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 10月17日に、抗原検査とPCR検査の違いについてブログをあげました。その中で薬局で買った抗原検査を自分でやってみて陰性だったけどPCRで陽性になった患者さんが二人いたとコメントしました。

おそらく抗原検査もちゃんとしたキットで適切にやれば信頼がおける検査になるのでしょうが、問題はその検査キットがまともなものなのか、また購入者がちゃんとした手順でやっているのかです。

新聞記事にあったのですが、一年位前から研究用の抗原検査キットが薬局で売られていたとのことです。GW以降かなりの売り上げがあったといいます。研究用キットには「診断には用いないでください」との断り書きがあったといいますが、市民はそんなところまで見ていないでしょうねえ。

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ちょっと驚きました。

医師会から人工呼吸器を無償譲渡するというのです。
理由は「新型コロナ感染患者の治療のために」というのですが、今まで患者を受け入れていなかった医療機関も譲渡の対象となっています。診療所レベルの小さな医療機関でもいいとのことでさらに驚きました。

一台ン百万円するはずです。高級車とまではいかなくても、拙宅の車(高級車に全く興味なし)3台分くらいの値段はするはず。タダでもらえるものならいただきたいとも思ったのですが、この呼吸器は気管切開した患者さん用のもので、うちでは使うことはまずありません。譲渡台数は20台以上と、おそらく市原市だけの枠でしょうが、これまた驚きです。

7月頃にこういうことをやっていれば在宅死者ももっと減ったはずですが、第5波が収束して落ち着いてから、当時必要だった政策にどんどん手を付けている印象がします。

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アンディはトイレトレーニングができません。犬のトイレトレーニングは子供のうちにやらなければ無理だそうで、人間に換算すれば48歳のアンディには無理な話。だから時々家の中でおしっこをしてしまいます。もちろんある一定時間散歩に行けないときはおむつをするような注意はしているのですが、それでもやられちゃうことがしばしばあります。

さて、家に誰もいなくなりお留守番するときは、おむつは必須です。しかしこのおむつ、固定が弱くずれたりするのでこの青い布を腹巻のようにして固定します。実はこの布ですが、成田ポップマラソンの参加賞でいただいたバフです。バフとはランニングなどの時に着けるフェイスマスクです。呼吸は楽にできて、冷たい風や日焼け防止などに効果があります。

 

このバフがアンディの腹巻にちょうどいいサイズでした。バフも第二の人生を送ることができて幸せそうですね。

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断捨離のことでふと考えたのですが、犬の生活って実にシンプルライフですねえ。

毎朝6時半、アンディは「散歩に連れて行って」としっぽ振って寄ってきます。
ヴィネはランニングウエアに着替えて、スマホとイアフォンとランニングウォッチを身に着けてピーウォーター(おしっこを薄める水)とプーバック(ウンチバック)をもってランニングシューズを履いて出かけます。用意に10分ほどかかります。さらに雨の日はこれに雨具です。
その準備している間ずっとアンディはしっぽ振りながらヴィネの後ろをついて来るだけです。雨の日に雨具を着る以外は何の準備もしません。ただそのまま外に出かけます。

だから「あ、スマホ忘れた」と言って戻ることもありありません。とてもシンプルな究極のミニマムライフじゃありませんか!

アンディの頭の中にあるのは1に食い物、2に散歩、3に昼寝で、他なし。

それに比べて人間って欲深いですねえ。必要以上に食って、必要以上に富をかき集めて、中には自分の思想に反する人間を追い落として、人のものまで欲しがり・・・・。

しかし何をやっても最後には均等に「死」という終止符が打たれます。生きている間神は我々に不条理な現実を突きつけてきますが、この点だけは平等にしてくれました。

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少しずつですが、断捨離(ミニマライズ)しています。

断捨離で大きなウェイトを占めるのが本と衣類だと思います。もともと衣類は多くないし、大したもの持っていないので、捨てるのはかえって前髪を引かれる思いです。

一方本ですが、仕事に関する本が多すぎます。しかも読んでいない!!!(*_*;

学生時代の教科書もありますが、日々進歩する医学の中でヴィネが学んだ教科書は古すぎます。しかしこの教科書によってヴィネの今があると思えば、教科書を捨てるのは親を見捨てるようなもの。目を通さななくなったとはいえ、まだ捨てられません。ヴィネが死ぬときに棺桶にでも入れてもらいましょう。

教科書以外の医学の本ですが、ちょっと気になって読みだすと、眠っていた知識欲が呼び覚まされてしまいました。

「これらの本を目を通さずに捨てるのは、己の職業に対する冒とくではないか!」

そう思って、時間があるときにざっと目を通して、さらに開業以来記録している「診療お助けノート(別名タイガーロール:虎の巻」を作り始めました。そうすると治療に難渋している患者さんの治療に一筋の光明が見えてきたこともあります。早速その患者さんのカルテに次の診療の時の対策を記録しました。

こうして週に4,5冊の本を断捨離する計画です。

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  西洋人は日本の蚤の市で買ったアンティークを、日本人の発想ではなかなか浮かばない使い方をします。また町おこしをするときに学生にお願いすると、とてもいいアイデアでプラニングします。

このように既成概念にとらわれない人たちは、大きく化ける可能性を秘めています。

おそらくプロ野球も既成概念で縛られた社会でしょう。これまでの実績のある人間で、しかも周囲とうまく付き合える、言葉を変えると忖度する、いやわきまえることのできる人間が監督になる可能性が高い社会です。そこに新庄の登場です。

記者会見では襟の高さがが20センチもあろうかというド派手なスーツを着て登場です。就任依頼が来た時に
「俺でいいの?」
「いや、俺しかいないでしょう」
と思ったというから頼もしいじゃないですか。

「優勝なんかねらわない」という言葉も、ほかの監督だったら絶対に言いませんよね。何から何まで常識破りな新庄に心情的には傾倒します。

が、しかし歯のホワイトニングはやりすぎじゃないでしょうか。

ところで医学会も新庄のような常識破りの人間が出てきて、大ナタを振ってほしいですねえ。あまりにも医療はマニュアルに従いすぎて(そのマニュアルも「白い巨塔」というんでしょうか)つまらない。ヴィネは自分を常識破りの医者の方だと思うんですが、立場としてしがない地方の一開業医ですからねえ。影響力なさすぎ。

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最近のランについてですが、モチベーションの低下が続いております。それに加えてふくらはぎの痛みが出る怖さがあり、スピードを出す練習ができません。また距離も増やせません。結果アンディの散歩プラスアルファ程度のランになっています。

それでも時間があるときは長距離に挑もうとしてはいます。

今日はアンディと4キロ、通勤ランで4キロ。そして帰宅ランですが、出だし調子よく、久しぶりの10キロに挑戦したくなりました。タイムはキロ6分を切っています。昔なら超遅いスピードですが、最近は6分切ることがとても少なくなっています。

アンディと走っているときは早くてもキロ8分もかかります。ビーグル犬はにおいに敏感で、常ににおいをかぎながら進むのでとても時間がかかります。いったん走り出しても急に止まって草むらなどかぎまくります。時々黒柴を散歩ランさせている人とあいさつを交わすのですが、黒柴は淡々と走っているので、ランニングにも向いてるようです。

キロ5分20秒平均で順調に走り、7~8キロは5分11秒に縮めました。しかし直後に突如左ふくらはぎに痛みが・・・。それがみるみる間に強くなり9キロ手前で止まらざるを得なくなりました。最後は6分半程度まで落として何とか10キロに到達しました。

1週間ほど前にも同じところを痛めています。この1年右ふくらはぎ、左ふくらはぎとずっと痛め続けています。痛みは肉離れに似ていますが、マッサージをすると気持ちがいいので、筋線維は切れていないのでしょう。簡単に言うと柔軟性の低下なのでしょうか?ランに対する気持ちが少しずつ離れていくようで怖いです。

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ヴィネはこんな話聞くとホントがっかりします。

ある耳鼻科の教授が医師向けにのどの違和感の原因を解説した論文を出しました。

まず、「のどに違和感を訴える患者は多いが、診断がつかない」というところにクラクラめまいを覚えました。なのにこの人はのどの乾燥を防ぐように指導しているのです。ということはこの人は乾燥させることが違和感を起こす根底にあるのではないか、と考えているわけですよね。まあそれはいいとして、ヴィネは乾燥対策として提案した内容が、「専門家」らしいなあと思ったのです。

この人は「中と外の両方から加湿してください」と呼び掛けています。

この人が言いたいのは、
①1年をを通して1日1.5リットルを目安として水をこまめに飲んでほしい
②夜中のトイレを気にする人もいるが、ぜひ寝る前にもコップ1敗の水を飲んでほしい
これが中からの加湿で、外からの加湿は
③マスクや加湿器を使い吸い込む空気の湿度を高める

この方は自分の専門分野のことしか考えていません。もし夜間尿が多くて困っている人が泌尿器科に行ったら、おそらく寝る前の飲水は控えるように言われるはずです。これは熱中症予防に「こまめにスポドを飲みなさい」という医者が、虫歯の治療をする歯科医の立場を考えていないのと同じ構図です

それに1日1.5リットルの飲水は夏はともかく冬場はかなり多いです。おしっこばっかり行くようになっちゃいます。また脱水状態でなければ日頃から余分な(!)水分とることでのどが潤うはずはありません

③ですが、これは自分の頭の中で理屈をこねて導き出した理論です。一見正しそうですが、のどに関して加湿するより口呼吸を絶対にしないことのほうが重要です。その点、この方は気が付いてはいます。「口呼吸になりのどが乾燥してイガイガなどの不調につながる」とコメントしているからです。しかし口呼吸がアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎など鼻詰まりが原因で起こっていると、限定的に考えているところが間違っています。

多くの人が寝ているときに口呼吸になって、のどが乾燥して軽いのどの炎症を起こしていることに気づいていないのです。この時の炎症は非常に軽いので、診察時に肉眼的には正常に見えるのだと思われます。だから「診断がつかない」というのです。まるで自分のやっていることがわからなくなり、迷子になったようです。しかし迷子になったことに気づいていない(自覚ない)ことが専門家らしく、根の深さを感じます。

ふつうの水分摂取で、口さえ閉じていればのどが乾燥することはありません。鼻から入る空気は鼻腔で加湿されてのどに到達しますから問題ありません。しかし睡眠中は意識がなくなり、筋肉の緊張が落ちて口が開くことがあります。特にアルコールが入ると筋の緊張は落ちます。口が開いちゃったらいくらマスクをしても、加湿器を使っても粘膜は乾燥します。だから口テープなのです。目玉をずっと開けてられないのと同じですよ。

 

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コロナパンデミックで、手袋を使う機会が増えているようです。しかし、きちんとその必要性を説明ができる人はほとんどいないんじゃないでしょうか?

当院の患者さんで、手袋をつけてこられる方がおひとりいらっしゃいましたが、その方は半年後にはやめていました。なぜつけたのか、なぜやめたのかについては聞いていません。まあ、医療情報には詳しくないでしょうから、報道などで情報を得て「感染防止には手袋が必要だ」と過剰に反応したのだと思います。

しかし、医者が職員に仕事中に手袋をつけさせるとなると話は別です。ある医療機関に勤めるその人は、ラテックスアレルギーで手がかぶれています。なのにやめることができません。
手袋が必要になるのは手術の時や処置の時がほとんどで、しかもその行為が終了したらその手袋は使い捨てにしなければいけません。したがって事務職の人が仕事中にずっと手袋をつける意味は全くないのです。

話によると、そこは発熱外来をやっているので、県から大量の手袋が送られてきたから、それを処理するために使わされているようでもあります。当院にも大量に送られてきましたが、ヴィネはその一部はもっと有効に使ってくれそうなところに寄付しました。

コロナで政府はすごい無駄遣いしてますねえ。医療機関に配布するこれらの対策物品もそうですが、最近の報道ではアベノマスクが115億円分、配布されずに倉庫に保管されたままで、その保管費用に6億円も無駄遣いされているといいます。為政者の根拠のない思い付きで500億円以上の無駄使いした上に、さらに毎年6億円の無駄金を国民は払わされるんですか! 納得いかんなあ。

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当院には合併浄化槽があります。メンテのために業者が定期的に検査に来ます。

前回の検査の時にブロアーが壊れているので修理したほうがいいといわれて、見積もりを依頼したところ17万円ほどの数字でした。そしてもしオーバーホールしたら15万くらいだというのです。

ふつうは「じゃあ新しいのに交換してください」となるのでしょうね。

ヴィネはこう言いました
「基本的には交換で行こうかと思うんですが、その時にどうゆう状況なのか現場で説明していただけますか」

すると相手は
「もしかすると、先走った見方したんじゃないかと思います。ブロワーそのものじゃなく、別の○○(専門的ななにか)が悪いのかもしれません。そうするとそんなには費用が掛からないと思うんですが」というじゃありませんか。
当然ヴィネは「ん?こりゃ何かあるな」と思いましたよ。

そして今日の現場での説明になりました。と、どうでしょう。はじめっから、ブロワーは問題なし。単に検査当日動いていなかったからブロワーが壊れたと早とちりした。もしそうだったらブレーカーが落ちるはずなのに落ちていないから、何か一時的な不具合だったんだと思う、とのこと。

つまり全く修理の必要なしです。
ヴィネは、最初の電話でピーンときました。やはり「現場での説明」要求が効いたんだと思います。そのまま「お願いします」だったら、必要もない交換を17万円かけてすることになったでしょう。

この合併浄化槽は、過去に別の業者が何も検査せずに報告書だけ書いていったことがあります。ヴィネが医院の中にいたのに気付かずに手抜きをしたのです。ヴィネは「何もしないで帰った」と会社に報告しました。そんなことがあって今の会社に変更になったわけです。その会社もおんなじかあ・・・。

世の中安心して人に任せられないです。

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