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2021年03月28日(日)
2021年03月28日(日)

新型コロナ対策、いろいろ言われていますがどれも「これだ」って言えるものがないですね。

ある東京から地方へ移住した新聞記者のコラムに書いてありましたが、

何が根本治療か。「分散」しかない。

そうですよね。ヴィネも以前言及しましたが、結局感染症が脅威となったのは、稲作で人々が集まって共同作業をするようになり、定住するようになった時からですからね。狩猟採集の生活だったら大人数で集団を作ることはなく、みんな小グループに分散して生活していたわけです。そうなるとある部落で感染症が流行したとしても、その部落が全滅するだけで、ほかには波及しないわけです。大都市とその周辺でコロナ感染者が急増しているのは当然ですし、人が集まる宴会みたいなことをすれば当然クラスター発生の確率は上がります。

そうはいっても人間は悪いことをしたがる生き物です。うまいものを腹いっぱい食べたい。酒もたばこもやめられない。疲れることはしたくない。移動はできるだけ疲れない手段で、と電動キックボードを公道で走らせるように法を整備するとか!

ヴィネはそんな欲深い人間を懲らしめるためにコロナウイルスが進化したのではないかとさえ思ってしまいます。これから次から次に様々な変異株が増えて、ワクチンがそれに追いつかない可能性だってあります。

そろそろ分散を最終手段と考える時期かもしれませんよ。

 

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アンディー君を散歩走に連れて行くと、しばしば急停止します。人間にとっては全く大したものではないことに、犬はすごく関心を示すのです。まあ、彼の意思を尊重してしばらくは待ってあげます。そして思わぬ発見をすることもあります。

これは何とキクラゲです。この木は半分が立ち枯れていて、その部分にキクラゲが繁殖したようです。この辺りはまだ小さいキクラゲですが上のほうや幹が割れた隙間にあるのは大きく育っています。キクラゲを採取するのは初めてなので、一応調べました。するとキクラゲと間違う毒キノコはないとのことで、安心してゲットしました。もちろん最初に食べるときは端切れからでした。キクラゲの旬はこれから6月までみたいですから、これからが楽しみです。このちょっと先に木を伐採して放置してあるところがあり、そこの1,2本の木にもキクラゲが育っていました。キクラゲが好む木があるのでしょうね。それを知れば、自宅でも栽培できそうです。

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たった今ニュースででやっていましたが、定期的な運動をしている人はそうでない人に比べて重症化する率が大幅に低くなるとの研究成果が報告されたとことです。運動がどんな運動なのかは言っていませんでしたが、背景の画像はランニングなど有酸素運動でした。

やっぱ運動は最強ですね。ヴィネがこれに付け加えるとしたら、言わずもがな食事と睡眠ですね。

 

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定期的に県医師会からコロナウイルス感染症情報がファックスされてきます。

その中でいまだに「新型コロナウイルス感染症は、主に飛沫感染や接触感染によって感染し・・・・・」とあり、このような認識では当分コロナ感染症はコントロールできないなあと、がっかりしました。

さらに読み進めていくとワクチン接種記録システムという項目がありました。そのタイトルの横に英語の名称であるワクチネイション・レコード・システム:VRSと書いてありました。しかし本文の中ではすべての略語がVSRになっていました。「アハハ」です。

昨日首相が12日の衆院決算行政監視委員会で、「まん延防止等重点措置」について、「まん延防止重点施策」などと何度も言い間違い、野党に「緊張感が足りない」追及されたようです。

新型コロナに対しての対策はすべて後手後手で妙案が浮かばず、もうお手上げ状態なんでしょうね。政治家が得意とする経済対策のほうがいかに簡単かわかります。

 

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外来でよく患者さんが「何を食べたらいいんですか」と聞いてきます。そんな時ヴィネは「皆さん足し算ばかりしていますが必要なのは引き算なんですよ。自分がやっていることの何がいけないのかという発想がないのです。生活習慣病はその典型で、今まで営んできた間違った生活習慣がいよいよ形や数字にになって出てきているのだから、今までの生活からその部分を引き算しなければならないんですよ」と言います。まあそんな正論吐いても、患者さんはばつが悪くなるだけで、問題の解決にはなっていないかもしれませんが。

この引き算ができないことは、生活習慣病の治療だけではなく、世の中にはびこっているということが、天声人語を読んでわかりました。

ある引退する学校の先生の記事です。

部活動の顧問になり「一年間で2日しか休めなかった」。雑務が多く「生徒と向き合う時間がない。業務は増えるのに「20年間で削減された仕事は座高測定とギョウ虫検査しかありません」との嘆きもあった。

業務の効率化を示す「スクラップ&ビルド」は、ある仕事をやめ新しい仕事を始めることをいう。この考えが全く働かないのが学校だと、小中学校の教員の小澤隆輔さんのことば。

しかし学校現場だけではないですよ。医療現場も医師会も同じでした。どうでもいいことが多すぎます。それに費やされるお金と時間が無駄です。実はコロナ対策もビルドばかりです。1年前からマスク、ソーシャルディスタンス、手洗い、消毒は変わらず。最近は黙食、マスク会食まで足されて当たり前の減少になりつつあります。
この状況に子供たちは特に影響を受けてうつ傾向になっています。そしてヴィネは知っています。大人たちも心のどこかでは「こんなことやりたくないなあ、だけど表向きは仕方ないなあ」思っているのです。その証拠に市民の模範となるべき公務員や議員が夜遅くまで会食しているんですから。

ヴィネが独裁者だったら引き算しますね。外でのマスクはつけなくてもいい、手洗いは簡単に、消毒不要、検温不要、学校給食は会話しながら食べ、素性が知れている人との会食は自由にしますね。ソーシャルディスタンスも会話がなければとる必要がない。実際ミュージカルの会場では満員でしたし、電車の中でも一つ置きになんか座ってません。

もちろんNHK対策は全員がすることにしますね。(NHK=のどはちみつ、鼻うがい、口テープ)鼻うがいキットとはちみつは全国民に無料提供します(品不足対策)。テープは何でも言い方自分で購入してもらう。これは何とかマスクより絶対効果ありだな。

 

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政府が緊急事態宣言を発した時に、日本語学者の金田一秀穂氏が新聞に寄稿した記事にとても納得しました。

まず「緊急事態宣言を発出する」という言い方と「緊急事態になりました」というのとの違いに触れて、後者の言い方だとなぜ緊急事態なのか、どう緊急事態なのかという議論する余地が生まれるが、前者だとその宣言内容の真偽はもう問題ではなく、その発令のタイミングが早いか遅いかという議論にしかならなくなる。緊急事態の中身に対する問いはなくなり、そのまま受け入れてしまうのだという。

確かにあまり緊急事態宣言するその根拠について丁々発止の議論が交わされた記憶はないですね。

さらに日本人には特徴的に「落としどころを探る」という発想があるのだそうだ。つまり二律背反する問題点があるとしたら、その妥協点を探るというのだ。コロナで言えば経済と医療の間の妥協点を探るというわけで、AとBの問題に対してCという新たな解決策を作る西洋的な発想ではなく、どこかで折り合える、誰からも文句を言われないことを目指す解決法を探るのだそうだ。
しかしヴィネはコロナに関しては西洋諸国もC案を見いだすことができていない気がします。むしろ東京オリパラで「女性の多い理事会は時間がかかる」といった発言にみられるように、議論して解決しているのではなく、みんなが忖度して偉い人を立てるような妥協点を探っているところに、日本的な「落としどころ探り」の解決策の典型を見ているような気がします。

政治家が頻用する「しっかりやる」「きちんとする」という言葉は「周りから称賛されるような」ではなく「周りから文句を言われないように」ということのために使われているのだという。
そうか、だからヴィネなんかが「全然ちゃんとしてないじゃんか」「どこがしっかりなんだよ」と思っても、国民はあまりそこに不満を持たない理由がわかりました。

しかしこんなふうにして重要なことが決まっていく日本って、ヴィネは生きづらさを感じます。

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新聞の広告を見ると、また文春が今の政権を揺るがす特ダネを報じたようです。

その内容についてはいずれ明らかになると思うので、ここでは触れませんが、どうしてこうも週刊文春が特ダネを連発するのか?疑問に思っていましたら、その理由がわかりました。

それは最近新聞が”お行儀”がよくなった、と池上彰氏が指摘しています。つまり外部からの批判を気にしすぎて批判すべき対象への批判の矛先が鈍ってしまったらしいのです。文春が何物にも忖度しないで特ダネを連発してきた結果、編集部に様々な情報が集まるようになったらしいです。

政権におもねるような報道機関は必要ないです。人民日報や北朝鮮の労働新聞の内容を我々が見て、その国の国民はまともな情報に触れることができなくてかわいそうだなあと思うのと同じです。

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もうこの人は表舞台に出てきてほしくはありません。

森オリ・パラ組織委員会前会長です。どうしてこんな人をパーティーであいさつさせるのでしょうか?河村建夫元官房長官のパーティーで、ベテラン女性秘書について話題にした際に「河村さんの部屋に大変なおばあちゃんが一人おられる」といい、これだけでも失礼な言い方だなあと思うのだが、さらに「女性というには、あまりにもお年なんですが」と言ったのだ。

普段年齢のことで人を判断したくない人でも、「じゃあ83歳の自分はどうなんだ!」と返したくなります。

連例に関して池上彰氏は自らのコラムでこう述べています。

「老いの厄介なところは、自分の思考力や表現力の摩滅に自身は気づきにくいということです」

元首相のこの人は、老いる前から思考力や表現力が劣っていました。したがって老いることでそれにさらに拍車がかかったと思われます。だから2月に「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」とした女性蔑視発言から何も学べなかったのです。そこまで晩節を汚さなくてもいいだろうにと思うのですが、かわいそうな人です。

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コロナの感染者が出ると、保健所が濃厚接触者かどうか分けて、濃厚接触者じゃなければPCR検査をしなくていいとなっています。一時不具合を起こしたCOCOAも、濃厚接触者を洗い出すアプリのはずです。

ヴィネはこの”濃厚接触者”という考えに以前から疑問を抱いていました。正確には「濃厚接触者じゃない」という判断が「感染している可能性はほぼない」という間違った情報を与えていることに違和感を感じていました。もっと踏み込んでいえば濃厚接触者でなくても、ある閉鎖空間に、感染者とある一定の時間一緒にいれば感染しうると考えられます。

木更津のあるお店で(飲食店ではない)感染者が出ました。保健所が入って濃厚接触者の洗い出しをしました。その結果、濃厚接触者ではないとされた人が、「それでも不安だから」と自費で検査を受けました。そしたら陽性と判明しました。そしてその家族を検査したら3人中一人(母親)が陽性と判明したのです。

母親は家庭内感染でしょうから、飛沫もしくは接触感染の可能性はあります。しかし自費で検査を受けた人はエアロゾル感染だったわけです。もしこの人が自費で検査を受けなかったら、もっと感染者が増えていたに違いありません。もう濃厚接触者とそうでない人の区別は意味がありません。一人でも陽性者が出たら、その職場で接触あった人は全員PCR検査を受けなければ、感染を制御することはできないのです。

国は時短要営業協力事業者に不公平な補助金を使うより、どんどんPCR検査を無料で受けられるようにお金を使うべきなのです。

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中学受験の記事を新聞で見ました。そこにはある学校の受験会場(教室)の写真もありましたが、ヴィネはそれを見て笑ってしまいました。

なんとその教室では、一人ひとりの机が透明のパネルで3方向仕切られているのです。そしてその説明に「飛沫防止の仕切りを設置した机で試験に臨む受験生とN95 マスクを着用した教職員」とありました。

コロナ感染の形態とコロナ対策について、もう理解がごちゃごちゃになっている気がしました。確かにパネルは飛沫感染予防に役立つと思われます。しかし受験会場はみんな黙々と試験問題を解いているのです。試験が始まってから一言も話をしないで試験wの終えて教室を離れる生徒がほとんどでしょう。その生徒が飛沫を飛ばすことなんてありえません。しかも生徒はみんなマスクを着けているのですよ。それで十分じゃありませんか。
何度も言いますが、コロナ感染経路の主体はエアロゾルです。だから本気でコロナ対策をするなら、この教室に有効な換気システムを取り入れるべきなのです。

さらにちょっと気になるのは、試験が終わったらこのパネルを消毒するのでしょうか?すごく無駄な作業ですし、人件費や消毒薬の無駄遣いになります。おそらくこの学校は受験だけでなく、普段の授業でもこのパネル使っているのでしょうねえ。うっとうしい~!

今の中学受験は、知識やパターンで回答できる問題なんてあまりありません。日ごろから好奇心を持って自ら考える生徒を取りたいと学校は考えています。したがって普段身の回りで目にする事象を扱い、物事を科学的にとらえる姿勢を問う問題も多いのです。

なのに、先生!
先生も単に世間で取られている対策をそのまま踏襲するのではなく、自ら考えてください。仕切り版もマスクも手洗いも消毒もすべて飛沫感染予防です。そこばっかり何重にしても冗長なだけです。学校全体として有効な換気システムに投資するべきなのです。

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