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ブログ 一覧 (カテゴリ:ランニング)

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2018年05月29日(火)

ヴィネは暑さに強いランナーという自負を持っていました。ウルトラで暑さの中へたばるランナーを追い越す爽快感はつらさを忘れさせてくれます。

なぜ強いのか理由はわかりません。というか、なぜみんなこんな暑さで参っちゃうのか疑問でした。あんまり深いこと考えずにただただひたすら目的を達成することしか考えていから、暑いことを苦に感じる余裕がないなのかもしれません。

いやいや待てよ、それより苦の中にもジョークを忘れずに遊びランをしているからかもしれません。練習は常に一人ですから話し相手なく、走っているだけじゃつまらない。だから汗かく自分を観察して、ややランパン絞りや尻スタンプなど、あほやって自虐ネタを楽しんでいるからなのかもしれません。

そんなヴィネですが、今年の夏はビビります。以前「33度までなら炎天下の中10キロは走れるけど、34度になったら練習止める」といいました。今年は比較的涼しい千葉でも34度の日が続きます。こんな時にまじめに練習するのはチョー危険。絶対やめたほうがいい。

そうなると、今年秋からのマラソンシーズンで練習不足で自己記録を落とす人は続出するかも・・・・。まあそうなっても熱中症で人生終わるよりはいいでしょう。

え?ヴィネがひざが痛くて練習できないから他人を引きずり込もうって魂胆じゃないかって?見くびっちゃあ困ります。ヴィネはその時その時与えられた条件の中で一番重要なことをしています。走れないからって落ち込んじゃいませんよ。今は将来の美脚ランナーを頭に描いてイメージトレーニング中です。

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ひざの手術を受けることにしました。

今、日常生活で制限を受けることはないのですが、常に膝の内側に軽い痛みがあります。そして走ると突如痛むことがありそうで怖くて走れません。MRIでも半月板は損傷しているし、軟骨にも影響は及んでいそうですから、このまま練習再開すればこれ以上痛めつけることになりそうです。

夏休みを利用してまずは関節鏡で見て、どこまで損傷を受けているのか判断し、実際に半月板を一部切り取ることにはなりそうです。そしてさらに軟骨まで影響があれば、脛骨骨切り術を受けます。膝の下で脛骨を8割くらいでしょうか横に切って、そこにくさび型の人工骨を埋め込むのです。それによってヴィネの右脚は長年のO脚に別れを告げて、美しいストレートな膝になります。ただし、人工的な骨折を起こさせるわけですから1年くらいプレートで固定します。

そして練習再開はいつになるかわかりません。半年いくらいは無理かもしれませんし、再開できたとしてプレートが入っている状態ではいい走りはできません。1年はだめだろうな。63歳は記録なしに終わりそう。

さらに賢明な読者ならお気づきでしょう。
「反対側の脚はどうなの?」
症状がなければ手術はしないのが基本ですが、左右のバランス悪くなっていずれ反対側にも症状が出るんではないでしょうか?だったらどうせ練習できないのなら今のうち反対側もやっちまった方が将来的にはいいんじゃないか?
ですよねえ、そのほうが両足ともきれいなストレート脚になるし、もしかすると「美しい脚コンテスト男性高齢者の部」で優勝できるかもしれませんし(そういうコンテストがあればの話ですが)。

さらには手術後のパフォーマンスはどうか?
理想の膝を手に入れたら記録アップルすんじゃないか?との期待をしたいところですが、それが実はうまくいかないらしいのです。理由を聞くと、それ迄その脚で慣れてきたため、いきなりの変化に対応できないというのです。さらにはもとのレベルまで戻れたら学会報告ものだとまで・・・・。

「スポーツマンは難しい」とはあるスポーツドクターの言葉です。
しかし、そこは対応力の高さのヴィネです。2年先、3年先になるかわかりませんが、またサブスリーの世界に舞い戻ってやりましょう!

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このままじゃらちが明かない

そう思って急遽MRIを受けました。たまたま膝関節を専門とするスポーツドクターE先生に巡り合ったのが幸いでした。すぐにレントゲンとMRIをとってついでにアキレス腱の相談もしました。

そしてMRIの診断は・・・・。
「OA(変形性膝関節症)ですね」

その言葉は4年前にも聞きました。しかしO脚であることは認めますが、本当に?E先生が指摘するのは少し右の内側の関節裂隙が狭いこととわずかに関節面が乱れているところでした。そしてMRIは、内側の半月板が圧迫されて外に押されていることや、半月板が年齢的な変化でばさばさになっているようで、一部は切れているのだろう、さらには軟骨も少し表面が乱れているとのこと。

「これは進行性の病気で自然には良くなりません。もし今後もスポーツを続けるのなら骨切術という方法があります。」とのことです。骨切術って相当進行したOA患者に行うイメージがありましたが、むしろそういう人は人工関節で、ヴィネのような初期の治療には骨切術が適応のようです。しかしこの手術を受けるとまず1年は実戦に戻れません。場合によっては2年・・・。

ネットでは変形性関節症にPRPをやっているところもあるのでそれを聞いてみると、「PRPはあまり膝に効果ないんですよねえ」
おいおいそうかよ。のぞみが消えていく~
骨切術に関してその後別の整形外科医に聞いたところ、この医師はあまり詳しくはないのですが「そりゃアスリートは別かもしれないぞ。セカンド(オピニョン)に聞いてみたほうがいいよ」とのこと。

骨切術をしたら最低2週間、普通は3週間の入院が必要になります。急にそんなに長期に休むことはできないから、まずは関節鏡をやって直視下に見て老化具合を判断し、ぐさぐさになっているところはきれいにしてもらうことにしました。

MRIで方向性は決りましたが、予想外の展開となりました。

ちなみにアキレス腱ですが、これもE先生は「アキレス腱炎ですねえ、これも治りにくいんですよ。」がっくりの答え。まあしかしこれについては自分なりに何度か治してきたので何とかしようと思います。

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世間一般にはアキレス腱炎という名前で通用していると思われますが、アキレス腱周囲炎というものと区別するようなことも言われています。そしてその区別方法まで成書には載っているんですが、実際はよくわからんのです。

そして多くの人にはなじみのないアキレス腱症という言葉。おそらくMRIで検査するようになり、「炎症じゃなくアキレス腱の一部が切れているのだ」という概念が沸き上がったんじゃないかと思います。

確かに運動を休んで何か月もたつのに全然治らないのは「切れている」という概念をもってすればなんか理解しやすいです。

しかし概念は変わっても治療法には進歩ないです。鎮痛剤とかシップとかストレッチでした。最近PRP療法が注目されて、大リーグ大谷や田中選手が受けて早期復帰したりするニュースを耳にします。

ヴィネが読んだ文献には3症例の治療効果が取り上げられていました。いずれも数か月もの長い病悩期間(なおらないでどうしようかな~てな感じで過ごしている期間)があり、PRP療法に至ったというのです。しかしその治療法を読んで「あれ?」っと思いました。だってPRPを患部に注射してその後1週間荷重を避けるのです。つまりギブスまいたりしているのです。

初めは「へえー、すぐに復帰できるわけじゃないんだ」と単純に思いましたが、しばらくして考えると、もしかすると本当にPRPで治ったんじゃなく荷重避けたことがよかったんじゃないか?と疑いを持つようになったのです。

そこで取り入れた24時間ヒールアップ療法。こんなに効果があるとは・・・・。結局炎症、周囲炎、腱症という区別なんてどうでもよく、単にヒールアップすればいいだけなのです。

あまりにも効果が高く、そしてあの苦しみはもう嫌だという思いから、今のところ走るときもそれ以外の時も、寝ている時間以外は常にヒールアップしています。あまりにも長期間片方の足だけヒールアップするのはもう一方の脚に負担がかかると思われ、今後対側にもヒールアップをしてみようと考えています。

参考までに、一抹の不安、ヒールが臭くなるんじゃないかという心配は今のところありません。

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ランを再開して3日目です。まだ朝に6,7キロ走るだけですが、今までとはっきりと違いが判ります。

まず仕事の能率、というかてきぱき度が違うなあと思います。もちろん今までもてきぱきと処理で来ているんですが、コンマ何秒か動きが違うんです。

体のスッキリ度も違います。今まで糖質はかなり控えていましたが、走るようになり少し取り始めました。体重は変わりありませんが、脂肪が筋肉に置き換わっているような、そんな感覚になっています。

足ですか?アキレス腱は悪化していません。今日少しだけ半月板に痛みを感じました。まだ様子見の段階で、いわゆるガンガン(英語では「キチガイみたいに」っ表現するんですね)は走れていません。

走りだめできたこれまでの気候のいい時期に走れず、これから本格的な夏を迎える厳しい天候の時期ににやっと回復したのは少し残念ではありますが、くそ暑い夏に強いヴィネならそんなことはチャラチャラっと克服できます。

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1週間ぶりのランです。ヴィネの天才的発案でヒールアップインソールが劇的な治療効果を発揮し、アキレス腱の痛みはななくなりました。そして今日ゆっくりランを再開。キロ6分半弱ですが7㌔を走りました。アキレス腱は痛くありません。しかし腓骨筋腱に違和感と反対の膝蓋骨腱に痛みがあったので、無理はしませんでした。

帰宅してからも痛みはなし。しかし念のため家の中でもヒールアップインソールは靴下の中に入れて過ごしました。夜アキレス腱をみると、痛みはないけど少しふくらんでいるのが少し気になります。

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「そっかー!」
思わず膝ポンものです。

土曜の芝生ランでさえ、その後アキレス腱の痛みが増強。ヴィネの心は沈み考えこんじゃいました。

予定していたPRP(多血小板療法)は大幅にずれ込みそうで、その間休んでいても少しも回復しないんじゃないかと。

実際PRPに至った人の報告では半年くらい痛みが引かずにPRP療法の導入にいたったとなんて記事まであり、お先真っ暗。

しかーし、ここは天才と一般人の違い。ヴィネは非常に重要なことに気づきました。

例えば骨折の時にギブスをはめますよね。ギブスが外れても痛くてリハビリが必要になります。だいぶその痛みもひいて行ってか患者さんから質問を受けます。
「そろそろ走ってもいいですかね」
「いいですけど、無理しないでね。痛みが出るようなことはまだしないで。無理するとせっかくくっつきかけたところがずれちゃうから」

この説明誰にでもわかりやすいと思うんですが、どうしてアキレス腱の時にこの対策が応用されなかったんでしょうか!!だってアキレス腱断裂だってギブスはめて時間が来ればくっついて一年後にはスポーツに復帰できるんですよ。単にアキレス腱を痛めている状態なら、ギブスはめなくたってそれにちょっと似たことすれば治るはずじゃん!

つまり日常生活で常に痛いと思うことをしないようにし続ければ治るはずです。今からギブスはめることでも治りますが、程度が軽ければ装具でもいいはず。

そこで昔使った装具をつけて歩いてみました。

「おお!!痛くねえ~、これはいけるぞ」

そしてさらに考えました。
「装具付けるほどでもないな。要はヒールアップしていればいいんじゃないか?」

そこで発案したのが写真の自作のヒールアップインソール。古いランニングシューズのインソールを4枚重ねただけのもの。これを靴下の中に入れてみました。

おおおお!天国~~~~

普通に歩くとアキレス腱が伸びるたびにいや~な痛みを感じていたのが100%完璧に開放!!半日付けただけでアキレス腱の圧痛が軽減していることにも気づきました。

先が見えてきました。これを1~2週間もつければ劇的な改善が見込められるはず。陽光に照らされ霧が一気に解消されるように、今までの不安が一気に解消です。どうして骨折やアキレス腱断裂の治療法を応用することに気づかなかったんでしょう!灯台下暗し。しかしヴィネは今気づきました。ほかの医者は誰も気づきませんでした。
(うまくいってから自慢しろよって?)

これで来月には本格的に練習再開か?しかしここに一つの問題が・・・。このインソール1,2週間も使っていたらどんな悪臭を放つでしょうか?

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4月からろくに走っていません。でも体重は増えないように注意していました。

昨日太ももをみたら
「細くなっている?」
当然筋肉が落ちてるはずですが、外見的にも細くて張りがなくなっているような・・・。

今のヴィネの状態をおさらいしてみましょう(勝手にやれって?まあ、なんかの参考になるかもしれないじゃないですか、知っておいてあなたの人生に損はないはず)

静岡マラソンの後体調崩し練習量が落ち込み、佐倉マラソンは17㌔でリタイア。このレースのスタート直前に腓骨筋腱に痛みがあることに気づく。この痛みが3週間くらい持続。この痛みが引き金になったのか、その後次第にアキレス腱に違和感が生じた。そして5月5日の練習中に右膝の半月板損傷を起こした。

5月は膝の痛みが尋常じゃなく、練習が思うようにできず(それでも少しは走っていた)。その後起死回生の手段をとろうと意を決したが、なかなかその段取りがつかず、そうこうしているうちに膝関節へのヒアルロン酸注射が効果あったのか最近は膝が全く痛くなくなりました。

一方左足だが、5月26日帰宅ランの際左脹脛を痛める。ふくらはぎは血流豊富なところなのですぐ直るだろうと高をくくってその後も我慢して練習を続けていた。するとそれに引きづられるようにアキレス腱が明らかに痛み出してきた。もう6月にななってからはほとんど走らず。膝はいいけど脹脛とアキレス腱は一向に直る兆しが見えてきません。

ふくらはぎのどこが痛んでいるのか同定できなかったが、昨日やっとここだと思うところがわかり、筋膜リリース。2か所やったうちの1か所がうまくいき、だいぶ痛みは引きました。

というわけでそろそろ練習再開しないとと思って、今日芝生の上で走ることができたのです。キロ7分のスローペースで4キロ。膝も脹脛も痛まなかったけど、やはりアキレスが違和感あり。

思うに一連のケガは年齢のせいで筋腱の柔軟性が落ち、怪我しやすくなりさらに回復が遅れやすくなっているのかもしれません。やはり今年の目標GI4のGをしっかりしなければIまでたどり着くことはできません。

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特に柔道でみられるシーンですが、銅メダルや銀メダルとって悔しそうな、沈んだような、ときに不貞腐れたような表情を見せる選手がいます。お家芸といわれ期待されているだけに非常に残念なのでしょう。典型はレスリングの吉田沙保里選手の銀メダルでしょうね。涙流して「とんでもないことしてしまった」とまで言いました。それだけの重圧を背負っていたのでしょうねえ。ある意味かわいそうでもあります。周りを気にせず好きなようにやればいいのにとヴィネは思いますが、そうもいかないんでしょうね。国から強化費とかもらっているし、地元の期待もあるしで。

さてそんな第三者的なこと言いましたが、実際ヴィネも3位でチョー残念な気持ちになることはしばしば。水戸マラソンの時も3位。榛名湖マラソンは4位。2位なんてすごく多い。そのたびに喜べない自分がいるのを自覚。これが5位、6位だとあきらめがつくんですが・・・。

ランナーズのフルマラソン一歳刻みランキングが出ました。昨年度のヴィネの順位は3位!!チョー悔しい。もちろんヴィネの記録では1位は難しいだろうなとは思っていました。
ヴィネが悔しいと思うのは、広島のカキでノロになり絶対に行けると思った若潮マラソンを棒に振ったことです。とても調子がよく練習量も多く、あの難コースでも2時間55分で行けると予想していたんですから、その落胆はたとえようがありません。その後いまいち足の調子もよくなく、静岡では残念な記録。これでは1位は無理とはわかっていても、実際の順位を知ると悔しさが込みあがってきます。

悔しさをぶつける先は一つしかありません。
もう広島には行かないぞー!新幹線で広島通過するときも息を止めてじっと我慢してやる。てなやつ当たりしかないのが悲しい・・・。

 

 

 

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右膝は半月板損傷だとして、しかし手術は回避すべきとの最近の知見。ではどんな保存療法があるのか?
調べてもあんまりしっくりときません。坂道ダッシュもできないかんじ。足底版やサポーター、テーピングなんて冗談じゃありません。これじゃあ今年中に目標達成は至難の業!

実は26日帰宅ランの時に左脹脛に痛みを感じました。軽かったのであまり気にせず、翌日曜日はいろいろと予定があり練習休み、月曜日の通勤ランした所、「え?なんアキレス腱が?」。
アキレス腱そのものに痛みがあるのです。医院に着いてみると、痛みは本格的になり、とてもまともに歩けない感じ。はたから見ても足を痛めたのはすぐばれちゃうほど。

「アキレス腱にはソルコセリルだよ」
先日相談した先輩整形外科医の言葉を思い出し、本体適応外のソルコセリルをアキレス腱の下のケーガー脂肪体にぶっちん。
ここは過去にステロイドや筋膜リリースで処置した場所。過去にはそれで治っていたんですが、ステロイドは連用が怖いし、生食よりはソルコセリルのほうが治癒力はあるのかな、と期待しての行為です。

ところがソルコセリルは半端じゃない痛み。30分くらい悶えました。その苦しみを乗り越えて数時間すると、あきらかに痛みは軽減しました。しかしそれはソルコセリルの薬効なのか単にそこに注射したからなのかわかりません。

痛みは軽減したものの、今日走れるほどではありません。
アキレス腱と膝。これで両足に障害を抱えることになっちゃいました。この難題を抱えて今年の目標の前に暗雲が立ち込めているのは誰もが疑うことがない現実。
どうしよう・・・・・。(;_;)

そうだ!あれがあるじゃないか!あれをやってみよう。絶対即効性の効果が期待できます。
「あれってなんだ?」
それはしばらくして実際にやった時のご報告。

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