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この日に限らず、今年のヴィネが参加したレースはいずれもマラソン日和でした。3月は風が強かったり雨の日が多かったりで、なかなかいい天気には恵まれません。今日も西日本は雨で、つらいレースの所もあったでしょうが、千葉県は曇りで微風。気温も13℃くらいでしょうか。今シーズン最後のレースは悔いのないものにしたい。そういう思いで、心にはキロ4分30秒のイーブンペースを守ることだけを誓いました。

レース直後、コースは下り坂です。ここでスピードを出しすぎないように注意しました。今日の体調はそこまでよくもなさそうだったので、結果的にスピードオーバーにならずに済みました。その後また少し上って下がる。5キロ10キロとほぼ正確にキロ4分30秒で進みます。

ヴィネの前に3時間15分のペースランナーが3人走っています。しかしどう考えても速すぎです。もしかしたらキロ4分半はゴールタイム3時間10分じゃなくて3時間15分なのかと本気で頭の中で計算したくらいです。ペースランナーは正確なスピードで走ってもらいたいものです。

そのペースランナーを10キロで一人、15キロ手前で2人抜きました。15キロまではスピードが上がってこの5キロのラップが21分29秒と速すぎました。15キロ過ぎで結構大きな上りがあります。ここの1キロは4分48秒に落ちました。その後の長い下りで、その遅れを挽回しようと結構スピードを上げました。しかしそれが災いしたのか、この5キロのラップは23分45秒と遅れました。

ハーフは1時間35分16秒と、ゴールタイムで3時間10分切りは不可能(心の片隅には淡い期待があった)と思われました。25キロも30キロもラップタイムはキロ4分30秒ちょっとと遅れが出てきました。やはりあの下りで飛ばしたことが原因か?そして脚に疲労を感じるようになってきました。やはり長距離を走っていないため脚の筋肉が長距離に適応できてないのでしょう。

と、その時、距離で言えば30キロ過ぎ、あのロッキーのテーマソングが流れてきました。確か前の大会でも聞いた記憶があります。ボランティアがランナーを勇気づけようと流してくれているのです。これには結構元気をもらえました。そしてその先で別のボランティアが「疲れてきたら腕を振って!!」とアドバイスしてくれています。
「そうだ、腕振りだったじゃないか!」
すっかり忘れていた腕振りを思い出して何とかキロ4分40秒程度で落ち込みを抑えることができました。

38キロ当たりで後ろが騒々しくなってきました。沿道の応援に大きな声で反応しているランナーです。一般ランナーはそんなタイムロスにつながることはしませんから。ペースランナーだと悟りました。

このころヴィネのゴールタイムは3時間13分くらいだと確信がついていたのですが、どうして3時間15分のペースランナーがヴィネの後ろにつくのでしょうか?彼らを当てにしているランナーはオーバーペースになっちゃうじゃないですか。

競技場の500メートル手前はきつい上りです。ここはペースがガタ落ちしましたが必死の思いで走りました。

そしてゴールは3時間13分46秒。実はガーミン(GPS付きのスポーツウォッチ)はヴィネの走った距離は42.5キロで300メートル長くなっています。レース中もはじめから公式の表示とガーミンの距離表示ではずれがあって、次第にそれが大きくなり最終的に300メートルも違っていました。ガーミンの42.195キロならヴィネの記録は3時間12分15秒~20秒くらいでした。

因みに60台の優勝記録は3時間4分台で、来年狙えないタイムではないと思いました。

3か月以上ブログの更新をしておらず、患者さんからも愛情あふれるご心配のお言葉をいただき、「そろそろ書かなきゃなあ」と気持ちを奮い立たせました。

この2か月相当に多忙であったことが一つの理由ですが、実はそれ以上にマラソン大会の結果に落胆して書けずにいたのです。

1月28日の勝田マラソンでは、ハーフまで突っ込みすぎでハーフ以降のペースガタ落ち。人生初めての「足が動かない!」という現象が起こりました。記録はグロスで3時間29分1秒と、昨年の両大腿ハムストリング肉離れレースに比べればずっとましでしたが、精神的なショックは大きく、これがきっかけで書けなくなってしまいました。

勝田ショックが収まらない2月18日、ハーフマラソンでこれまた情けない記録で走ってしまい、(なんと勝田の時のハーフの記録より悪いんですから)お先真っ暗になってしまいました。(でも後で大会事務局から「年代別で5位になっていましたよと」お米1キロの副賞まで送っていただきました)

実は練習中も太ももの筋肉痛が出たり、途中でペースダウンしたりと、走力の低下を実感していたのです。12月のハーフマラソンが予想以上にいい記録だったので、その後の練習量の不足になっていたのかもしれません。一方で体重が減って、自慢の毛ガニ脚の太もも筋肉が削げ落ちてしまったように見えます。

今シーズン最後のレースが3月24日の佐倉マラソンですが、それに向かって練習量を上げてきました。1日平均15キロちょっと真剣に走ろうと、何とかそれはクリアできていますが、長距離練習ができていません。30キロランは2回だけです。

これまでのレースが絶好のレース日和なのに無駄な結果にしてしまい、佐倉は天候もよくなさそうなので、その結果ではまたブログが書けなくなってしまうかもしれません。

。 元旦の能登半島を襲った大地震のニュースを見るたびにいたたまれない気持ちになります。半島という地理的な条件が、救護活動を制限しています。房総半島にすむヴィネも他人事じゃないなあと思いました。

そして避難所での風邪やコロナの感染。薬もない中で、医療の手も伸びず、災害関連死で亡くなられる方も今後増えるのではないかと危惧します。

インフルの薬のように効果的な薬はコロナに関してはありませんから、本来は予防法が非常に重要になりますが、映像で見る限りせいぜいマスクするだけしかやられていないようです。マスクは人へ感染させないための効果はあっても、予防的効果は限定的です。本来は換気が重要なのですが、極寒の能登半島ではそれもなかなか難しい。

当分この状況が続くと思いますが、「せめて口ばんそうこうをやっていただければ、かなりの感染を防ぐことができるのに」と、とても歯がゆい思いです。のどの痛みも「薬じゃないよ、はちみつだよ」とテレビの前でつぶやいています。

映像ではカップヌードルを食べている映像が流れていました。日本は災害大国なのに、これまでの避難所における食事の見直しをしていないなあと思います。避難所の食事は糖質と塩分が多く、糖尿や血圧の患者にはよくないものばかりです。しかも繊維不足でみんな便秘になってしまう。かといってなかなか野菜は食べられません。生で持ってこられても調理するすべがないからです。

ヴィネだったら無塩ナッツとドライフルーツをお勧めしますね。栄養価も高いし繊維も多い。野菜の代わりにはお茶の葉とか青汁の粉しか思い浮かびません。それより歯の丈夫な人は普段から生の人参に抵抗なくかじりつくことができるようにした方がいいです。歯が丈夫じゃない人には人参ジュースですね。電気が来ていることとミキサーかジューサーがないとできませんが。

 

今日は今年になって3回目の40キロ走をしました。

1回目は1月1日で、前日の暴飲暴食で体が非常に重く、全く走りになってませんでした。ペースは1キロ当たり5分41秒。
2回目は7日で、途中下痢してラン後に食欲が出ませんでした。ペースは1キロ当たり4分54秒。

そして今日ですが、昨日と打って変わって穏やかな天気で、ランニング日和。最高気温11度、微風です。

前半調子よく出ますが、思ったほどスピードは出ていません。それでも20キロあたりからは乗ってくることもあ多々あるので、そこに期待をしました。しかし20キロ過ぎはむしろ少しペースを落としました。この辺りでこれまでの平均速度はキロ4分35秒です。そして30キロ過ぎはさらにペースを落としました。太ももに疲労が来ている感じです。
今月3回目の40キロ走なのに疲れ?自分としては納得がいきませんが、この1週間は水曜以外の平日はアンディとのランに甘んじていたことが原因か?

反省反省・・・・明日から自己ランもしっかりとやらなきゃなあ。

結局41キロ走りましたが、平均速度は4分40秒でした。この結果をどう受け止めるか?昨年ちょうどこの時期30キロ走を走っていますが、その時はキロ4分46秒でした。そしてその後の若潮マラソンでは3時間10分のペースメーカーについていけずに、17キロ過ぎと26キロでハムストリングに肉離れという最悪の結果に終わりました。

28日の勝田マラソンは比較的フラットなコースです。今日の結果をしてみれば3時間10分は行けそうです。しかし12月のいすみハーフの結果が予想以上に良かったので、できれば3時間5分を切りたいと願っていましたが、ちょっと無理そうです。

今日は走れたことに満足です。

7日に、1日に続いて40キロ超走をしました。1日は前日の暴飲暴食が災いしたのか、非常に情けない走りでしたが、7日の走りははるかに良かったです。コース内10回の坂道がありますが、平均スピードが4分54秒は満足。

珍しく途中でコンビニを利用しましたが、自転車の愛好者が多かったですねえ。ランナーは誰もいませんでした。

ラン中に一度、後も2回下痢してしかも、2時間くらい食欲がありませんでした。何で?

そして今日は雲一つない腫れですが、北風が強かった!ゆっくり16キロで上がりました。

突然ノートパソコンのヒンジの部分が壊れて、瀕死状態で作業をこなしてくれました。PCを閉じようとするとバキバキというので、絶対に閉じないようにみんなに周知して使っていました。

 

 

 

 

 

 

新しいPCに買い替えましたが、最近オフィスもサブスクになって、大してオフィスを使わないPCには割高に思えます。そこでオフィスの分を節約しようとフリーのオフィスをインストールしました。しかし個人的な使用では問題なく使えても、自治体や医師会とのやり取りには正式なオフィスでないとうまくいきませんでした。

実はこれと全く同じPCを偶然持っていて、自分で買ったものを使っていたら、千葉大学から全く同じPCを「在宅医療の連携のため使ってください」とプレゼントされました。今回ヒンジの部分が壊れたのは千葉大からもらったもの。自分で買ったものはバッテリーがほとんど死んでいて、常にコンセントにつないでいても「もう使えません!」と警告が出ていたのです。

そこでヴィネは考えました。電源ユニットを変えれば使えるんじゃないかって。つまりヒンジが馬鹿になったPCから電源ユニットだけ取り外して、千葉大からもらったものに入れ替えるわけです。

このPCにはオフィス2016がインストールされているので、相当古いことがわかります。だからか分解しやすいのです。つまり。ねじを外せば簡単に中を開けられるのです。最近のはねじなしなので開けるだけで大変です。開けようとしてバキバキにしちゃう可能性もあります。

周囲の8個のねじを外して・・・・、あれ、外れない。真ん中で固定されている・・・。どうして・・・、よく見たら真ん中が少しへこんでいる。

なんでここ隠すの?

そうか、周りのねじ穴はそんなに問題ないけど真ん中にねじ穴が見えるとかっこ悪いから隠してるんだ。

 

 

 

真ん中のねじも外して、これが内部です。

どれが電源ユニットですかね?左下の黒いところに32Whと書かれていますので。これらしいです。しかしほかのものと一体となっていますので一緒に外しました。

 

 

 

 

そしてもう一つのPC喪明けてみると、あれ?ちょっと違う。でも本質的には変わらないだろうと楽観的。

電源ユニットさえ変えればいいはず。そう思ってスイッチオン。

すると、電源はONになったのですが、モニター画面には何も表示されません。原因はわかりませんが、ハードディスク(SSD)とかメモリーも入れ替えなきゃダメなのかな?と思って両方入れ替えました。

すると、やった~!!

デスクトップ画面が正常に表示されました。さっそくワードやエクセルで作成したファイルをみました。ちゃんと見られます。ところが、その直後ワードやエクセルのライセンスが確認できませんという警告が出ました。

マイクロソフト、抜け目ねえ~。

巨額な利益を得ていても、細かいところまで抜け目ないですねえ。

おそらくマザーボードと分離されていることで、「こいつ、分解して使えるところだけ使おうとしているな」と判断されたのかもしれません。だったらこっちも最終手段です。中身すべてそのまま移動するしかありません。つまり、ヒンジが壊れたPCの中身全部を、電源ユニットが死んでるPCの中身と入れ替えるのです。こっちの方が難しくない作業なので、はじめっからそれをすればよかったです。

そして無事に作業終了。箱根駅伝見ながら4時間の作業で、ちょうど青学がゴールするころに作業終了しました。

ヴィネはアナログ人間です。でもこの作業はデジタルの知識ゼロでもできる仕事です。ヴィネは分解することが好きです。医者をやめたらおもちゃを修理するドクターになりたいです。でも最近のものはまず開けることが難しくなっています。爪で引っ掛けて固定しているので、どこから開ければいいかわかりません。

 

 

 

12月30日当番医をやりました。10時間ぶっ通しで働き詰めでした。

結果102人の患者さんが来られて。9割は発熱患者でした。(帯状疱疹も3人いました。結構当番医やると帯状疱疹多いです)その内訳は、印象ですが、4割コロナ、3割ずつインフルとただの風邪です。コロナの感染を伝えると、皆一様に「え?」と驚かれていました。インフルはある程度感染する経路が予想できますが、どこで感染したのかわからないのがコロナ。これがコロナのメイン感染ルートが空気感染であるという根拠の一つになっています。唯一の対策は換気ですが、冬場は換気を十分とれません。

ヴィネも感染しなきゃいいなあ

 

1月1日、フルマラソンを走りました。といっても単に練習でフルと同じ距離を走ったというだけです。

今年の最初のマラソンは1月28日の勝田マラソン。ここで3時間10分以内で、できれば5分以内を目標にしています。これまでの練習では長い距離を走っていませんので、そこが問題。スピード練習は坂道ダッシュが結構効果的で、これがいすみハーフの好記録につながったのだと思います。

ウルトラやっていた時なんかは「フルの距離なんてちょろい」と思っていたのですが、最近20キロを超える練習をしていないので、長い距離に怖さがあります。ということで、気合を込めて元旦からフルに挑んだってわけです。

ところが走り始めてすごく調子が悪いことに気づきました。

体が重い!!

このところここまで体調が悪い走りは一度もありません。
すぐに理由がわかりました。昨夜の食事です。腹いっぱい食べました。つくだ煮や煮しめなど塩分もかなり取りました。そしてアルコールもビール350にワインをボトル半分。普段はビール350か、それに日本酒0.5 合かワイン2杯くらい。食事も「7割人生」をモットーとしているので腹7分目にしているのですが、昨日は食いすぎました。

食事でここまで体調が変わるのかと感心してしまいます。しかしこれは走ったことで気づいたわけです。もし走る生活をしていない人だったら、ここまで体調の悪さは実感しないので、邪食を続けてしまうのではないでしょうか。そういう意味でもランニングに感謝しなければなりません。

10キロ、15キロと走って行っても一向に体調は改善しません。さらに走り始めから気づいていたのですが、右かかとに痛みを感じています。前日の坂道ダッシュの練習では全く違和感なかったのに、「何で?」と恨む気持ち。以前経験した滑液包炎のような気がします。42キロという距離がこなせるかどうかも不安になります。でも元旦から日和るわけにもいきません。

多少体から毒が抜けきった気がしたのは31キロ時点です。少しスピードアップできてきました。公園では結構家族連れが遊んでいます。それを横目にさっそうと走りたかったのですが、そろそろ疲労が出てきて最後までいい走りができませんでした。

正月早々反省の走りとなりました。やはり人間正しい食事をし続けるしかないのです。

「おいしいものを腹いっぱい」なんて言葉は地獄に落ちろ!です。

今日いすみマラソン(増田明美杯)に参加しました。

記録は予想をはるかに上回る1時間31分12秒で60歳代のカテゴリーで3位でした。

予想をはるかに上回るというのは、それまでの練習で、一時的にキロ4分半では走れるが、レース全体では走り切れないんじゃないか、と感じていたからです。だから3時間37分切れればいいかな、程度の弱気の予想でした。

天気は晴れ、しかしやや気温が高く15℃くらいあり、そして風が強い!

スタートは強い追い風で、出だし3分40秒台と危険域。でもランナーズハイなのか少しも苦しくありません。さすがに500メートル程度で苦しくなりペースダウン。でも最初の1キロはキロ3分59秒。その後呼吸を整えて4分20秒台後半で行く。ほとんどが向かい風の印象があった。だからこのペースは仕方ない。

8キロ当たりでふと、「ただ走るんじゃなく、いい走りをしているイメージ持って足を運んだらいい走りができるかも」との思いが頭をよぎった。

するとそれだけで脚がすいすい前に行くようになってきた。これは大きいぞ!タイムも20秒を切るようになり、その後、本当かどうか折り返しの手前から風をあまり感じなくなったのです。これも気持ちの持ちようなのか?そして折り返し後はキロ4分15秒を切るようになり、15人ほど抜くことができました。

折り返しの前に、対向して走るランナーのゼッケンから60代のランナーで自分が6位ではないかと分かりました。抜いた15人の中に60台が3人いたと見えて、最終的に3位になることができたというわけです。

今回の記録はヴィネに自信をくれました。10,11月とアンディーの散歩含めて400キロのランですが、これを100キロくらい増やして、定期的に坂道ダッシュを取り入れて、太もものケアを十分することでフルは3時間5分切り、もしくはサブスリーを狙えるところまで持って行けるかもしれない。

昨年の館山マラソンの両太もも肉離れという教訓を生かして、太ももの手入れは十分していかなければいけないと感じました。今日のレースでは脚には全く不安はなかったです。

ど素人の執念でよみがえった診察台ですが、一つ気に入らないことがあります。本体に差し込んだ緑の部分が抜けないように固定する金属の輪っかがあるのですが、それを逆に入れてしまって固定出来ていないのです。

このくらいならやり直しも簡単だろうと、コードを外して金属部分をとろうとしたら、

バシっと再び火花が散りました。

一瞬でこれまでの努力が水の泡です。

その日、すべての道具を家に持ち帰り、夜2時間かけて再度ハンダ付け作業に臨みました。

2時間かけて再びハンダ付け作業をしました。非常に疲れました。

そしてハンダごてで2回やけどしました。

ハンダ作業はほとんど初めての作業です。こんなにも難しいものなのか!電気工事士が言っていました「ハンダ付けも資格試験があるくらいですから奥が深いです」

甘く見ていました。