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最近のランは数キロ程度を一日に2回3回走ってトータルで10キロ以上行くことはあったんですが、昨年の10月30日以来、1度に10キロ以上を走ることはしていませんでした。理由は単にサボっていただけです。

今日の帰宅ランで10.5キロ走りました。スピードは5分25秒と先週に比べれば随分抑えた走りになっていますが、それでも5キロ当たりではかなりの疲労感を覚えて、この先ちょっとした不安を感じました。しかしその後のランは黙々と何も考えることなく走ることができました。

「あ~この感覚、ウルトラやっていた時の感覚だ」

ウルトラでは体は疲れているのですが、脳では何も考えることなく、ただ今やるべきこと(走ること)だけに集中して、一つ一つ片づけていくイメージで最後にはゴールできたのです。ちょうど草取りと同じで、「無になる」と言ったら言い過ぎですが、ほかの雑念が頭に浮かばなくなります。

現代生活ではゲームだYouTubeだ、とかで常に頭を働かせています。雑念を取り払う経験がない人が多い気がします。そんな時間があったら何かしていないともったいないと思うのでしょうか?

以前「無用の用」について言及しましたが、ウルトラしているときの頭の中も「無用の用」なのかもしれません。

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「犬も歩けば棒に当たる」の「棒」が、幸運なのか、不幸なのか両方の説があるらしいですが、全く逆の意味があるんだったらこのことわざの存在意義はなくなるんじゃないかなあ、と思ったことがあります。

ヴィネも「アンディと走ると棒に当たる」を実感しています。その時の棒がいいものなのか悪いものなのか、これまた微妙です。

明らかに悪かったのは転倒して骨折したことです。

そしてアンディとの朝ランの時にいろんなものを拾いました。お金を拾ったこともあります。地面にばらばらと1000円札が3枚、雨に濡れて落ちていました。携帯拾ったこともあります。昨日は野球のグローブを拾いました。いずれも交番に届けたんですが、この手続きが結構面倒。まず交番に警官がいないことが多い。そして担当が全然不慣れな人(警官じゃない??)だったりすると、30分もかかったこともあります。グローブなんか届けないで、どこか目立つところに引っ掛けておいたほうが落とした人も取りに来られる南蛇井かなと思ったりしました。
そうなるとこれらの「棒」がいいことなのか悪いことなのかわからなくなるので、やはり「犬も歩けば棒に当たる」も、いいことも悪いこともあるんだと、その時その時の状況に応じて解釈してよいんでしょうね。

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新聞に龍角散の全面広告がありました。

のどの繊毛運動がウイルスなど侵入者を外に排泄する機能を持っていると解説しています。そして龍角散は微粉末の生薬がのどの粘膜に直接作用。線毛運動を活発にしてのどのバリア機能を高めてくれます。

ヴィネは龍角散のこのうたい文句に違和感というか、疑念を抱いていました。

そもそものどってどの部分を指してるの?

正確に言うとのどと言われるところは上中下に分かれています。このうち繊毛(繊毛)があるのは上咽頭だけです。しかし龍角散の広告で言っている「のど」っていうのは、気管支について言っている気がします。気管支にも線毛はありますし、長々と線毛の働きを説明しているその内容は、まさに気管支そのものですから。しかし気管支に微粉末の生薬が直接作用したら、とんでもなくせき込みます。ちょうど黄な粉でむせるように。だから飲んだ龍角散が直接作用するのは中咽頭、もしくは下咽頭のはずです。上咽頭にも絶対に行きません。それこそ「ちゃらら~ん、鼻から牛乳~」状態です。

つまり、龍角散はほかの経口摂取したものと同じで、決して線毛の存在する部位には直接行きません。行ったら大変なことになります。龍角散の言うのどとは中もしくは下咽頭のことで、「のど」をどっちにもとれるようにあいまいにしているところがちょっとずるいんじゃないの?

さらに朝起きたらのどに違和感を感じた」「のどがイガイガする」という症状は主に中咽頭の扁桃腺の軽い炎症で起きているので、線毛の機能が落ちたわけではありません。腺毛の機能が落ちるのはさらに症状が進んだ時の話です。だから「ゴホン!といえば龍角散」は「風邪の超初期に龍角散を飲むとよくなるよ」と言いたいのでしょうが、その時には線毛運動はやられていないのです。

 

 

(堀田修「病気が治る鼻うがい健康法」2011年KADOKAWAより)

ヴィネが言いたいのは「こういう時はなんていってもハチミツですよ」

のどのイガイガは中咽頭粘膜が乾燥したときの症状です。乾燥するその原因は、寝ているときに口が開いているからです。その一番の対策は口テープです。寝るときに口テープ張れば絶対に口が開かないから乾燥しようがありません。イガイガもするわけないです。

物事は簡単に考えましょうね。風邪などで医療機関に行かない方がいいですよ。

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アンディは食べ物に対する尋常ならぬ興味があります。言葉を変えると、非常に食いしん坊です。

一日3回の食事は秒で終わります。ほかの犬の食事風景を見ると、ゆっくり時間をかけているものもいれば、器にたっぷり、一日分?二日分?と思われる量がよそられている犬もいます。アンディだったら残すことなくすべて食べてしまうでしょう。

ヴィネが仕事から帰ってくるとき、すでにアンディは夕食が終わった後です。ヴィネはまず風呂に入ります。するとアンディは台所と風呂の間を頻繁に行ったり来たりします。まるでヴィネが風呂から上がるその瞬間を見逃してはいけないと思っているようです。そしてヴィネが風呂から上がり食事のためにテーブルに着くまで常にヴィネの後ろをついて回ります。そしてヴィネが椅子に座ると、まるで召使のごとくその右側に構えます。それはヴィネが右斜め向きに座るからです。もし左に座ったらヴィネの背中を見ることになっちゃいますから。

そしてヴィネが食事をし始めると、じっとその姿を見つめます。そしてその床にはポタポタとよだれが落ちます。ヴィネと目が合うとしっぽを振ります。

 

 

 

 

 

 

ヴィネがそのまま無視するとヴィネの太ももに顎を乗せて、存在をアピールします。

 

 

 

 

 

 

 

それでも状況に変化がないと太ももに足をかけてきます。

 

 

 

 

 

 

 

ヴィネがサツマイモを食べているときなど、興奮は頂点に達して、ヴィネの口元にまで顔を近づけて芋を横取りしようとさえします。

このアピールするしぐさを見て、食べ物をあげないなんて鬼か悪魔かプーチンか!誰だってあげたくなっちゃいます。

しか~し!

そこは食養生医ヴィネです。アンディの食欲は底なし沼ですから、甘やかしません。好きなだけあげたらどんどん太ってしまいます。同じビーグルでも13キロになった犬もいます。アンディは1年3か月前に拙宅に来たときは10.5キロでした。ちょうどいい体重です。今もほぼその体重を維持しています。さらに1年3か月まえに比べて運動量は飛躍的に増しているので、脂肪が筋肉に置き換わっているはずです。

だから与えるときは少しずつ、アンディから見たら「なんだこれっぽっちかよ」と思われるほどです。そこでもっと欲しい気持ちを表現するためにその場でぐるっと回ったり、鳴き声のトーンを変えてみすぼらしく泣いて同情を誘おうとしたり、さらに、右だけじゃなくヴィネの正面からアタックしてきたり、でもそれじゃテーブルが邪魔になってくるので「万が一」の確率を考えて左に回って要求したりと、あの手この手を使って少しでもたくさんの食べ物をゲットしようとします。
これが人間だったら「うざっ」といわれそうですが、ここまでしてもそうされない見越されているのかもしれません。

体重を増やしてはいけない理由がもう一つあります。11キロ以上になるとフィラリアの薬の量が増えるので、医療費の負担が増えるのです。太ると医療費が増えるというのは人にも言えることです。犬も人も医療費を安くする一番いい方法は「減量」に限ります。

さてヴィネが完全に食事が終わり、もうヴィネから何もおこぼれにあずかれないと悟ると、アンディは次に確率の高そうな家族のもとに行って要求します。次男は絶対にくれないので、次男のもとにはいきません。

以上、アンディが拙宅に来て人間観察を行って導き出した確率論です。犬を使ったパブロフの条件反射の実験は世界的に有名ですが、将来「人間社会に生息する犬の食確率論」も有名になるかもしれません。

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「快走」と書くとヴィネの頭にはついつい「怪僧ラスプーチン」の言葉がリフレインします。ラスプーチンとは帝政末期の宮廷に出入りし、ニコライ二世と皇后に寵愛されて一時は国政を左右した人物です。プーチンの政治がラストになってほしいという意味は残念ながらありません。

閑話休題 anyway

最近のヴィネはアンディとのランが中心になっていますが、土曜日だけは気合が入ったランになります。朝ラン(たったの2.5キロですが)からキロ5分を切りました。帰宅ランでは、はじめこそちょろちょろでしたが3キロ以降は1キロごとに4’53”、4’58”、4’58”、4’49”、4’43”と上り調子で上げていきました。コースには上り坂も下り坂もあり、この記録には満足です。

ただ、長い距離を走っていないので、かなり息が上がりました。5キロあたりでは結構へばって、この先大丈夫だろうかと不安がよぎりました。ケガする前だったら4分15秒くらいに相当するスピード感覚です。

スピードが上がったことがもうれしいのですが、それよりも走行中に右足をすることなく、膝の裏も痛くなかったことのほうが嬉しかったです。今後に展望が持てる光が見えた気がしました。

ひざのオペをすると、「以前のパフォーマンスには戻れない」というジンクスを聞かされていました。確かに膝の裏が痛かった時は心のどこかで受け入れなければいけないかなあ、と思っていたのですが、もしかするとこのジンクスを破ることができるかもしれないです。

これから暖かくなればさらに距離を伸ばして秋のレースには望めるかもしれません。

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ネットでものを買うときに、圧倒的に利用されるのはアマゾンかなと思います。いろいろ調べものしているときに出てくる品物について、必ずアマゾンで買うといくらなのか、検索へ誘導されます。確かに便利ですけどね。

最近アマゾンで買い物をしようと買い物かごに入れたら、どうしてもprimに誘導されてしまって、外すことができませんでした。腹が立って買い物やめて放置していたら、しょっちゅう「primeの手続きが完了したいません」とうざいメールが来ます。当然無視してました。すると信じられないことに年会費4900円が引き落とされていました。以前も勝手にpriimeに入ってしまって、この時は電話で文句言って解除してもらったのですが、日割りでしか返金されませんでした。今回はHPのどこ探しても電話窓口が見つからず、「くっそー!もうアマゾンの会員やめてやる!」と、残りのポイントでアンディ―の拾い食い防止グッズ(マズルmuzzle)を買って、アマゾンを退会することにしました。

こうしてあこぎな商売でprime会員増やしていたら莫大な利益を生んでるでしょうね。一般利用者でprimeの恩恵にあずかっている人はどのくらいいるのでしょうか?多くの人はアマゾンでマルゾンしている可能性があります。

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第6波の収束がなかなか見えない中、マンボウが解除されました。これか新年度に向けて移動の時期となりますので、ここでまた少し患者数が上がる予感がします。

そのこととは別に、ヴィネは日々の患者数の報道にやや疑問を感じています。報道ではやや患者数が減っている気がしますが、実態と合っていないのでは?と思う事実がいくつかあります。

まず、PCR検査したときの陽性率が非常に高いのです。7~8割は陽性になります。これまでは少しでもおかしいと思った人はPCRを受けていたのが、オミクロンになってからそういう人は検査受けていないのでは?ということです。

それを裏付ける話としてこんなのがあります。
シェアハウスの住人がコロナになりました。そしてほかの住人に聞くと「そういえば少し前に喉がちょっと痛かった」という人がぞろぞろ出てきたというのです。オミクロンの症状の特徴としてのどの痛みは高率にありますので、この人たちはオミクロンだった可能性は高いです。

さらにコロナ陽性になった人が、こんな話をしていました。
 「同僚が『喉痛くて体調が悪い』というのに事務所で丸一日仕事していて、その後そいつが感染が発覚したことが分かった。自分もその後陽性になった」

ヴィネは開業当初から

「風邪をひいたと思ったり義理を欠いてでも休め。嘘も方便、症状に尾ひれつけてでも休め」

と言い続けて、風邪の初期に休むことを強調してきました。これが芸能人だったら一気に広まるんですが、残念ながらヴィネの力では浸透させることができませんでした。だからコロナになって「少しでもおかしかったら仕事行っちゃいけない」という風潮が出てきたことはうれしい限りです。しかし中にはまったく気にしない人もいて、そういう人がクラスターの核心になる可能性があるんですね。わかっていないんですよ、

あんたがいなくても仕事は回る

ってことを。

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牛肉1kgの生産に必要な穀物の量はとうもろこし換算で11kg、同じく豚肉では6kg、鶏肉では4kgとなります。牛肉1㎏生産には2万リットルの水も必要です。これでは近い将来地球は破綻しちゃいます。そこで代替肉として昆虫が注目を浴びています。

ヴィネも地球防衛隊の一員として、昆虫を食べる経験を積んでいかなければならないと判断しました。

そこで今回はコオロギを食べました。といってもコオロギスナックで、コオロギの姿かたちが残っているわけではありません。手前にある薄茶色のものが中身のそれです。

味は・・・・、うーん、変わった味です。しかし内容表示を見ると、使われているのは小麦ではなくタピオカでんぷんでした。どうも変わった味はそれによるもので、コオロギによる味ではないと思われます。因みにヴィネはスナック菓子の塩で必要もない塩分をとることに抵抗があるので、洗って食べました。

コオロギは暖かくて飼育に電気代がかからないタイで産生されています。エビの養殖よりも環境に悪影響はなさそうです。これから昆虫食が浸透していくことを願ってます。特にこれからの若い世代には環境に関心を持っていただきたいので、アピール力に長けたJKたちが受け入れて、コンビニでも手軽に買えて「コオロギを食べる」ことを「ろぎる」なんて言葉がはやるといいですね。

ところでヴィネにとって、これが初めての昆虫食ではありません。過去にはなごった(イナゴを食べる)こともあるし、いこった(カイコを食べる)こともあります。しかしまだのこった(蜂の子を食べる)ことはありません。

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老子の言葉に「無用の用」という格言があります。
一見役に立たないようなものでも、見方を変えれば役に立っているという意味です。

樗木(ちょぼく)という木がありますが、根元が節くれだって枝も曲がりくねって用材にならないので放置されてどんどん大きく育ちます。すると夏にその下で日陰を楽しむ人が出てきました。さらに台風の時に周りの木が倒れたのに、樗木は根がはびこって倒れなかったばかりか、周囲の木が倒れるのを支えたといいます。

こうして建築用材としては何ら役に立たず、無用とされていたものが、見方を変えれば有用なのだというありがたいお話です。せっかちでなんでも金勘定する現代人には特に説教してやりたい格言です。

話変わって「不潔の潔」

今の世の中、何触っても「不潔だ」「コロナがいるかもしれない」と消毒手洗いを(他人に、さらには自分自身に)押し付けています。いまだにNHKは指を握るようにしてぐりぐり洗ったり手首まで洗ったりする映像を流して、勝手に「これが今の時代の正しい洗い方だ」と言わんばかり。テレビ番組も「ちゃんと対策してますよ」のアピールでしょうか、芸能人がみんな手の消毒をしてドアノブを握るシーンを見て不愉快になるのはヴィネだけでしょうか?

当院には洗いすぎで手荒れになった人がいらっしゃいます。ガサガサしてところどころ亀裂が入って痛そうです。こういう人に保湿剤なんて塗っても焼け石に水。本来人の肌に備わっている天然の保湿成分のセラミドまで手洗いし過ぎではがしておいて保湿剤はないだろう。
でもこういう人たちは自分たちは一生懸命清潔に保とうと努力していて、まさか自分の手がとんでもなく不潔だとは思わないでしょう。しかし手荒れの手には大量の細菌が繁殖しています。特に亀裂の入っているところは亀裂から染み出る体液を栄養源に、大量の細菌が増殖しているのです。まさに手が培養装置になっているのです。

似たような話はアトピー性皮膚炎(AD)でも言えます。重症ADの人はかゆみが強くひっかき傷がたくさんです。そういう人の治療としてイソジン療法というのがあります。一日3,4回イソジン液で消毒するのです。するといくらステロイド軟こう塗っても治らなかった症状が見事改善することもあります。

手洗いはしないほうがむしろ手の肌の健康にはいいのです。本来手には皮膚を弱酸性に保ってくれる常在菌がいます。手洗いするとそれらも流されますし、消毒でも死にます。 

「手の皮膚健康には洗わないほうがいいのはわかったけど、コロナも怖い」

そうですか、しかし現代人の頭の中には「手の皮膚健康」より圧倒的に「コロナへの怖さ」が勝っています。だからいくらこういう説明をしても、手洗いをやめることができないのです。そこでヴィネは言います。

「不潔の潔」を知れ

ろくに手洗いしない一見不潔そうなヴィネの手と、あなたの手ではヴィネの手のほうがずっと清潔なのです。

 

 

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ウクライナからの避難民を受け入れる国がヨーロッパ中心に急速な広がりを見せています。

日本も国会で首相が「積極的に受け入れ」を表明しました。すでに日本に入国したウクライナ人には就労あっせんや1年の滞在許可を出すなど、これまでになく迅速に対応しています。

さらには民間でもふるさと納税で支援したり、売り上げをウクライナ支援に寄付したり、多くの募金活動が行われ、次々と支援の輪が広がっています。
そういう助け合いの行動が広がることはとてもいいことだと思うんですが、ヴィネには多少違和感を覚えます。

一見平和を愛して博愛の精神に満ちてるような日本は

アフガニスタンでタリバンが政権掌握した時に、何人のアフガニスタン人を受け入れた?
日本は500人のアフガニスタン人を移送すると言ってましたが、たったの14人にとどまりました。憲法上のしがらみとかいろんな理由をあげ  てますが、やる気なしですよね。
また、これまでに何人のカンボジア難民受け入れたでしょうか?ヴィネの記憶にはほとんどない。
ミャンマーのロヒンギャ難民受け入れなんて全く話題にならなかったですね。

それが今回手のひら返したようなウクライナ支援にヴィネは疑問を抱きます。ウクライナ避難民受け入れの時の博愛精神とは別の顔が、日本人の心の中に潜んでいるんじゃないでしょうか?

日本だけじゃないです。それはヨーロッパの人達にも言えます。

近年、中東からの難民や移民の上陸や越境を阻む「プッシュバック」が問題になってきました。シリアなどから100万人以上がヨーロッパを目指した「難民危機」の際にはポーランドやハンガリーは徹底的に受け入れを拒んだのです。この違いに対して、「ウクライナは同じスラブ民族だから」とか「歴史的にロシアへの反感が強い」とか「シリア難民は身元が分からずテロリストの可能性が否定できないけど、ウクライナ人は知的で教養がある」という理由を口にしています。
しかしウクライナ人の妻を持つアフリカ系の夫は越境を認められなかったり、ウクライナに留学しているアフリカ系の男性は特別長時間待たされたり、暴力を振るわれるなどの差別を受けたといいます。
平和な時は「肌の色なんて関係ない」と優しく接してくれる人たちも、緊急事態になると別の顔をむき出すのです。

日本も中東の出来事は日本から離れているからか話にも上りませんでした。
「みんなヨーロッパに避難したいんだろうな。日本が出る幕じゃない」との思いの裏に「あーよかった」という気持ちが隠れていなかったでしょうか?

自分は意識していなくても人種や民族を差別する心が潜在しているのです。せめてウクライナに対する優しさの十分の1でもアジアの人たちに向けてほしいです。中国が台湾に侵攻したときに、日本はどんな態度をとるのか今から心配です。

 

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