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2022年06月17日(金)
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コロナで亡くなられた方のお葬式はとても残された家族にはつらいものです。

そうでなくても入院中は面会できませんし、おそらく病状だってこまめに伝えられていないでしょう。そしていきなり「お亡くなりになりました」の宣告。さらにはお葬式では(感染予防とかの理由で)袋に入れられて、触れることもできず。参列者だってごく限られています。

これらが厚労省の指導の下にあったとはごく最近知りました。当初は葬儀社がコロナが怖くて独自の判断でやっていたのかと思っていましたが、そうではなくお上が知ったかぶりの指導をしていたということになります。

何が知ったかぶりかというと、コロナは死体から感染しないということです。これが死体に触れても感染するエボラ出血熱との違いです。コロナは呼吸器感染です。患者さんの吐く息やくしゃみ鼻水から感染するのです。だから亡くなられてもう呼吸をしなくなった患者さんからは感染しないのです。ビニール袋に入れる必要なんて全くありませんし、面会者を制限制限する必要もありません。

早いところ厚労省は普通の葬式に戻すように通知するべきです。

毎日「危険な暑さ」とTVではがなり立てています。しかし昨夜は涼しかったです。おとといの晩は寝苦しくてアイスノンで頭寒にして扇風機で寝ましたが、昨夜は扇風機だけで快適でした。拙宅ではエアコンは基本的に使用しません。

そして今朝起きた時も「お、涼しいじゃん」

アンディが5時に起こしに来て、5時40分からの散歩も快適でした。

今日は午前中に友人宅に薪とりに行く計画でしたので、朝のうちに少し走っておこうと思って、朝食後すぐにランに出ました。

「あら、先生元気ですね」と犬の散歩で時々お会いする方からお声掛けをいただきました。
 「今日涼しいから、今のうちに走っちゃおうと思って」というと
 「え?涼しい?」
「はあ、今朝は昨日より涼しいですよね」

この方はどうかはわかりませんが、エアコンに浸る生活続けていると、昨日と今日の空気の違いなどには気が付かないのかもしれません。テレビでは昨日より危険な高さで40度以上、もしかすると41度に行くかも、なんて騒いでましたから、その言葉にビビらされているのかもしれません。

さて今日のランですが、涼しさを感じたからではないと思いますが、中間走で久しぶりにキロ5分を切り快調でした。これまでは6分台のスピードしか出なくって、涼しくなるまではだらだらランで距離稼ぐしかないかと思っていたのが、多少勇気づけられる結果でした。

梅雨が予想以上に早く上がって、特に関東地方は急激な高温に見舞われてます。

テレビでは熱中症対策について、「こまめに水を飲め」とか「運動は控えよ」とか「エアコンを遠慮せずに使え」とか言ってますが、危険が差し迫ってから対策取っても焼け石に水ですよ。せいぜい効果があるのは、朝食をスキップする人に「ちゃんと食べなさい」といくことくらいでしょうかね。しかしそれを「水を飲んでもそれを蓄えるタンクの働きをする筋肉がないと効果が低いです。朝食をタンパク質もとってバランスよく食べることで筋肉を維持することができます」という理屈に結び付けるのはおかしいんじゃないの。もともと鍛えてない人間が泥縄でたんぱく質とったところで、この差し迫った状況に間に見合う筋肉をつけることなんかできっこないです。現場しらずの専門家って、知ってる知識でへ理屈をこね繰り上げるので、信用なりません。

熱中症対策は年間通じてやらなければいけないのです。一年通して運動して暑熱環境にもならしていれば、この程度の暑さで熱中症の心配はする必要がなくなります。コロナ禍で「外出制限」を「単に外に出ないで家の中にいろ」≒「運動するな」ととらえた人たちは、今年の暑さでへばるのです。梅雨のころ、まだ25度くらいの気温なのに学校で集団熱中症になったところがありましたが、コロナ禍で運動不足になった典型例です。

NHKのニュースでランニング依存症の特集をやっていました。

足腰が痛くても走ることをやめられない。走らないことに罪悪感を感じる。ついつい走行距離を求めてしまう。など、ヴィネも感じたことがある症状で、多くのランナーも同じ思いじゃないかと思います。

どうして依存症になるのかの理由ですが、「ランニング中に脳内快楽物質であるエンドルフィンが分泌するからだ」と従来の説だけで、目新しいことは何もありませんでした。
 また、ランニング依存症の記者が、スポーツ障害の専門医を受診し、医師からランニング依存対策としてアドバイスを受けました。
「走る距離を1割減らしてみたらどうでしょうか」とのアドバイスでしたが、そんなことできたらとっくにやっています。依存症はそれができないから依存症なのです。結局大したアドバイスはありませんでした。

ランニング依存症は治しようがないのです。キッパリ!

ただ、ランニングに依存しても、不都合なことがなければいいのです。つまり足が痛い、腰が痛い、だるい、疲労が抜けない、家庭内不和になっている・・・・など、走りすぎによるトラブルがなければいくら依存してもいいわけです。

ではどう対処するかですが、それはどんなトラブルに見舞われているかによります。ヴィネの経験だと、アキレス腱炎、膝軟骨の障害、だるさ(肝機能障害)でした。足腰の痛みに関して言えば、超早期にそのトラブルに気づいて対応策を考えることにつきます。そうすれば大ごとにならなくて済むのですが、問題は、ランナーは走ることに時間を割いて治療することを後回しにすることです。
こういうランナー的思考回路もランニング依存によるものと言えばそうかもしれません。この辺がトレーナーとかついているプロとの違いです。なので自分の中にトレーナーを住まわせるような考え方が必要になってきます。

熱中症を心配して、政府は「外ではマスクを外すよう」に基準を作りましたが、外行く人のマスク姿は全く減っていません。

どうして日本人はこうも頑固なんでしょうか。かたくなに自分を束縛する決まりごとに従うことで、周囲に「私は努力しています」「みんなと違うことは致しません」と訴えているようで異様な気がします。厚労省が、一向にマスクをはずす様子がないのを見て、さらに熱中症予防のために外ではマスクを外すことを叫んでいますが、役人は人心を読めていませんね。

みんながマスクを外さないのは、「2メートルの距離があれば」とか「会話をしなければ」という条件を付けるからです。例えば登下校で2メートルの距離を保てないからとマスクをつける。一緒に登下校するのに何も話しないのはかえってその場の空気がかえって重くてつらい。だからマスクつけて普通に登下校した方がいいと考えちゃいます。またマスク外して登下校しているところを、「おい、2メートル離れろ」など指摘する馬鹿が必ずどこかにいるのです。

だからマスクを外す基準は条件なしで単に「もう外でも中でもマスクはしなくていいです」とすべきなのです。ヴィネの考えでは授業の時も基本マスク外すべきです。だっておかしいじゃないですが、一番感染する機会が高い食事や飲み屋での基準は、もう撤廃されたんですよ。彼ら2メートルの距離とってますか?酒飲んでべらべらしゃべっているじゃないですか。そこをゆるゆるにしておいて、どうして学校で黙食なんですか?

やる気のない議員がろくに考えないで作った基準に、どうして我々が従わなきゃいけないんですか?日本国民はどうして自分で考えないでおかしな基準に異議を唱えないでしたがうのでしょうか?

それは自分で考えるより間違った基準でも従った方が楽だからなんです。自分で考えて取った行動には責任が伴います。だからみんなやらないのです。クソな基準でも、マスクするだけだから、手洗いするだけだからと、「ちょっと我慢すれば波風立たずに済む」ことが優先されているのです。

サーズらは1956年に医師と患者の関係として以下の3つの分類をしています。赤字はヴィネの考え。

1.救急病院での患者

患者は主体的な対応ができず、近親者がその代役となる。医師との関係は親子関係に類似して医師との間に人間関係は成立しない
親子関係というより、圧倒的な医学知識の差によって完全に医師の行為に服従する状態。

2.大病院に紹介されるような患者

高熱や激しい痛みで自分で対応することができない状態。患者は医師の指示に従う状態に置かれる。親と青年期の子供の関係で対等な人間関係ではなく、指導するものとされるものとの関係
患者が医師の意見に従わないときは、青年期の反抗期に似ているが、医師は親ではないので温かく見守ることはせず「だったらうちではみられません」と突き放す。

3.生活習慣病や慢性疾患などで、患者は普通に社会生活を営んでいる。患者の自己管理が治療の中心となる。医師と患者の関係は対等が期待される。
患者自身の性格、社会的立場、それまでの人生がどうだったかによって医師との関係にはかなりの違いが生じる。医師と対等な立場で自らの病気を克服するように行動とる人もいれば、自分の都合のいい部分だけを受け入れて、そうでないものについてはどんな説得も聞き入れない人もいる。

17日の記事「赤ちゃん返りする患者」のケースは上記分類の3になります。一般開業医院では、多くの患者はある程度自分の都合のいいものだけを取り入れる傾向にあります。その結果多くの薬が捨てられたり、途中で来なくなったり、保険で適応にならないものを要求したりしてきます。医師と患者の関係が対等であるケースは1割に満たない気がします・・・・。( 一一)

 

経団連が新型コロナウイルス感染対策の指針を見直したという記事が載っていました。

それによるとテーブル、ドアノブ、電気のスイッチなどの頻繁に洗浄・消毒を行くとしていた項目を削除したとのこと。

え?あの意味のないクソ行為は経団連が作った指針だったの?なんとトイレのハンドドライヤーの使用をやめるように呼び掛けていたのも経団連だったのです。万が一手にウイルスがついていたとしても、それを洗ったらいなくなるはずで、そのあとのハンドドライヤーの使用は何ら問題ないはず。それをやめさせていたということは、手洗いでコロナウイルスは流し落とせないと考えていたことになり、無知蒙昧。

こんな無知な奴らが日本の経済をけん引していたとは、もう日本は何もかも救いようがないなあ。

これから盛夏になると、あまりにも暑すぎて長距離走は体に負担になるので、梅雨のうちに30キロ走を一度果たしておきたいと考えてスタートします。

しかし、なぜか調子が上がらず10キロ当たりで気持ちが萎え始めました。結局17.5キロで上がりました。いったい何が原因だったのでしょうか?長い間長距離を走っていなかったから持久力がなくなってしまったのかもしれません。今シーズン本格的にレースに復帰しようと思い始めた矢先の出来事です。まだ時間があるので少しずつ積み上げていくしかないです。

それでも今月はすでに270キロ達成していますから、このままめげずに走り続けます。

当院に長らく通院されている患者さん、のどがイガイガするといいます。

ヴィネは開業当初から扁桃炎には”のどはちみつ療法”を提唱しています。そしてそののどはちみつ療法をもしなくて済むようになったのが、睡眠時口テープ対策でした。(なお、コロナ流行してからはこれに鼻うがいが加わりました)

だから言いました。「何年通院してんの?俺の言うこと聞いてればこんなことにならないのに」
すると「やってるよ、やっててもこうなったんだから」
「何回やった?まさか1回なんて言うんじゃないだろうね。5回も、6回もやらなきゃだめだよ」
 案の定1回しかやっていません。以前にもそういう人がいましたから予想はついていました。どうして1回でやめちゃうのかヴィネには全く理解ができません。だってはちみつやってその直後に緩和したことは実感すると思うんですが、それが30分後に消えてしまったら、どうしてそこでやめちゃうのでしょうか。またやったらいいじゃないですか。

そういう人は決まって口答えします。「えー、そんなにやるの?カロリー取りすぎじゃない」
のどに垂らすはちみつの量は高々はちみつスプーン1杯です。せいぜい2mlで8キロカロリー程度です5回やったって40キロカロリー。そんな人に限って高カロリーのお菓子を何のためらいなくも食べるのです。

マスクしないで寝たら喉を痛めたおいうのですが、マスクは絶対に効果ありません。口テープをするべきなのです。しかし「あれやるとものすごく肩が凝ってとてもできない。前に先生にも言ったでしょ」と自己主張。
いったいどんなテープの張り方したというのでしょうか。寝ているときに口周りの筋肉の緊張が落ちて自然と口が開くのを、テープで開かないようにするだけですから、それが肩の筋肉緊張に働くとは思えません。むしろマスクして寝る方が耳から方への筋肉に影響が及ぶ可能性があります。
たとえ一度方が緊張したからといって、一回でやめるというのは信じがたいです。文句言うばかりで自分でちょっとは工夫してみようって気はないんでしょうか?難しい理屈を言っているわけじゃありません。口が開くから乾燥する。だから口を閉じておくようにテープ貼っているだけです。たとえ肩が凝ったとしても、じゃあそれはどうしたら克服できるのか?って考えないんでしょうか?それを、助けるために一つの解決策を提案したヴィネに対して文句言ってなんだっていうのでしょうか?

実はこの患者さんはヴィネとは長い付き合いで、以上のことをストレートに言ってもケンカになるような方ではありません。

ヴィネは「患者って赤ちゃん返りすることがある」と感じることがしばしばあります。
「え?何でそんなこと説明しなきゃいけないの?そこまでこっちが手を引いて誘導してあげなきゃいけないの?」と。
上の例のように、別に難しい医学的なことを言っているわけじゃないのに、どうして今自分を苦しめている不都合な症状をもっと積極的にかかわって治そうとしないのかなあと思います。
 なのに勝手に薬をやめたり減らしたり、人から薬をもらって飲んだりと、大胆なことをするのはなんででしょう?

 

11歳のサッカー少年。足のいぼの治療で、 半年間1週間から10日のペースで液体窒素とヨクイニン内服の治療を続けていた。液体窒素の治療をすると痛くて2,3日歩けなかったという。

2月8日に当院受診してグルタラールという消毒液での治療を開始します。基本自宅での治療ですから、通院の必要なし。

左から開始して間もなく。次第にイボが崩れていく様子がうかがえます。全経過3か月できれいに治りました。この間日常生活にはほぼ支障なしでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめのうちは足に元気がありませんでしたが、次第にh畏怖やその下の筋肉に張りが出てきて、元気ではつらつとした足になっているのもお判りでしょうか。

因みにイボ治療のガイドラインでは、液体窒素療法はAの強く実施することが推奨される治療法で、グルタラール療法はC1のやってもいいが根拠はあんまりないよ、もしくはC2の根拠がないからやらない方がいいよ、になっています。

さてあなたなどっちを選びますか?ちなみにグルタラール療法は保険適用外ですが、当院では液体窒素療法よりずっと安いです。