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ブログ 一覧 (カテゴリ:医療)

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 これまでヴィネはずっと鼻うがいの効果をブログに書いてきましたが、人間はなかなか自分の生活を変えることができません。おそらくこのブログを読んでいる人の1割も実践していないと思います。

 そこで待ってました。鼻うがいの効果を示す報告がアメリカから出されました。
 2021年8月にアメリカオーガスタ大学の研究グループが鼻うがいでCOVID19の重症化が1/8に減少することが証明されたのです。
 1/8とはすごいですね。ワクチンだってここまでの効果はないでしょう。最近承認された塩野義のコロナの薬も発熱期間を1日短縮する程度の効果しかないんですからね。

 どうですか、今まで鼻うがいやってこなかったあんた、やる気起きましたか?
 ところでヴィネからのアドバイスですが、ふつうの仕事やっている人は1日2回の鼻うがいがおすすめですよ。1回じゃありません。

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コロナ感染の後遺症外来を行っている都内の先生のことが新聞に載っていました。

一日100人以上の患者さんを診る日があるといいます。北海道から沖縄まで、遠くからくる患者さんもいるとのことで、全国的に見て後遺症外来がとても少ないんですねえ。後遺症には様々な症状が含まれますが、だるくて寝たきりになってしまうこともあったり、ブレーンフォグ(脳の霧)と言われる面倒な症状もあります。足し算ができなかったり文字の意味が理解できなかったりと日常生活に大きな支障をきたします。

これらの症状に対して効果のある薬はありません。しかし上咽頭をこすったり鼻うがいをすることが有効だとされています。

上咽頭については以前にもコメントしましたが、のどちんこの裏から鼻にかけての部分で、口を大きく開けても見えないです。なぜここの炎症がこんな複雑な症状をきたすのかというと、この部分は脳にとっても近いからだと考えられています。また自律神経の調節異常を介して、めまい、嘔気、胃部不快、全身倦怠感、うつなどの様々な症状も引き起こしえます。自律神経の中枢は視床下部であり、上咽頭はそこにとても近いところに位置するため、自律神経系に影響を及ぼしているのではないかと考えられます。

ここでヴィネが強調したいのは、「後遺症が起こってから上咽頭のことを考えるのはまさに泥縄。普段からコロナになっても後遺症が起こらないように鼻うがいをするという発想を持て」ということです。どうして専門家という人たちがそろって知恵を出し合っているのに、こんな単純な発想がもてないのでしょうか?
ランニングする医者もいたのに、ランニング中の胃部不快感が何で起きるのか長年わからなかったのと似ています。ヴィネが「急性胃粘膜病変という状態が起こっていることが原因でH2ブロッカーで予防できる」というまで、誰も気づかなかった状況と似ています。コロンブスの卵です。
現場で働く一医者が新聞の取材に応じて鼻うがいを宣伝してもほとんど影響ないのです。本体を動かさなきゃコロナにやられっぱなしです。テレビで数回、「上咽頭へのコロナ感染がとても重大な後遺症をきたす可能性があるので、前もって鼻うがいしておくことはマスクをかけることと同様に大切です」というべきです。NHKもあさイチとNHK特集で鼻うがいの番組を組めば、大きな影響を与えるはずです。ブラタモリでタモリが一言「俺、毎日鼻うがいしているんだよね」と言ってくれればもっと影響があるでしょう。

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ワシントン大学の発表によると、2020年から2021年の2年間で、ほとんどの国でコロナ死の3倍の超過死亡があったという。
しかし日本だけ6倍で、世界最高だったという。

コロナの直接死亡数ばかりが注目されて、日本は世界と比べてその数字が低いことを「医療体制がしっかりしていて勤勉なせいだ」と自己評価する向きがあります。しかし、いわゆるコロナ関連死が非常に多いことはほとんど注目されていません。このコロナ関連死は、まぎれもなく自粛のし過ぎです。

コロナの自粛で若者の自殺が増え、高齢者医療が回らなくなり助かるものも助からずになくなっていくのです。

「死」まで至らなければいいだろうという考えは危険です。いまだに外を歩く人を見ても95%以上がマスクをしています。国は「外では基本的にマスクを外す」といっていますが、あまり積極的な態度ではありません。それは「十分な距離を保てれば」という制限をつけているからです。

「死」まではいかなくても、様々なストレスを抱えて社会生活に支障が出ていることは容易に想像できます。不登校やら会社をクビになったりとか、家庭内でのトラブルになるとか、数字では表に出てきません。日本の社会はとても息苦しいです。それはマスクをしているからだけじゃないです。

いい加減にマスクから離れろ!

とヴィネは言いたいです。人目を気にして「ちゃんと規則守ってます」的なずるい考えは捨ててほしい。自分で考えずに周りを見て行動をとるのは恥ずかしいことです。
将棋の対戦で長時間マスクを外してたら反則負けにするなんてあほか。いくら距離が近いといってもほぼ無言なら感染する機会は非常に少ない。あるとしたらエアロゾル感染で、それはマスクでは完全に防げないのだ。本当に感染予防したかったらUV殺菌装置を導入するべきです。
毎日田舎道を親子や夫婦と思われる人たちがマスクして歩いている。どう考えたって変じゃないですか?自宅でもマスクつけているんですか?自宅より安全な外でどうしてマスクの必要性があるのか?もっと科学的に物事判断できないんですか?
TVも罪が深い。外にいるレポーターもほとんどがマスクしている。食レポするときもマスク外して食べもの口に入れたらすぐにマスクをつけやがる。頭の中にあるのは食事を味わうことではなく、いかにマスクをはずす時間を短時間にするか、です。

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下の表を見てください。

 

 この表の使い方は、例えば50歳の人が左の赤の項目でチェックの数が3個あって、右の青の項目が7つあったとしたら、50-3+7で54.つまりあなたの腸年齢は54歳ということになります。

これは先日NHKの「あさイチ」で腸年齢の特集を組んでまして、その時に使われたものです。(情報出典元「NHKあさイチ」及び「京都府立医科大学の内藤裕二教授の研究」)

腸年齢をググるとこの表の右側のことしか聞いてきませんので、自分の腸年齢は若いといううれしい結果は得られませんが、この表はそこが改善されています。

ゲストの芸能人がこの表を使った自分の腸年齢をパネルに出していましたが、みんな自分の年齢より高かったです。芸能人は外食が多いし酒飲む機会も多いし、時間が不規則で睡眠不足になり、運動不足も当然ありますから、当たり前の結果ですよね。

しかし改めてこの表を見ると、ヴィネが20年以上前から医療の根幹として口を酸っぱくして言っている「健康の3原則」である「食事運動睡眠」さえしっかりしていれば、誰でも腸年齢はマイナス10歳くらいになるんです。

ただ、左の項目で「3人以上の兄弟がいる」とか「田舎、地方の出身である」というのは自分で選べない事柄なので、チェックが入らなかったといってがっかりすることはありません。またヴィネは「スープより味噌汁が好みである」という項目にはチェックを入れませんでした。というのはどちらも塩分摂取という意味ではよくないからです。つまり2番目の項目「塩分は制限している」とバッティングするからです。たまに飲むときはスープと味噌汁で好き嫌いの区別はしていませんので、この項目にはチェック入れませんでした。

さて皆さんの腸年齢はおいくつでしたか?

 

 

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ゴーマン杯に出る前までは1時間35分程度には走れるだろうと思っていたんですが、とても「傲慢」な考えとわかりました。

暑かったとか、シューズが練習用の重いものだったとか、言い訳はいろいろありますが、やはり練習不足の一言ですね。練習量は月間400キロとブログに書いたりしてましたが、アンディとの散歩込みですからせいぜい300キロの練習量だと思われます。しかも膝の不安があったので気合がこもった走りをしていませんでした。それでも坂道ダッシュを2回したことはせめてもの救い。

終わってみると膝は全く痛くなかったので、これから膝を心配することなしに練習に励めそうです。レース前に前足部着地だとか全足部着地だとか言ってましたが、レース中はそんなこと言ってられませんでした。少なくても前足部着地はしていなかったです。自分のスピードのなさに戸惑い、全くレースを組み立てることができませんでした。

2,3キロ当たりで前後にだいぶ距離が開き、このままの一人旅かと思ったところ、13キロ当たりで一人抜き、18キロ当たりまでにさらに2人抜くことができたというのは、せめてもの救い。

次の大会はいすみ健康マラソンでやはりハーフ。フラットなコースでかなりの高速レースとなりそうです。以前60歳台で1位になったこともありますが、今は昔。それでも3位くらいに入れれば、との思いでこれからの練習に励みましょう。

今回のレースで一番の収穫は脛骨上位骨切術というアスリートにとっては致命的なオペを受けたのに、完全復帰することができたということです。手術した後、複数の整形外科医に聞きましたが、みんな「元のように走れるのはちょっと・・・」と口裏を合わせたように否定的な反応でした。

というわけで

整形外科医の常識の一角を崩したことが最大の成果だった

と言えるでしょう。

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「基本的には外ではマスクは必要ない(例:公園での散歩やランニング、サイクリング/徒歩や自転車での通勤、屋外で人とすれ違う場面)」と厚労省は一歩踏み込んだような基準に緩めましたが、気に入らないのは「他者と身体的距離(2m以上を目安)が確保できない中で会話を行う場合」は着用を義務化するという但し書きをご丁寧に入れていることです。

この但し書きがあると、しゃくし定規な日本人はなかなかマスクを外しません。「どこかで無意識にもしくはたまたま2メートル以内で会話しちゃうかもしれない」と考えるからです。

また学校での基準も以下のようですが、こんなのはダメですよ

(屋外)
他者と身体的距離が確保できる場合(例:離れて行う運動や移動、鬼ごっこなど密にならない外遊び)や、他者と距離が確保できなくても会話をほとんど行わない場合(例:屋外で行う教育活動(自然観察・写生活動等)
(屋内)
他者と身体的距離が確保できて会話をほとんど行わない場合(例:個人で行う読書や調べたり考えたりする学習

日本人はたいてい「そうはいってもちょっとは会話するしなあ、それに人の目もあるし」と考えて、妙な忖度を働かせるのです。先生もこの基準だと積極的にマスクを外させようとはしないでしょう。

ヴィネだったらこうします。

外は基本マスク不要。外でも密な状態で長時間たくさんしゃべり続けるならマスクした方がいい。外で長時間密な状態でしゃべり続けるというのは、せいぜい野外コンサートで大声を張り上げるときくらいだと思われます。だから学校では外は無条件でマスク必要なし。さらに学校では室内でも基本的には授業を受けているときはマスク外していい。ただしグループで討論会をするときのような密になりがちな時はマスクも必要。

しかしもっと重要なのは、今のコロナは「感染経路がほとんど空気感染」であることを周知させることです。だから換気の重要性を植え付けて鼻うがいを徹底させることですね。これから寒くなるのに窓開けながら暖房なんてあほですよ。鼻うがいさえすれば窓を閉めていても安心できます。

 

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肝臓は沈黙の臓器と言われます。

消化管だったら腹痛や下痢吐き気など、すぐに症状が出ます。(だから「腸より始めよ」とヴィネは言ってるのですが)呼吸器も咳や息苦しさなど症状が出やすいところです。しかし肝臓に異常があってもなかなか症状がでないといわれています。ひねくれヴィネは「いや、甲状腺だって症状出にくいぞ」と突っ込みたくなりますが、それは置いておいて・・・。

肝臓は決して沈黙の臓器ではありません。しかし消化器のように多弁でもありません。ヴィネは「肝臓はそっと囁いているのに人は気づかないだけ」だと思うのです。

ヴィネは練習が多くなるとだるくなる症状にずっと悩まされていました。その時血液検査すると、肝臓が壊れたという指標である、GOT,GPTという酵素の数字が少し増えているのです。正常値は40までと言われますが、(検診では30まで)それが50とか70になってるのです。この数字ですが決して高くはありません。ほんの僅か通常より壊れる細胞が多くなっているだけなのです。おそらく%で言うと肝臓全体の0.何%程度です。なのに椅子から立ち上がる程度でもだるさを感じました。結局これは練習直後にアミノ酸を服用することで解決しました。詳細は「ザバスの軍門に降る」をご参照ください。

しかし実際の臨床でこの程度の酵素の上昇で症状を訴える人はいません。例えば薬の副作用でこの酵素が3桁まで上がることもあるんですが、そんな人でも「どうりでこの薬飲んでからだるくなった」というよう言葉を聞いたことがありません。

この違いはなぜ起こるのか?ヴィネの推測ですが、それは走っているかどうかの違いではないかと。つまり走っていると、ほんのちょっとの体調の落ち込みに敏感になるのではないでしょうか?
最近「どうもスピードが出ない」「やる気が出ない」「タイムが上がらない」「いつもと同じ食事だし睡眠も十分とっているのに、どうして?」と考えを巡らせるだろう。そして医療機関に行って採血すると肝機能が悪かったり貧血だったり判明する。「あーそうだったのか、納得!」となるのです。
 一方走る習慣がないと、年のせいとか飲みすぎやストレスのせいと自分の中で片付けて受け入れているのでは?そんなことしているうちにその状態になれてしまって、わずかな体調の不良にも気づかなくなるような気がします。

ランニングに限らず、中等度以上の運動を日常的にやることが、微細な症状にも気づかせてくれる増幅器なのではないでしょうか?

人は一生走り続けなければいけない動物だと覚悟しましょう。

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不耕起栽培の記事にに関して、養老孟司氏がコメントをのこしています。

人は1万年の間、さんざん土を掘り返し、それが農業だと思ってきた。今更掘り返さない方がよかったと言われると、一瞬唖然とするが、これは農業に限ったことではない。

人は思うようにならないと気が済まない。自然も人生も「予測と制御」ができると思っている。徹底的に人工的な環境に住んで、努力すれば報われるという社会を作ってしまった。しかし本当だろうか?自然は思い通りにならないことは、自然災害が多い日本に住んでいればしばしば実感しているはずだ。

みんな毎日あくせくと生活のため、または社会に貢献するために働いている。そんなに働かなきゃいけないんだって疑問を持ったことはないだろうか。しかし畑を耕すのと同じで、何もしなくても(実際はいろいろやっていますが)同じくらいの効果が得られるかもしれない。(以上ヴィネが一部改変)

衣食住、われわれの身近なものを見ても、あまりにも自然からかけ離れているものを、むしろ人間は好んでいるなあって思いませんか?高層マンションに住んでエレベーターでヒューっと自室に向かい、人工物で囲まれた部屋から夜景を見て暮らすとか、あまりかむ必要のない柔らかい食事を好んだり、飲み物でカロリーとったり・・・。

医療もそんな気がしています。食事と運動と睡眠は健康の3原則ですよ。これが十分できていれば半分の病気は薬なしで回避できるはずです。糖尿病は運動と食事療法が基本なのに、ほとんどの医者はそこに言及せずに、いや、言及したとしてもほんのさわりだけですぐに薬物療法に走ります。糖尿病薬は非常に多いのですが、その知識はとても豊富です。しかし食事と運動に関しての知識は薄っぺらです。患者だって今までの甘美な生活からは抜け出したくないのです。
中年以降の人で十分な運動できている人って1%もいないんじゃないでしょうか。世の中運動しなくていいようなものばかり次々と作られます。そのうえキックスケーターなんて存在すべきじゃないですよ。睡眠を気にして生活している人ってどれだけいますかね。無意味に夜更しする人も多いです。寝ている時間が無駄とでも考えているんでしょうか?

不耕起栽培に倣って、医療も原点を見直すべきだな、っと一人強く思っています。しかし実際の診療の現場では、相手が自分の考えを強く言い出してきた場合は、「これは言ってもムダだな」と判断して主張を取り下げてます。

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先日の日曜ですが、当番医でした。

急にコロナ患者が減って、そちら方面では忙しくなかったのですが、外科処置をする患者さんが予想以上に多く、縫合が4例もありました。そのうちの肘を大きく切った方が

「〇〇病院に電話したら、今対応できる医者がいないからほかに行ってくれ」

と言われたというのです。〇〇病院はその日の2次救急の救急の病院です。1次救急は産婦人科や皮膚科や耳鼻科だって受け持ちます。必ずしも外科系の医院が担当するわけではないです。いや、むしろ内科的な処置しかできない医院の方が多いです。だから2次救急は外科処置ができるところが担当するのです。

なのに担当できる医者がいないだと!!市から補助金もらって2次救急をしているのに、こういう病院は少なくないです。

「今日の当直医は呼吸器が専門で、心臓のことはよくわからないので他に行ってくれ」

なんていうことだってあるんです。

話は変わりますが、発熱外来で今までPCRをやっていたのに、抗原検査しかやらなくなったところもありました。熱があるのに抗原検査陰性になった人は、別の病院に行かざるを得なくなります。熱があるのに別の病院を探すのはつらいです。そういう患者さんのことを考えたら、発熱外来を標榜するならPCRをやるのは当たり前でしょう!!!

なぜPCRをやめたのか?聞いたわけじゃないので憶測ですが、もうけが少なくなったからだと思います。PCR実施料が次第に下げられて、今までそのたびに検査会社の検査料も下がってきたのですが、今回据え置きになって利益率が落ちたのです。

結局、どの世の中も金なんです!

ちなみに普段抗原検査しているけど、当番医の時はコロナの患者を診ないというところもあります。

何で!?

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コロナに感染してから発病するまでの潜伏期間ですが、先日東京医科歯科大学の医師が「当院の職員を調べたら3.7日でした。だから濃厚接触者の1日目と3日目の抗原検査で陰性なら職場復帰可能というのは採用できない、5日間様子見ます。」

ヴィネもほぼ同意見です。実感として接触後に発症して受診する人は、早くて2日、遅くて5日はかかっていようです。因みに喉が痛くない発熱患者はほとんどコロナじゃないですね。

ところで潜伏期間ですが、皆さんはこの間体内で何が起こっているのか考えたことがありますか。

体内にウイルスがいて、頃合いを見計らってどどーんと人に襲い掛かる?

医学的な解釈ではないですが、大体そうです。しかし重要なのは「頃合いを見計らって」なのです。つまりウイルスは我々の体の細胞に侵入して増殖するのですから時間がかかるのです。エアロゾルなどで主に鼻からウイルスが入ってきても、いきなり鼻粘膜の細胞に入れるわけじゃないです。しばらくは鼻腔内をうろうろしたり、粘膜表面の粘液に浮いていたり、粘膜表面の繊毛によって転がされたりしてなかなか細胞内には入れないでいるのです。そうこうしてiるうちにのどの方に少しずつ運ばれていきます。そしてやっとのどの粘膜細胞に入り込めるのです。そうしたら締めたもの爆発的に増殖して、「頃合いを見計らって」発症するのです。
この細胞内に入るまで数時間はあるはずです。この時がウイルスを体から排除するチャンスなのです。細胞内に入り込んでしまってはもう何やっても無駄です。

だからこそ鼻うがいが重要なのです。鼻腔には入ってきたがまだ細胞内には入り込めていない時期に鼻うがいするのです。最低一日2回。できれば寝る前にも1回やった方がいいです。寝ている時間は長いので、その前にやっておかないとウイルスは細胞内に入り込みます。

以上が鼻うがいをやる根拠です。しかしこんな根拠を鼻うがいするための理由として必要としている人はほとんどいませんよね。ほとんどの人は鼻うがいをイメージでとらえて拒否します。まるでプールで間違って鼻に水が入ったときのように

「えー、そんなのいやですよ!痛いでしょう」

と医療従事者でさえ嫌がります。生食でやるkaラ何ら問題ないと説明しても、プールの思い出が強いらしく拒否されます。もうヴィネはそれ以上の説得は試みませんけどね。

こうしてコロナウイルスはへらへらと不気味な笑いを浮かべながらどんどん増殖して、毎日20万人も30万人も感染させているのです。

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