昨日は当番医で多くの発熱患者さんが見えました。
特に小学生の患者が多く、それに伴ってその家族が同じような症状が出てるといって、セットで来られます。その流れで今日も随分PCRをやりました。発熱の症状が強ければ抗原検査でその場で判定して、そうでもない人や抗原検査で陰性だったときはPCRをしました。
あまりにも多いもんだから、保健所はもうリスクの低い患者のフォローをしなくなりました。もともとどこまで必要な仕事だったのかって気がします。というのも症状が落ち着いている患者のフォローに時間がかかってるらしく、こちらから保健所に電話をかけても通じず、患者が具合悪くなっても電話連絡できない状況がずっと続きましたからね。
最近は多くの人は少しでも風症状があると前もって電話してくれるのですが、いまだに診察室に入ってきてから始めて「のどが・・・」と言い始める人もいて呆れます。さらに上手がいて、高校生の子供に風邪症状があり、買ってきた抗原検査で陽性でも医療機関受診せず、母親も同じ症状が出たけどやはり受診せず買い物にも出かけ、その弟の幼稚園児は無症状だからそのまま幼稚園に行かせて、夫も無症状だからそのまま仕事に行ったという、信じられない行動をとる人もいました。しかしこういう人は非常にまれな存在ではなく、たまにはいるんじゃないかと思うと、発表される実際の患者数は一部でしかなく、第7波のピークはずっと先ではないかと思われます。
さらに今日になって市から一通のファックスが届き、21日から今月末までモデルナのワクチンの医療機関からの発送の予約受付はできなくなってしまいました。つまり予定した21日からのワクチン接種ができなくなったのです。3回目の接種率が悪いって国会で取り上げられてるのに、なんてざまですか。もしかすると緊急事態宣言出るかもしれません。