらかにしようと思いました。
13ミニだと10万円以上しますが、SEは6万円弱で入手できます。そんなに動画見たりゲームするわけじゃないので、12ミニかSEでいいかなと思って、Auショップに電話しました。すると

「もうすでに12は扱っていない。13ミニもSEも予約販売になり、いつ入手できるかわからない」とつれない返事

ううむ・・・・・

ヴィネはしたたかでしつこくてべたべたと粘ります。何とかならないかとさらに調べるうちに、中古かSIMフリーの携帯ならどうかな、と思いつきました。しかしそれらは値段的には安いけど、いろいろ問題あるかもしれません。手続きもめんどくさそう。これを仕事に使うのはどうなものか・・・・。

その時、娘が「もっといいスマホが欲しい」と言って機種変して、今は使っていないスマホ(iphone7)がテーブルに置いてありました。それを見てふとある思いがよぎりました。

「これってもう使っていないよな。これを自分のものに転用できないのか?」

早速ググると、あるじゃないですか、家族内で機種変更の仕方が!

そこで確認のためAuショップに電話すると、対応してくれた店員は

「どっちもAuショップでお買い求めたものですか、それならSIMカードを入れ替えるだけで使えますよ」

一気に目の前の展望が開けました。早速娘のiphone7を初期化してSIMを入れ替えました。すると

おおおおお!!!感激です。

もともとのヴィネのスマホに入れてあった情報は、みなクラウドに保存しておいたので、それを取り込んだら、全くの新品のスマホになりました。

やったぜ!アップル。
アップルってプーチりすぎですよ。これだけ日本で売れているのに、店舗数が少なすぎます。故障したら幕張のショップまで持ってこいとか、利用者に不便を強いて買い替えさせようとしている。しかし、今日はヴィネの粘り勝ちでした。これで10万円無駄にしないで済みました。

 

医者が自分のところに患者を抱え込むと、どんなことが起きるのか?

50代女性ですが、11月に頭痛と発熱。当院でPCR検査実施して陰性。しかし4日たっても39度の熱があり、血液検したら炎症の程度を示すCRPが7.52と高値。しかし白血球は正常で、細菌感染を示す所見もなし。肺ものども所見なし。関節に痛みもない。このころ伝染性単核症の患者そのこともしやbにおいそのことも視野において検査すすめたが、確定できず。

これ以上の検査を当院でするのは患者さんにも徳ではないと判断して、3日後には総合病院に紹介。ヘルペスウイルスの疑いで抗ウイルス剤の投与が始まった。しかしこの方が通う皮膚科医は「ヘルペス?違うんじゃないの」との意見。

その後も総合病院に行くたびに血液検査。12000円の支払い。そして2か月経過、予約した日に行ったところ「僕専門じゃないから別の科(膠原病アレルギー内科)に紹介する。今日せっかく来てもらってもやることないからまた予約取り直して」といわれた。

膠原病アレルギー内科は手早く検査を行い「診断は大動脈炎です。この病気は失明する可能性もあるので、すぐに入院して治療になります。明後日入院できますか」

患者さんは診断がついたことで一つ安心できたのですが、「どうしてもっと早く紹介してくれなかったんですか」と前の医者に言ったそうです。

実はこの患者さん以前にもブログに登場いただいてます。その時もさんざんいろんな病院と科(循環器科、精神科、婦人科、総合診療科)を受診して結局半年後に発作性頻脈症の診断でカテーテルアブレーションの手術を受けました。最初の救急搬送された病院の循環器科の医師も、見たはずの心電図を取り寄せて最後の病院の循環器科の医師が、「あ、これで100%わかりました。アブレーションの対象です」と一件落着。

ヴィネは何をやったかって?

交通整理ですよ。
「ここじゃああてにならんな、じゃあ○○病院に紹介するよ」とかです。診断まで2年も3年もかかる人もいますから、この方は早いほうじゃないでしょうか?

これから世界はどうなるのか?原油も上がる、小麦も上がる。芋づる式になんでも上がりそうです。

そこで今年は自給自足がテーマになりそうです。

風邪は「ひいたかな?」と思ったときに手を打つべきです。口内炎もでき始めのまだ痛くない時に治療開始すれば1日で治ります。すべて兆しが見えたときに手を打つのが賢い人間の行動パターンです。でももっと優れた人間は、予防に腐心する人間です。例えば本来は風邪をひかないような予防が最も大切だし、口内炎も起こさないように食べ過ぎなければいいのです。もっともこういう生活をしているヴィネは付き合いの悪いつまらない人生と思われるかもしれませんが・・・・

ロシアのウクライナ侵略が予防できれば一番良かったのですが、気違いがやることは予想できません。これからの世界がどうなるかとても不安です。多くの無実の人々の生活が脅かされることが予想されます。

政治家に頼ったって大したことをしてくれそうにありません。そこで我々がとれる対策として、食生活の一部を自給自足するという手を提案します。庭がない!?そんな人でもプランター使えばいろんなものが作れますよ。

第一弾としてヴィネはなめこの菌床を桜の木に植え付けました。この桜は拙宅近くの寮にあって、毎年ヴィネの目を楽しませてくれた木ですが、その桜の大木が切られてしまったのです。痛かったろうに、涙一つ、うめき声一つ上げられず倒れた桜の木の恨みを少しでも晴らしてあげようと、ヴィネは枝の一部をいただきました。だからただ。
菌床は何と200個も入っていて200円でした。500個だと300円ですが、そんなに買っても使いきれないので200個で十分。200円でこの秋はなめこだらけのぬるぬる生活です。

 

 

 

 

 

 

そしてそろそろジャガイモの植え付け時期でもあります。過去にはイノシシにやられてイモの栽培をあきらめていた時期がありましたが、今年は自宅周囲を堅牢な柵で覆っているので安心して栽培ができます。そのあとはサツマイモです。小麦粉、コメに頼らない生活へまい進です。

理想は自給自足ですが、どう頑張っても一日に食べる量の一部しか自給できませんから、自給自足というのはおこがましい。せいぜい自給自趾(趾:あしゆび)ですかね。

「先日は1週間に一度の排便が、プルーンで毎日「こんなに出るの?」と感動された方の話を載せました。その話を別の患者さんに紹介しましたところその方は「私はプルーンより寒天粉ですごく効果があった!」と感激の言葉。

「42年間(の自分の人生)でこんなにいい便が出るなんて初めて。こんな出るものか!これまでこんなに便がたまっていたということか・・・。」とまで言われました。「下手すると1か月ずっとポロポロっと兎の糞が出る感じだったのが・・・。(ほかの医院で)マグミットをもらっていたんですが全くですよ!!」

おわかりでしょうか。

薬より効果のあるものが世の中にはあるってことを。プルーンや寒天粉だけじゃないんですよ。生活習慣病だって、がんだって、いくらでも自分でできる対策はあるんですよ。

ロシアがウクライナに侵略して国土をぐちゃぐちゃにしています。

ウクライナの国土はとても肥沃な土地て、特に小麦の一大産地でもあります。そのイメージカラーが黄色で、それがウクライナの国旗の下半分の黄色になっています。ちなみに上半分の青は空の色です
このままロシアの侵略が止まらないと、今年の小麦の供給は激減します。すでに小麦の価格は上がっていますが、今後もっともっと上がるはずです。小麦はパン麺類、お菓子など我々の食生活の非常に広い範囲を占めています。
だったら「朝はパンじゃなくてご飯にするわ」「スナック菓子もせんべいにするわ」で、米価も上がると思います。こうして日本人のエンゲル係数は上がるでしょう。

と、ここまでが一般人の考える行動の変容範囲。ここでヴィネがひそかに思うのは、

「イモ食う生活していれば影響は少ないのになあ~」です。

しかしヴィネは声を大にして言いません。SNSでは絶対に言いません。そんなことしたらイモの値段も上がっちゃいますから。拡散力のないヴィネのブログだけでヒソヒソというだけです。

 この言葉が患者さん(の家族)に投げかけられたとはとても信じがたいです。

 父親の病気のことでつらい目にあったという方が、重い口を開いてそのいきさつを話してくれました。父親の病名は正確にはわかりませんが、胆のうから膵臓にかけての疾患のようです。その治療にあたって手術を勧められた時に、「どうしてその手術をするのか」と質問した際に、担当医から言われた言葉がタイトルの言葉だったのです。

「そんなことを医者が言うのか?」とあまりにも信じられなくてヴィネは聞き返しましたが聞き間違えではありませんでした。

結局患者さんは手術は受けずに亡くなられましたが、死因が胆のうから膵臓にかけての疾患かどうかは不明です。

この言葉は患者にとって医者から突き放されたような言葉になってしまいました。しかし医者にとっても、「患者に逃げられた」ことになってしまいました。つまりこの言葉はすべてをぶち壊す言葉であったことを、この医者は理解していません。

 

1月末にある病院から処方された血圧の薬が250日分と狭心症の薬400日分も残っていた患者さんですが、本日改めて確認したら250日分の薬が余っていることが判明。しかも飲み方が間違っていました。

病院からはいくたびに90日分処方されていたようですが、高齢夫婦ではたった2種類の薬さえ管理ができなかったのです(患者本人は認知症で妻は認知症ではない)。出すほうは飲んでいるかどうかなんて何も考えないんですかねえ。ちょっと患者側の生活環境を創造する力があれば、「自宅に薬は余ってないですか?」の一言が出るはず。

奥さんが「今後の薬は当院で出してほしい」というのですが、まずは手持ちの薬を一方化にするところから始めました。
「もう今までの薬は捨てて、改めて先生のところで出してください」とも言われましたが、本人負担が1割だから大した負担にならないので、その言葉が出たのでしょうが、残り9割は我々の負担で成り立っているので、絶対にに受け入れることはできませんでした。

ほとんどの医者は捨てているでしょうね。そのほうが簡単だもの。

ヴィネはある意味とても頑固です。シミジミ・・・・・

  シンガポールは2月下旬に新規感染者数が、一日あたり21.5万人を超えた日もあるといいます。日本の人口に換算するとなんと50万人超です。

しかし学校では学年閉鎖や学級閉鎖はされていないようで、子供たちは学校に行っています。

昨年8月政府はコロナとの共存を掲げ、コロナ対策を簡略してきました。それは
①症状があれば医者へ行く
②陽性でも無症状なら72時間自宅待機。その後自己検査(抗原検査)で陰性なら外出可能
③濃厚接触者は原則5日間毎日自己検査

学校を閉鎖しない理由は、長期的に見ると自宅学習では学習、社会的・情緒的発達、精神衛生面での代償があるからだという。

そしてワクチン接種率は非常に高く、90%超。12~19歳は95%超。3回目接種も人口の7割に近づくという。

さてこの状況をどう考えますか?

「コロナ対策を簡略しすぎたから感染者が増えたんじゃないか!だから日本のようにもっと長期に自宅待機しなきゃいけないんだ」でしょうか

ヴィネはこう考えます。

簡略したコロナ対策にはおおむね賛成。学校を閉鎖しない理由は大いに賛同。一方これだけワクチン接種率が上がっても感染を抑え込めていないのは、ワクチンの効果に限界があるということです。そして抗原検査を過信しすぎています。②の自己検査も③の濃厚接触者の毎日の抗原検査は全く意味なし。抗原検査の陰性はあてにならないのです。

ヴィネなら3日目にPCRをして陰性なら外出可能にします。患者数が減らないのは抗原検査への過信が原因です。

ワクチンも抗原検査も過信するなよ~!

先日県から「濃厚接触者用に抗原検査キットを配布しますので、希望する医療機関は必要量を申し込んでください」というファックスが来た。つまり濃厚接接触者が自分で検査できるように、医療機関から配布してほしいというのだ。

自治体はその前に学校に検査キットを配布したことがありましたが、これらがほとんど使われずに期限切れになるというニュースになりました。学校の先生方が子供たちに抗原検査をすることに二の足踏んだようですが、当然でしょう。

この2件の抗原検査キットの配布は、現場の要請に基づいていないのです。自治体の誰かが勝手に決めたのです。「抗原検査キットが身近にあれば、気軽に検査して安心感につながるだろう」とか、「医療機関の負担軽減につながるだろう」と、勝手に思い込んで決めたのだろうと思います。マスク配布と同じで、考えが浅すぎます。

市の医師会からはその後「抗原検査はPCRに比べて精度が低く、特に陰性はあてにならない」という内容のファックスが届きました。自治体もせめて医師会に連絡して意向を聞いてから行動すべきでした。

しかし「抗原検査キットで陰性なら大丈夫」という考えは、国内外を問わず、多くの施設で当たり前のように受け取られています。どうして専門家会議やテレビに出てきてる専門家は、「抗原検査には精度が高くなく限界がある」と強く言わないんでしょうか?