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2022年10月05日(水)
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ゴーマン杯を10日後に控えて、ヴィネは不安に駆られています。

スピードが出せない。
走り始めに太ももに微妙な疲労感を思える。
手術した方の膝裏に違和感を覚える。

3年前に走ったときの記録は、膝のオペ後間もないのに予想外のいい記録でした。しかし、今その記録を上回れるか全く自信がありません。この3年間コロナで大会がキャンセルになったことを理由に、練習をさぼっていたことが大きいです。心の中ではこの間にゆっくり膝裏の違和感が治ってくれればいいなあ、と考えていましたが、さぼる気持ちがなかったといえばうそになります。

自分にどれだけのスピード力が残っているのか知るために、坂道ダッシュに挑みました。最強の訓練といえば坂道ダッシュであることは理解しているのですが、この数年全くやってませんでした。

最初は昨日、通常のランの後にやったのですが、一本目からヘロヘロでした。3本やるのが精一杯でした。
昨日のランで打ちひしがれましたが、今日リベンジです。今日は最初っから坂道ダッシュに入りました。すると気温も低くなったことも手伝ってか、昨日に比べてとてもいい走りでした。最低でも昨日の倍の本数はやろうと6本走り、「大きくタイムを落としていないので、別の坂でももう少しやってみよう」とポジティブな気持に。

続いて訪れた坂は素直なまっすぐで一定の斜度の坂で、追い風も加わってキロ3分50秒前後。これは行けそうだ、と気持ちが強くなりました。最終的に切りよく合計で10本走ることができました。

はじめは気持ちがついていかずイヤイヤだったけど、走ってよかった~

ランニング中に腹痛に見舞われた経験がある人は少なくないでしょう。その原因についてネットで見ると結構いい加減なことが書いてあります。

多くの人がその原因として言及しているのは、①肝臓が揺れること②横隔膜の痙攣③横隔膜の虚血④消化管の虚血⑤腹筋の痙攣⑥腹膜の炎症⑦靭帯の牽引痛です。中には脾臓が痙攣するなどと医学的には間違っていることを平気でコメントしている人もいます。

おそらく、これは誰かが言ったことを、何の疑問もはさまずにコピペしているから広がったのだと思います。

ヴィネは反論します。
まず肝臓がどれだけ揺れているかです。走ることで上下動は起きますがロードランニングではせいぜい数センチの上下動でしょう。肝臓は最大の臓器なんだから数センチでも揺れが続けば痛みにつながるだろうという意見もあるでしょうが、何か証拠でもあるのでしょうか?(そんなに肝臓ってやわなのでしょうか?)おそらく想像だけで論理を展開しているだけでしょう。乗馬でも腹痛が起こったことがあるといわれているので、振動による痛みは全く否定はできません。しかし乗馬の時の上下動はランニングに比べればかなり大きいので、ランニングとは別物と考得られます。
痛いんだったらその原因として痙攣といえば理解されやすいので「横隔膜のけいれん」と、想像だけで直結させている印象もあります。しかしもし横隔膜が痙攣してたら呼吸が大きく乱れるはず、もしくはまともな呼吸ができないはずです。
「靭帯の牽引痛」は腹部の手術をした人の癒着による牽引痛ならあり得るでしょう。「腹筋の痙攣」もあるかもしれませんが、ほとんどそれが原因であることはまれでしょう。腹筋は体の表面なので痙攣していれば明確に区別できるはずです。

ヴィネは「ランニング中の腹痛は主に肝臓の虚血」と考えています。ランニング中の腹痛の多くは肋骨の下あたり、もしくは肋骨に覆われているところが多いです。そしておそらく右側に多いです。つまり肝臓です。
ランニング中に下半身に大量の血液が奪われ、内臓に回る分が犠牲になるのです。だったら何も肝臓でなくてもどの臓器でも同じように虚血になって痛むんじゃないかと思われるかもしれませんが、ほかの臓器は痛む確率が低いのです。例えば腸はランニング中にほとんど働きません。ランニングはある意味緊急事態。そんな時に悠長に消化活動なんかやってられません。しかし肝臓はランニング中も様々な仕事をしなければいけません。だからかつ駅を必要としているのです。しかし血液が足にもっていかれちゃうので「俺にももっと血液回せよ」と痛みで訴えてくるのです。もちろん腸も腎臓も虚血になりえますが、圧倒的に肝臓が多いと思われます。

ランニング中の腹痛は初心者に多いです。熟練したランナーが腹痛に見舞われることはめったにありません。それは訓練によって無駄な動きがなくなったり、効率的に血液を利用できるようになるからでしょう。

ご理解いただけたかな。腹痛に悩んでる暇あったら、どんどん練習しなさい!ってことですよ。

肝臓は沈黙の臓器と言われます。

消化管だったら腹痛や下痢吐き気など、すぐに症状が出ます。(だから「腸より始めよ」とヴィネは言ってるのですが)呼吸器も咳や息苦しさなど症状が出やすいところです。しかし肝臓に異常があってもなかなか症状がでないといわれています。ひねくれヴィネは「いや、甲状腺だって症状出にくいぞ」と突っ込みたくなりますが、それは置いておいて・・・。

肝臓は決して沈黙の臓器ではありません。しかし消化器のように多弁でもありません。ヴィネは「肝臓はそっと囁いているのに人は気づかないだけ」だと思うのです。

ヴィネは練習が多くなるとだるくなる症状にずっと悩まされていました。その時血液検査すると、肝臓が壊れたという指標である、GOT,GPTという酵素の数字が少し増えているのです。正常値は40までと言われますが、(検診では30まで)それが50とか70になってるのです。この数字ですが決して高くはありません。ほんの僅か通常より壊れる細胞が多くなっているだけなのです。おそらく%で言うと肝臓全体の0.何%程度です。なのに椅子から立ち上がる程度でもだるさを感じました。結局これは練習直後にアミノ酸を服用することで解決しました。詳細は「ザバスの軍門に降る」をご参照ください。

しかし実際の臨床でこの程度の酵素の上昇で症状を訴える人はいません。例えば薬の副作用でこの酵素が3桁まで上がることもあるんですが、そんな人でも「どうりでこの薬飲んでからだるくなった」というよう言葉を聞いたことがありません。

この違いはなぜ起こるのか?ヴィネの推測ですが、それは走っているかどうかの違いではないかと。つまり走っていると、ほんのちょっとの体調の落ち込みに敏感になるのではないでしょうか?
最近「どうもスピードが出ない」「やる気が出ない」「タイムが上がらない」「いつもと同じ食事だし睡眠も十分とっているのに、どうして?」と考えを巡らせるだろう。そして医療機関に行って採血すると肝機能が悪かったり貧血だったり判明する。「あーそうだったのか、納得!」となるのです。
 一方走る習慣がないと、年のせいとか飲みすぎやストレスのせいと自分の中で片付けて受け入れているのでは?そんなことしているうちにその状態になれてしまって、わずかな体調の不良にも気づかなくなるような気がします。

ランニングに限らず、中等度以上の運動を日常的にやることが、微細な症状にも気づかせてくれる増幅器なのではないでしょうか?

人は一生走り続けなければいけない動物だと覚悟しましょう。

不耕起栽培の記事にに関して、養老孟司氏がコメントをのこしています。

人は1万年の間、さんざん土を掘り返し、それが農業だと思ってきた。今更掘り返さない方がよかったと言われると、一瞬唖然とするが、これは農業に限ったことではない。

人は思うようにならないと気が済まない。自然も人生も「予測と制御」ができると思っている。徹底的に人工的な環境に住んで、努力すれば報われるという社会を作ってしまった。しかし本当だろうか?自然は思い通りにならないことは、自然災害が多い日本に住んでいればしばしば実感しているはずだ。

みんな毎日あくせくと生活のため、または社会に貢献するために働いている。そんなに働かなきゃいけないんだって疑問を持ったことはないだろうか。しかし畑を耕すのと同じで、何もしなくても(実際はいろいろやっていますが)同じくらいの効果が得られるかもしれない。(以上ヴィネが一部改変)

衣食住、われわれの身近なものを見ても、あまりにも自然からかけ離れているものを、むしろ人間は好んでいるなあって思いませんか?高層マンションに住んでエレベーターでヒューっと自室に向かい、人工物で囲まれた部屋から夜景を見て暮らすとか、あまりかむ必要のない柔らかい食事を好んだり、飲み物でカロリーとったり・・・。

医療もそんな気がしています。食事と運動と睡眠は健康の3原則ですよ。これが十分できていれば半分の病気は薬なしで回避できるはずです。糖尿病は運動と食事療法が基本なのに、ほとんどの医者はそこに言及せずに、いや、言及したとしてもほんのさわりだけですぐに薬物療法に走ります。糖尿病薬は非常に多いのですが、その知識はとても豊富です。しかし食事と運動に関しての知識は薄っぺらです。患者だって今までの甘美な生活からは抜け出したくないのです。
中年以降の人で十分な運動できている人って1%もいないんじゃないでしょうか。世の中運動しなくていいようなものばかり次々と作られます。そのうえキックスケーターなんて存在すべきじゃないですよ。睡眠を気にして生活している人ってどれだけいますかね。無意味に夜更しする人も多いです。寝ている時間が無駄とでも考えているんでしょうか?

不耕起栽培に倣って、医療も原点を見直すべきだな、っと一人強く思っています。しかし実際の診療の現場では、相手が自分の考えを強く言い出してきた場合は、「これは言ってもムダだな」と判断して主張を取り下げてます。

まずはこの写真を見てください。

はじめこの写真を見た時、男性の手にしているものがなんだかわかりませんでした。そしてよく見てそれが植物(穀物)の根だと知って非常に驚きました。密集した根が人の背丈まで延びている!

この男性ゲイブ・ブラウンの右側は通常の耕した土地に育った穀類の根です。男性の頭頂部あたりまでしか伸びていません。一方左側は耕さなかった土地で育った同じ穀類の根です。男性のひざ下まで伸びています。しかも密集度は右側と比べ物になりません。

耕さないで作物が作れるわけがない。雑草の生命力に比べたら、作物はとても弱くて負けてしまうじゃないか!

そんな意見がほとんどでしょう。耕す(cultivate)は文化(culture)にの語源になっている。人間が狩猟採取から農耕生活に移行することで文化が生まれたんだ、という考えなんでしょう。つまり今の文化的な生活は農耕によってもたらされたのだから、耕さないなんて人類の発展を否定するようなものじゃないかと思うのは普通の流れです。

しかし実際にブラウンが25年以上耕していない土地の土はまるでチョコレートケーキのように黒く、すっとスコップが入っていく。一方隣の耕した土地の表土は茶色く乾燥してコンクリートのように固い。

不耕起栽培は単に耕さないだけではない。それをブラウンは「土の健康5原則」とした。

1)土を耕さない(かき乱さない)
2)土を覆う(商品作物の合間にひまわりやささげなどの被覆作物を植える)
3)多様性を高める(数十種類の野菜や穀類や花を一緒に育てる)
4)土の中に「生きた根」を保つ(一年中何かしらの植物を育てる)
5)動物を組み込む(家畜を育てる)

不耕起栽培では農薬や化学肥料は使わないので、それに使う費用が節約できる。家畜もその土地の作物で育つので飼料もいらない。農機具に使う燃料も不要(ただし被覆作物をたおすための農機具ローラークリンパーは必要)。土の有機物は耕した土地に比べて3~4倍。害虫の発生も少なくなり水分の蒸発も減る。土の中の微生物や動物も豊かになる。そして収穫は2割もアップした。

 

不耕起農業は地球温暖化防止にも役立っているという。にわかには信じられない話だが、土壌には大気中の二酸化炭素の2倍以上が蓄えられているという。それを耕すことによって大気中に放出するというのだ。世界の温室効果ガス排出量の25%が農林業などの土地利用によってもたらされているという。有史以来農業活動で排出された炭素量は、産業革命後に化石燃料を燃焼させて排出された炭素量を上回るという。

全世界の土壌中にある炭素の量を毎年0.4%ずつ増やせば、人為的活動による大気中への温室効果ガスの排出を帳消しにできる、とフランス政府は言っている。その有力な手段が不耕起栽培ということになる。

日本は雑草が多くて不耕起栽培は手間がかかるという。しかし、不耕起栽培発祥の地は実は日本なのだ。ヴィネは1995年ころのテレビ番組で福岡正信氏の活動を知った。彼はその功績でアジアのノーベル賞といわれるマグサイサイ賞を受賞している。しかし彼の自然農法は哲学的、精神的な面が強調されていたため、一般の農家には広まらなかったようだ。しかしブラウンも福岡正信の影響を受けた一人である。

 

 

 

 

 

ヴィネの泊まった宿のランクは中の上程度くらいでしょうか。そこそこ満足できる設備でしたし、職員の対応も丁寧でした。食事も「超豪華」ではありませんが、ゆったりと出来てそこそこの満足感が得られました。風呂は大浴場と露天風呂各一つずつで、サウナはなしです。

初日の立石寺の1000段程度の階段では筋肉痛は来ないだろいうと踏んでいたのですが、考えが甘かったです。昨日から少し太ももの筋肉痛がありました。

天童市は街の中心に公園があります。単なる公園ではなく、山になっています。これが結構高くて、トレイルっぽいところもあって、すごくいい練習コースになります。毎日ここで練習出来たら相当強くなりそうです。頂上から見た天童市の風景も素晴らしいです。ヴィネはここで2日間朝練をしました・

 

 

 

さて3日目は午後3時の列車ですから遠出はできません。ホテルから走って昼頃に帰ってきて温泉に入って昼食をとるとなると行けるところが限られます。そして見つけたのが不動の滝。

ちょうど距離が10キロありますからいい距離です。少し小雨が降る天気ですが、走るには問題ありません。コースはほとんどわずかな登りがメインです。標識がないのでヤフーマップが頼りです。次第に道が斜度をましていきました。

突如目の前に現れたダム。留山川ダム。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから少し行けば滝が・・・・・、あれ?

道がありません。よく見る多何やら藪の中に看板が・・・。「・・・滝・・」と書いてあります。

ひえ~、道が整備されずに荒れ果てているのか?おいおい、ちゃんと整備してくれよな。コロナ禍でこんなマイナーな滝を訪れる人がいないのかもしれないけど、でも観光名所になっているんだよ。

まあ。目的は20キロ走ることだからいいや。帰り道は下りメインなので気が楽でした。

 

 

なお、山形県の名誉のために付け加えますが、不動の滝への道が整備されていないのではなく、ヴィネがコースを間違えてしまったことが原因でした。本来のアクセスルートは留山川ダムに行く手前で曲がらなければいけないところをまっすぐ行ってしまったのが原因でした。待てよ、それだったらヤフーマップの責任だな。

旅行するときに同じ宿に2泊することはあまりありませんよね。普通は観光のため移動するので、宿は1泊ずつが多いです。しかしそれだとホテルについて荷物を降ろして出して、翌朝にはまたパッキングするというあわただしさがあります。そこで今回は同じ宿に2泊することにしました。

しかしそうすると次の観光地まで遠くなってしまいます。山形って行ってみてわかったんですが、結構鉄道の便が少なく不便です。そこでレンタカーで行動することにしました。
肝心の観光地ですが、ネットで調べるだけだと情報が足りなく、事前に行き先を調べきれませんでした。そしてホテルのパンフを見ているうちに即身仏を見てみたいと、思うようになりました。山形県は日本一即身仏が多い県で、全国で8体あるうちの6体が山形県にあります。しかし常時見られるのが酒田方面にあるため、遠くていけません。(現地で約20キロのランをも計画しているため時間的夜有がないのです)ほかの即身仏は予約制かもしれないけど、詳細不明。ホテルのフロントに聞いても、あんまり観光客が行くような場所でもないのか、全然答えが得られませんでした。

スピリチュアルな旅はあきらめ、車で2時間近くかかる鶴岡市の加茂水族館に行くことにしました。ここは別名クラゲ水族館と言われています。ノーベル賞受賞者の下村先生のオワンクラゲで注目を浴びました。

クラゲって見ていると、そのゆったりとした動きに癒されますよねえ。自分からはあまり強く主張せず、海流に流されて移動するのが移動の主な手段です。ふと立ち止まって、そんな生き方もありかなと思ったりするのですが、毒をもつものも少なくないから、こいつら何考えてるかわかりません。個人的には大きなクラゲよりは小さなクラゲが群れなしている方がきれいだと思います。

さて、朝のバイキングでたらふく食ったので、昼になっても全然腹がすいていません。そのまま海岸沿いに往復で20キロ走ることにしました。走り始めてから気づいたのですが、あまり水を携帯していません。100mlくらいしかないのですが、「まあどこかで補給できるだろう」と考えてました。ところが、千葉県の道路と違って、全然コンビニがないのです。自販機も非常に少ない。しかし現金の持ち合わせもなかったので不安になりました。8キロほど行ってやっと公民館があったのでほっとしました。

結局コンビニはちょうど10キロの折り返し地点にありました。日差しが強くなかったのが幸いでした。

9月21日~23日 山形一人旅  天童市の滝の湯に2泊しました。

天童市は将棋の駒の生産で有名です。いたるところに将棋の駒をかたどった看板や標識があります。マンホールもももちろん将棋の駒のデザインです。

ヴィネが将棋を指したのは小学校のころだけですから、別段将棋に興味はありませんが、天童市に到着直後に一応資料館に行きました。

昔はこんなに駒数が多い将棋もあったようです。各駒の動き覚えるだけで大変。

 

 

 

 

その後ホテルにチェックインして、最初の目的地山寺(立石寺)に行きました。ホテルから約10キロの道のりをランしました。

 

 

 

 

 

 

立石寺頂上からの眺め

ここに来て初めて知ったのですが、松尾芭蕉の有名な俳句はここで読まれたんですね。確かにこの山は巨大な石の塊って感じで、この岩の種類がデイサイト質凝灰岩というそうで、小さな穴があいています。ここにセミの声が染み入ると芭蕉が感じ取っても不思議ではないなとは思いました。因みに立石寺の階段は1000段以上あるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

さらに立石寺から足を延ばしたところに垂水遺跡というのがあると、ネットで調べていたので行くことにしました。ヴィネは「遺跡」と聞くと心がざわつきます。ここも山の中の階段を小走りで走り到達したんですが、

あれ?これだけ?

遺跡とはいっても山伏が修行した際に大きな岩陰で過ごした程度の遺跡だったようです。むしろそのそばの岩だらけの地面に根を張ってまっすぐ天に向かって伸びる太い杉の木に感動しました。

午後3時にホテルを出て、立石寺観光は1.5時間かかるといわれましたが、ランニング観光だったので30分で終わり、トータル3時間で観光ができました。

、 くしくも同じ時期にイギリスと日本で国葬が行われます。

今日はエリザベス女王の国葬です。60年も前から国葬の形式について女王本人を交えて綿密に計画されていたのは大変驚きました。と同時に、やはり国民の税金を使ってやるのだから、それだけ時間をかけた準備が必要なのだと思いました。
24時間も待って女王に最後のお別れをしたいという国民がたくさんいることに、女王は国葬にふさわしい人間なのだと深い感動さえ覚えます。

一方日本はどうでしょう。半分以上の国民が安倍元首相の国葬に反対しています。

こんな重要なことを国会で決めることなし政府の一存で決めてしまったのは、おそらく国会にかけたら野党からモリカケサクラを蒸し返されるからと思ったのか?費用についても当初2.5億円と、少しでも非難をかわそうとしたのか警備費用を含めず公表。むしろその低さに非難を買って、警備費用を含めたら16.6億になると訂正。これだって低すぎるという声があります。30億はかかるんあじゃないかとか。

国葬をする理由を4つ挙げています。
(1)憲政史上最も長く首相を務めた
(2)震災復興、日本経済の再生、外交などで歴史に残る業績
(3)諸外国からの弔意
(4)選挙中の非業の死であり、暴力に屈しない姿勢を示す

しかし(1)長けりゃいいってもんじゃないでしょ。要はどんなことをやったかですよね。モリカケサクラは一つも疑問が解決しませんでした。また旧統一教会と強いつながりがあったから長期政権を維持できたのかもしれません。アベノミクスだって評価は定まっていません

日本人の給与は全然上がっていないんですよ

(2)震災復興は日本国民の勤勉さによるものですよね。どこが日本の経済再生ですか?もう一度上のグラフ見てほしい。外交でなにやったっけ?トランプの飼い犬みたいだったけど。
(3)諸外国は日本の内政なんかまったく関心ないからね。そりゃ選挙運動中に殺されればだれだって弔意は示しますよ。
(4)民主主義への冒涜とかいう人もいましたが、むしろ選挙で勝つためには反社会的宗教団体である旧統一教会と手を組んでたのか!その方が民主主義への冒涜だろ

特に旧統一教会とのずぶずぶの関係が日の目を見たことが、急に国葬に対する国民の見方が変わった潮目となったはずだ。国葬までして特別扱いすることはない。そんな金があったらコロナで苦しんでいる人たちに金を回せ、と。

岸田首相は安倍元首相と教団との関係の実態解明に否定的だ。向こう3年間国政選挙がないから、ここでしらを切って時が過ぎれば、3年後の選挙には影響がないと考えているのだろう。

旧統一教会は安倍元首相の祖父である岸元首相の時から強い関係をもっていました。国会議員ってやつらは選挙で勝つためにはなんだってやっちゃうんだ。ネトウヨの人たちは今回の事件でどう思っているのでしょうか?

 

 

 

4月から期間限定で女医さんが手伝いに来てくれているので、少しはゆっくりできています。

そして21,22,23日はうまい具合に3連休取れることになりました。そこで久しぶりに一人旅をしようと思い立ちました。当然ランニングができることを考慮しています。できれば涼しいところで・・・。

しかしここで邪魔者が・・・。

台風14号が今まさに日本列島を縦断しています。今回の台風は大型で強力なため、西日本はどんな被害があるかわかりません。道路が寸断されているかもしれませんので、行くのはためらいました。しかし東日本はこれから台風が通るところです。毎日天気予報で台風の進路にはらはらイライラさせられました。

当初山梨県の北杜市とか富士五湖を考えていたのですが、23日が雨になる確率が高いとわかりました。山梨県で雨になっても観光できるところがあまり見つからなかったので、じゃあ山形はどうか?

山形も23日は雨の確率が高くなっていますが、室内の観光ができそうなので行先は山形県にしました。さてその次は山形のどこに行くか?スキーで蔵王に行ったくらいで山形には行ったことがないので全然イメージがわきません。一日にどれくらい移動できるものか、温泉はあるのか?ランニングする環境はどうなのか?

やっぱり、初めてだしあまりアクセスが良くないところは避けた方がいいだろうということで、天童市で2泊することにしました。一日目の行動計画は立てましたが、2日目以降は現地に行って決めることにしました。

新幹線はガラガラでしたがホテルは案外一杯で、22日はなかなか空きがありませんでした。台風シーズンでなければもっと前から準備できたのですが、クソ台風のおかげで今日丸一日ネットけんさくでおわ