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2022年06月16日(木)

NHKのニュースでランニング依存症の特集をやっていました。

足腰が痛くても走ることをやめられない。走らないことに罪悪感を感じる。ついつい走行距離を求めてしまう。など、ヴィネも感じたことがある症状で、多くのランナーも同じ思いじゃないかと思います。

どうして依存症になるのかの理由ですが、「ランニング中に脳内快楽物質であるエンドルフィンが分泌するからだ」と従来の説だけで、目新しいことは何もありませんでした。
 また、ランニング依存症の記者が、スポーツ障害の専門医を受診し、医師からランニング依存対策としてアドバイスを受けました。
「走る距離を1割減らしてみたらどうでしょうか」とのアドバイスでしたが、そんなことできたらとっくにやっています。依存症はそれができないから依存症なのです。結局大したアドバイスはありませんでした。

ランニング依存症は治しようがないのです。キッパリ!

ただ、ランニングに依存しても、不都合なことがなければいいのです。つまり足が痛い、腰が痛い、だるい、疲労が抜けない、家庭内不和になっている・・・・など、走りすぎによるトラブルがなければいくら依存してもいいわけです。

ではどう対処するかですが、それはどんなトラブルに見舞われているかによります。ヴィネの経験だと、アキレス腱炎、膝軟骨の障害、だるさ(肝機能障害)でした。足腰の痛みに関して言えば、超早期にそのトラブルに気づいて対応策を考えることにつきます。そうすれば大ごとにならなくて済むのですが、問題は、ランナーは走ることに時間を割いて治療することを後回しにすることです。
こういうランナー的思考回路もランニング依存によるものと言えばそうかもしれません。この辺がトレーナーとかついているプロとの違いです。なので自分の中にトレーナーを住まわせるような考え方が必要になってきます。

熱中症を心配して、政府は「外ではマスクを外すよう」に基準を作りましたが、外行く人のマスク姿は全く減っていません。

どうして日本人はこうも頑固なんでしょうか。かたくなに自分を束縛する決まりごとに従うことで、周囲に「私は努力しています」「みんなと違うことは致しません」と訴えているようで異様な気がします。厚労省が、一向にマスクをはずす様子がないのを見て、さらに熱中症予防のために外ではマスクを外すことを叫んでいますが、役人は人心を読めていませんね。

みんながマスクを外さないのは、「2メートルの距離があれば」とか「会話をしなければ」という条件を付けるからです。例えば登下校で2メートルの距離を保てないからとマスクをつける。一緒に登下校するのに何も話しないのはかえってその場の空気がかえって重くてつらい。だからマスクつけて普通に登下校した方がいいと考えちゃいます。またマスク外して登下校しているところを、「おい、2メートル離れろ」など指摘する馬鹿が必ずどこかにいるのです。

だからマスクを外す基準は条件なしで単に「もう外でも中でもマスクはしなくていいです」とすべきなのです。ヴィネの考えでは授業の時も基本マスク外すべきです。だっておかしいじゃないですが、一番感染する機会が高い食事や飲み屋での基準は、もう撤廃されたんですよ。彼ら2メートルの距離とってますか?酒飲んでべらべらしゃべっているじゃないですか。そこをゆるゆるにしておいて、どうして学校で黙食なんですか?

やる気のない議員がろくに考えないで作った基準に、どうして我々が従わなきゃいけないんですか?日本国民はどうして自分で考えないでおかしな基準に異議を唱えないでしたがうのでしょうか?

それは自分で考えるより間違った基準でも従った方が楽だからなんです。自分で考えて取った行動には責任が伴います。だからみんなやらないのです。クソな基準でも、マスクするだけだから、手洗いするだけだからと、「ちょっと我慢すれば波風立たずに済む」ことが優先されているのです。

サーズらは1956年に医師と患者の関係として以下の3つの分類をしています。赤字はヴィネの考え。

1.救急病院での患者

患者は主体的な対応ができず、近親者がその代役となる。医師との関係は親子関係に類似して医師との間に人間関係は成立しない
親子関係というより、圧倒的な医学知識の差によって完全に医師の行為に服従する状態。

2.大病院に紹介されるような患者

高熱や激しい痛みで自分で対応することができない状態。患者は医師の指示に従う状態に置かれる。親と青年期の子供の関係で対等な人間関係ではなく、指導するものとされるものとの関係
患者が医師の意見に従わないときは、青年期の反抗期に似ているが、医師は親ではないので温かく見守ることはせず「だったらうちではみられません」と突き放す。

3.生活習慣病や慢性疾患などで、患者は普通に社会生活を営んでいる。患者の自己管理が治療の中心となる。医師と患者の関係は対等が期待される。
患者自身の性格、社会的立場、それまでの人生がどうだったかによって医師との関係にはかなりの違いが生じる。医師と対等な立場で自らの病気を克服するように行動とる人もいれば、自分の都合のいい部分だけを受け入れて、そうでないものについてはどんな説得も聞き入れない人もいる。

17日の記事「赤ちゃん返りする患者」のケースは上記分類の3になります。一般開業医院では、多くの患者はある程度自分の都合のいいものだけを取り入れる傾向にあります。その結果多くの薬が捨てられたり、途中で来なくなったり、保険で適応にならないものを要求したりしてきます。医師と患者の関係が対等であるケースは1割に満たない気がします・・・・。( 一一)

 

経団連が新型コロナウイルス感染対策の指針を見直したという記事が載っていました。

それによるとテーブル、ドアノブ、電気のスイッチなどの頻繁に洗浄・消毒を行くとしていた項目を削除したとのこと。

え?あの意味のないクソ行為は経団連が作った指針だったの?なんとトイレのハンドドライヤーの使用をやめるように呼び掛けていたのも経団連だったのです。万が一手にウイルスがついていたとしても、それを洗ったらいなくなるはずで、そのあとのハンドドライヤーの使用は何ら問題ないはず。それをやめさせていたということは、手洗いでコロナウイルスは流し落とせないと考えていたことになり、無知蒙昧。

こんな無知な奴らが日本の経済をけん引していたとは、もう日本は何もかも救いようがないなあ。

これから盛夏になると、あまりにも暑すぎて長距離走は体に負担になるので、梅雨のうちに30キロ走を一度果たしておきたいと考えてスタートします。

しかし、なぜか調子が上がらず10キロ当たりで気持ちが萎え始めました。結局17.5キロで上がりました。いったい何が原因だったのでしょうか?長い間長距離を走っていなかったから持久力がなくなってしまったのかもしれません。今シーズン本格的にレースに復帰しようと思い始めた矢先の出来事です。まだ時間があるので少しずつ積み上げていくしかないです。

それでも今月はすでに270キロ達成していますから、このままめげずに走り続けます。

当院に長らく通院されている患者さん、のどがイガイガするといいます。

ヴィネは開業当初から扁桃炎には”のどはちみつ療法”を提唱しています。そしてそののどはちみつ療法をもしなくて済むようになったのが、睡眠時口テープ対策でした。(なお、コロナ流行してからはこれに鼻うがいが加わりました)

だから言いました。「何年通院してんの?俺の言うこと聞いてればこんなことにならないのに」
すると「やってるよ、やっててもこうなったんだから」
「何回やった?まさか1回なんて言うんじゃないだろうね。5回も、6回もやらなきゃだめだよ」
 案の定1回しかやっていません。以前にもそういう人がいましたから予想はついていました。どうして1回でやめちゃうのかヴィネには全く理解ができません。だってはちみつやってその直後に緩和したことは実感すると思うんですが、それが30分後に消えてしまったら、どうしてそこでやめちゃうのでしょうか。またやったらいいじゃないですか。

そういう人は決まって口答えします。「えー、そんなにやるの?カロリー取りすぎじゃない」
のどに垂らすはちみつの量は高々はちみつスプーン1杯です。せいぜい2mlで8キロカロリー程度です5回やったって40キロカロリー。そんな人に限って高カロリーのお菓子を何のためらいなくも食べるのです。

マスクしないで寝たら喉を痛めたおいうのですが、マスクは絶対に効果ありません。口テープをするべきなのです。しかし「あれやるとものすごく肩が凝ってとてもできない。前に先生にも言ったでしょ」と自己主張。
いったいどんなテープの張り方したというのでしょうか。寝ているときに口周りの筋肉の緊張が落ちて自然と口が開くのを、テープで開かないようにするだけですから、それが肩の筋肉緊張に働くとは思えません。むしろマスクして寝る方が耳から方への筋肉に影響が及ぶ可能性があります。
たとえ一度方が緊張したからといって、一回でやめるというのは信じがたいです。文句言うばかりで自分でちょっとは工夫してみようって気はないんでしょうか?難しい理屈を言っているわけじゃありません。口が開くから乾燥する。だから口を閉じておくようにテープ貼っているだけです。たとえ肩が凝ったとしても、じゃあそれはどうしたら克服できるのか?って考えないんでしょうか?それを、助けるために一つの解決策を提案したヴィネに対して文句言ってなんだっていうのでしょうか?

実はこの患者さんはヴィネとは長い付き合いで、以上のことをストレートに言ってもケンカになるような方ではありません。

ヴィネは「患者って赤ちゃん返りすることがある」と感じることがしばしばあります。
「え?何でそんなこと説明しなきゃいけないの?そこまでこっちが手を引いて誘導してあげなきゃいけないの?」と。
上の例のように、別に難しい医学的なことを言っているわけじゃないのに、どうして今自分を苦しめている不都合な症状をもっと積極的にかかわって治そうとしないのかなあと思います。
 なのに勝手に薬をやめたり減らしたり、人から薬をもらって飲んだりと、大胆なことをするのはなんででしょう?

 

11歳のサッカー少年。足のいぼの治療で、 半年間1週間から10日のペースで液体窒素とヨクイニン内服の治療を続けていた。液体窒素の治療をすると痛くて2,3日歩けなかったという。

2月8日に当院受診してグルタラールという消毒液での治療を開始します。基本自宅での治療ですから、通院の必要なし。

左から開始して間もなく。次第にイボが崩れていく様子がうかがえます。全経過3か月できれいに治りました。この間日常生活にはほぼ支障なしでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめのうちは足に元気がありませんでしたが、次第にh畏怖やその下の筋肉に張りが出てきて、元気ではつらつとした足になっているのもお判りでしょうか。

因みにイボ治療のガイドラインでは、液体窒素療法はAの強く実施することが推奨される治療法で、グルタラール療法はC1のやってもいいが根拠はあんまりないよ、もしくはC2の根拠がないからやらない方がいいよ、になっています。

さてあなたなどっちを選びますか?ちなみにグルタラール療法は保険適用外ですが、当院では液体窒素療法よりずっと安いです。

様々な原材料の値上げで、物価高が続いています。値段は据え置いて中身を減らすのをステルス値上げというようですが、こんなあからさまなステルス値上げは頭にきます。もともとは12個入りだったんでしょう。二個ずつ6か所に並べて入っているはずが、9個しか入っていません。(左端は2個重ねではなく1個だけです)

確かに外袋には9個入りと書かれていますが、いつも買っている人はいちいちそこを点検せずに買っているはずで、袋開けてびっくりしているに違いありません。

しかし12個入っていたものが9個になって値段据え置きって、3割以上の値上げですよ。あげすぎですよねえ。

ちなみにこれは貰い物です。

室内のランニングマシン用のシューズがあります。しかしヴィネの性格上マシンで走るのは趣味じゃありません。怪我して外走るのはまだきつかった時に買ってはいたものでまだ。

室内で使うとなかなかソールが減りません。まだ3か月くらいは履けそうだと思って外用におろしました。ところが10キロあたりから右のソールがペコペコ言い始めました。「一部ソールがはげかかっているのかな」と思ってみてみると、なんとソール全体がバックリと、ほぼ9割はがれかかっているじゃありませんか。家まであと2キロ。そーっと刺激を与えないように走りました。

その努力もむなしく、家まであと1キロというところで。バコっと音がして完全にはがれてしまいました。ソールが取れてしまったので、右シューズの底はほぼ布状態。直接アスファルトの固さが足に伝わります。

おお、この感覚!小学生の時に、運動会の時だけ履くチャンスがあった、あの足袋の感覚そっくりじゃないですか。当時、体育の授業といっても、いわゆるズックでした。なぜか運動会の時だけ親指だけがほかの指と離れている、あの足袋を買うことができてそれを履くのです。ほぼ全員が真っ白な足袋を履いていたのではないかと思います。足袋といっても、地下足袋のように丈夫じゃなく、ソールも厚めのフェルトっぽい布の感じでした。作りが丈夫じゃないので、運動会一日使っただけで穴が開いたりしてもう使い物にならなくなります。

あの時の直接大地を感じた足袋の思い出がよみがえってきたのです。左足はソールが残っていたので、3センチくらいの脚長差が出て、走りにくかったですが、直接感じる大地の感覚は新鮮で悪くはなかったです。

朝昼夕がたのアンディランと往復通勤ランと自己ランで、6回に細切れにして走ってトータル18.3キロ。最長8.3キロ最短1キロでした。今月、距離だけは順調に稼いでおります。

今日は24℃くらいしかないのに湿度が高く、短距離でも随分と汗をかきましたので、ウエアは洗いました。明日からは30度になるというので、SDGsランはもうできないと思います。一方で30度以上になって湿度も高ければ、尻スタンプとランパン絞りができる可能性が高まります。ただし最低でも20キロ以上走らないとできない高度な技です。しかも短いランパンでないといい仕事ができません。さて今年は何回出来るでしょうか。