休業を余儀なくされて買いだめした食材が沢山ある自宅にいると、人は食べることを考えてしまいます。
「食べなきゃ死んじゃう」
そんな心理が働き、運動せずに食べ過ぎて、こういう時に食べるのは糖質に偏りますから、肥満、高血圧、糖尿病など生活習慣病が増えて、すでにその疾患がある人はそれが悪化して場合によってはなくなる可能性もあります。
この機会を利用して今までできなかったことに精を出す発想の転換が必要だなあと思います。
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休業を余儀なくされて買いだめした食材が沢山ある自宅にいると、人は食べることを考えてしまいます。
「食べなきゃ死んじゃう」
そんな心理が働き、運動せずに食べ過ぎて、こういう時に食べるのは糖質に偏りますから、肥満、高血圧、糖尿病など生活習慣病が増えて、すでにその疾患がある人はそれが悪化して場合によってはなくなる可能性もあります。
この機会を利用して今までできなかったことに精を出す発想の転換が必要だなあと思います。
コロナ報道で、コメンテーターが勝手なことをったりして不安をあおっている感じがします。
また外出禁止を拡大解釈している施設もあり、主に利用者が外で活動する施設まで閉園していて、みんなストレス抱えているようです。2週間もすると「こんなのやってられねえ」と外に出てくる人が出てきそうです。千葉県で言えば、ドイツ村、アンデルセン公園、マザー牧場、鴨川シーワールドなど、屋内施設は閉鎖しつつ開園するべきと思います。
日本は元々戸外での運動は制限していませんので、ぜひ外で体を動かしてほしいです。これに関してはヨーロッパ各国はやり過ぎで、日本政府の姿勢は評価できます。もちろん外での活動ではマスクは不要です。閉鎖しているゴルフ場もあるようですが、クラブハウスの利用はやめて、コースは利用を続けるべきと思われます。政府や報道機関はもっとこのあたりを国民に知らせるべきでしょう。
手洗いをまじめにとらえて手荒れになる人が続出しているようです。食事の用意だけで7回も手洗いする人の報道がありました。スーパーで買ったものすべての表面にコロナウイルスがいるんじゃないかという不安に駆られて、食材を触るたびに手洗いを一生懸命しているとのことです。加熱する料理で全てのウイルスは死にます。何度も言いますが、手洗いが呼吸器感染を防ぐ効果があるという研究結果は出ていません。今のところ全て「風桶」の理論です。
コロナウイルスのパンデミックで、各国は中国が正しい情報を流さなかったことがこれだけの蔓延を引き起こしたのだ、と非難しました。確かに感染数をごまかしたり、もしかすると死亡者数も低く報告したり、最近の新規感染数そのものを隠したりしている可能性もあります。
しか~し
日本を含めたほかの国も中国を批判できないんじゃないでしょうか?
つまり、いまだに空気感染を認めないことと、マスクの予防効果の限界について沈黙を保っていることです。
米国立衛生研究所(NIH)が「5マイクロメートル以下のエアロゾルの中でコロナウイルスは3時間以上生き続ける」との研究成果を発表して、空気中を漂うエアロゾルからの伝播があり得るとしているのに、厚労省は「国内のデータでは国内のデータでは感染の証拠はまだない」というのです。しかし国内で誰もそんな研究していなければ、いつまでたっても感染の証拠はないことになります。つまり研究熱心でなければいくらでも新事実を認めないでいられるのです。
テレビを見ていると出演者が距離をとっているのを見かけますが、非常に滑稽です。飛沫でさえ5メートルほど飛ぶと言われているのに、せいぜいとった距離も3メートルです。ましてやウイルスはミスト状で漂っているかもしれないわけですよ。彼らは「一応感染予防に気を付けていますよ」的なパフォーマンスを演じているに過ぎないのです。
なぜ空気感染を認めないのか、さらにマスクによる予防効果がないことを公に認めないのか、それはそんなことしたら国中がパニックになるからではないでしょうか?今まで「やれやれ」と言っていたことを完全否定することになりかねないし・・・
ヴィネが代わりに考える対策は、せめて正しいマスクの装着(マスクの効果を多少は認めている)と鼻うがいですねえ。手洗いはアルコールでしょう。石鹸で時間かけて丁寧に洗う人なんていませんから。効果もないしね。
もうマスクを着けていないと非国民扱いされるような世の中になっています。しかし日本人の中で正しいマスクの知識をもってつけている人は、10万人に一人くらいではないでしょうか?医者であってもほぼ知識なしに、ただ「医療者は特に感染リスク高いので絶対につけなきゃいけない」程度にしか考えていません。
聖路加国際医療大学院の大西一成准教授は様々なマスクの研究をしてきた人です。大西氏によると、店で売っているマスクも、医療者がつけているサージカルマスクも、その目的は菌やつばを外に飛ばさないものであり、外から菌を取り入れる予防効果はないのです。もし外からの菌の侵入を防ごうというならN95とかDS2などの規格のあるマスクでないといけないわけです。
しかしこれらのマスクも結核菌の侵入には予防効果があるけど、それよりずっと小さいコロナウイルスそのものの侵入は防げません。最も、コロナウイルスは単独で空気中を漂うことはできないはずで、小さな水滴の中に包まれるようにして漂っているので、その水滴がどのくらいの大きさかによって効果が出るかどうかです。
なおこれらのマスクは長時間つけていると苦しくなります。これをつけて医療現場で激しく動き回ることはかなり難しく、時々隙間を開けて換気したくなるはずで、そうしたらこのマスクをつけている意味がなくなります。コロナの患者さんを診ている現場ではこれよりさらに密着度の高いフィルター取り換え式の防塵マスク(あのガスマスクのようなものか?)をつける必要があるのかもしれません。実際職員が感染した医療現場では、全員がマスクつけていたと言われてたのに感染したというので、せいぜいサージカルマスクをちゃんとした指導を受けないで装着していたのでしょうか?
マスクの付け方も問題で、顔にぴったりと密着させなければいけません。髪の毛やひげが挟まっているだけでも、ウイルスの粒子から見れば大きな隙間になるのでNG。
一般の人のマスクの装着だと、隙間からの「漏れ率」は平均で86%!!もありました。半分以上の人が「漏れ率」100%だったという。まあ、ほとんどの人はマスクしていないのと同じだってことです。おそらくほとんどの医療関係者もおなじですよ。これで「マスクしないよりはいいだろう」という理屈は全く通らないことになります。なお、きちんと装着すれば漏れ率は12%までに抑えることができるということでした。
ところでヴィネは更なる疑問があるのですが、このマスクは一日中つけていてもいいのでしょうか?おそらくこのマスク不足の時期ですから、どこの医療機関でも一日1枚しか使えないはずです。捨てる時には蓋つきのゴミ箱に入れるとか言われていますが(それさえも守られているか疑わしいですが)昼食の時に必ずいったんマスクを外すはずです。その時の注意が何も伝えられていません。「マスクの外側にはウイルスが付着している可能性があるから触るな」というんだったら、食事の時にマスクを外してそばにおいて食事するのはどんな気持ちなんでしょうか?
政府もスカスカの布マスク配布に100億円もの税金を使うより、正しいマスク装着法を配信するほうがいいことに気づかないほどパニックに陥っていると思います。マスク配布については専門家のアドバイスもあったようですが、専門家ならもっと勉強してほしいです。
この塩いくらだと思います?
たったの90円!!安い!!どうせ工業塩かと思ったら海塩と書いてあった。これはお買い得。
これで鼻洗浄すると一日5g程度の使用量だから・・・・・、おー、200日も持つ。
商品棚からなくならないうちに買いだめしましょう。
ひどい風邪を引いた後に、嗅覚障害が起きることは時々あります。嗅覚が障害されると味覚も落ちます。嗅覚障害の回復には非常に長い年月がかかります。
そんな知識だけできたヴィネは、野球選手の味覚嗅覚障害発症して、検査をしたらコロナ感染だったという報道を聞いて非常に驚きました。それまではコロナは肺の奥の方が住み心地が良くて、喉やまして鼻には住み着かないと思っていたからです。
もしかするとコロナは短期間にその遺伝情報を入れ替えた可能性を考慮しなければなりません。そうなると一層コロナ対策は難しくなります。本当に1年で封じ込めるのかはなはだ疑問です。
でもだからこそ鼻うがいの重要性に専門家は気づくべきです。
やっと東京オリンピックの開催を延期することを”認めた”
”認めた”と表現したのは、日本もIOCもイニシアティブをとらず、周囲から「開催は無理だ」「選手団出さない」「練習できない状況で開催するなんて、アスリートファーストと言えない」と、周囲から完全な形での開催に固執する日本やIOCに非難が集まった結果、外堀を埋められる感じで渋々開催が非現実的であると認めざるを得なくなった形です。「4週間以内に決める」と発言したのがあまりにも危機感がなさすぎ、それにも批判が上がりました。
日本でも「予定通りの開催は無理だ」との常識的な大会理事を「軽率だ」と即座に潰し、潰すことのできない海外からのまっとうな声に押された形です。日本選手や元選手からは一人も「予定通りの開催は無理だ」という声は出ませんでした。日本ではこの数年間自分の意見を言う前に周囲がどんな反応するのか配慮する、つまり忖度する負の精神文化が培われ、まっとうな意見が言えなくなった社会構造が災いしたのだと、この問題の根の深さを感じます。改めてKY人間の重要性を感じます。
ところで1年後にはコロナウイルスが克服できるという確証は全くないわけですが、それを「人類が新型コロナウイルス感染症に打ち勝った証として完全な形で・・・・」と言う傲慢さは何も今回のことから学んでいないと思われます。まだ何もしていないのに「打ち勝った」と過去形で述べています。今後アメリカが感染の中心になり、その後南半球に波及することも予想されます。もしアフリカに及んだら大量に死者が出ることが予想されます。治療薬は開発されていません。ワクチンも早くて1年後に市場に出るかな、と言われている程度です。インフルエンザ検査キットのような簡易な検査法はまだできておらず、PCR検査も30%は偽陽性偽陰性があるのですから治療対象、隔離対象も決められないでいるわけです。それを非専門家が「克服した」というのはどういう神経でしょうか?
巧言令色鮮し仁
イタリアでのコロナウイルスの広がり方は信じられないほどの悲惨な状態です。一方日本のコロナの広がり方はオーバーシュートするわけではないが収束の兆しも見えない。確かに検査を碌にしていないから感染数は非常に少ないですが、でも死亡数も少ないので、ここで検査をたくさんしたらむしろ死亡率は下がります。
このことを自分たちの成果だと言外に含めている専門家がいることには唖然とします。
「日本人は、まじめで手洗いもマスクの着用率も高く、また政府が外出禁止を要請したらみんな従うじゃないですか。今年のインフルが少なかったのもそんなことが原因ですよ。イタリアは初期の水際作戦に失敗したんじゃないでしょうか。それにハグする文化もあるし」てな感じです。
おいおい、インフルは正月休み以後は急激に終息したんだよ。コロナ流行る前だぞ!それにハグする文化ならイタリア全土で流行するはずでしょ。どうしてロンバルディア州だけオーバーシュートするんだ?
ここで思うのですが、これほどにも違いがあるのはウイルスの型が少し違うんじゃないかという疑いです。インフルは頻繁に型を変える性格がありますが、その能力をコロナも備えた可能性はないのか?
となると今後イタリア型のウイルスが流行する可能性だってあるかもしれません。
コロナの死者が出た時、人から人への感染はないと言われていました。しかし今ではメインルートが人人感染です。そして今でも専門家が言い続けているのは「コロナは飛沫感染であって空気感染ではない」との無駄な安心情報です。
感染ルートがはっきりしない症例がこれほど増えているのに、まだ空気感染を認めていないのです。
ところで飛沫感染と空気感染の違いですが、前者はいわゆる咳などによって排泄されたしぶきに含まれるウイルスが吸い込まれることによって感染するのです。直径5マイクロメートルより大きく、すぐに床に落下すると言われていますが、これにもヴィネは疑問を持っています。くしゃみや咳で飛ぶ飛沫は数メートルに達します。だから1メートルの間隔をあけるのは無意味。後者は水分が蒸発してより小さな粒子になったもので、5マイクロメートル以下で空気中を漂うことができる。
最近アメリカの研究グループはコロナはエアロゾル状態で空気中を漂い3時間は生き延びられる、という報告をしました。これにはまだ日本の専門家は反応していません。早く反応しろよ!
直径30マイクロメートルの花粉だって100キロ以上飛散します。もちろんエアロゾルと花粉では浮力が違うでしょうが、霧や靄みてもわかるでしょう。目に見える小さな粒子が空気中に浮かんでるじゃないですか。
ちなみにおそらくサージカルマスクではこのエアロゾルはキャッチできないでしょう。つまりすり抜けます。だからマスクでは予防できません。頻繁な鼻洗浄です。
コロナが流行した当初「正しく怖がる」という何とも奇妙な言葉がマスコミで流れましたが、いったい何を言おうとしていたのでしょうか?ヴィネ的に考えてみました。
おそらく言いたかったのは、「コロナのことをよく知ってやみくもに怖がってパンニックにならないで冷静に行動してほしい」てな思いつきで言ったのだと思います。発生源はおそらく自称専門家でしょう。
しかし身近の医者が果たしてどれだけコロナウイルスのことを知って行動しているかとても疑問です。
十数人の医者がいる場面で、手指洗浄用のスプレーに関して「70%(75%という話もあります)以上の濃度のアルコールでないと効果ないですよ。でも巷で使われている手指洗浄用のスプレーはアルコールでないものが多いです」と話したのですが、そもそもアルコールでないとだめだということを、みんな知りませんでした。また、「マスクが感染予防効果がない」とWHOが発表していいるといっても、「でもマスクしないで先生のところで万が一コロナが出たら先生は濃厚感染者ってことになりますよ」と、通り一遍のマニュアル情報で脅されました。
手洗いにしてもインフル感染に対して効果があったかどうかの検証がほとんどされていないのです。つまりまともな根拠なく指一本ずつくるむようにして洗ったり手首まで洗ったりという七めんどくさい手洗いを勧めているわけです。あるのは直接関係ない研究データをつなげて「たぶんコロナにだって効果あるだろう」的な、まさに風が吹けば桶屋が儲かる論理で展開しているのです。これが医学でしょうか?こんな面倒な手洗いを宣伝している方々はご自分で実践しているのでしょうか?私はほとんどの人が実践していないと思っています。
ヴィネは消化器感染症なら手洗いは効果的だと思っていますが、インフルとコロナに関してはおそらくほとんど関係ないと思っています。ともに呼吸器感染であり、感染ルートは鼻が圧倒的に多いはずです。手から顔を触って、それが鼻からウイルスが侵入するメインルートとはとても考えられません。だから頻繁な鼻うがいが効果的なはずです。
専門家がこの程度ですから、一般人がどんな努力しても正しく怖がれるはずがありませんよ。