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ブログ 一覧 (カテゴリ:医療)

今までの ブログ の一覧です。

2021年12月11日(土)
2021年12月11日(土)
2021年12月01日(水)
2021年11月27日(土)
2021年11月27日(土)
2021年11月19日(金)
2021年10月30日(土)
2021年10月29日(金)

このコロナ禍でも欧米でのマスク着用率はかなり少ないです。

兵庫県では25歳の男がマスクの未着用を注意されたのに腹を立て、頸椎(けいつい)損傷の大けがをさせるという事件が起こりました。

民放でMCが「どこかでマスクはやめましょうというのを決めておかないと、日本人ってすごく真面目だから、ずっとマスクしなきゃいけないんじゃないか?」橋下元大阪府知事に聞きました。その時の橋下氏の発言はポイントを得ていると思いました。

「本当は国民個人個人が自分で合理的な判断をすればいいというのが、きれい事で理想論なんですけど、現実、できないですよ。日本人のように周りを気にしながら同調圧力に弱いのをマイナス面と捉えるか、ある意味、プラスに作用して、感染対策が義務化なくても、みんなやってきたところがあるわけです。これは日本の国民の特徴を素直に受け入れて、どこか政治というか専門家がマスクについては『もう、いいんじゃないの』と言わないと、ずっと日本国民は周りを気にしてマスクを着け続けますよ」

同調圧力の嫌いなヴィネはマスクをつけたくない派です。それは、単に感情的なものではなく医学的根拠に基づいています。日本の現実は医学的根拠を離れて、「気持ちの問題で」つけている部分が大きいです。特に外での着用は多くの場合無駄です。

一部の専門家は戸外でのマスクの着用は必要がないといっています。まずそこから規制を緩めていくべきでしょう。また、教育施設のスポーツの場でもマスク着用はやめるべきです。さらにマスクだけではなく、テーブルやドアノブ、遊具などのアルコール消毒もほぼ無意味ですのでやめて仕事量を減らすべきです。今の感染状況なら給食の時間の対面食事は可能です。

戦争と同じで開始するのは容易でも、一度決めたことからやめることの難しさを感じます。

そうしないとコロナが収束しても日常はどんどん遠ざかりますよ。

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この半年で急な階段をかけ落ちるような減量をして、もう半年前の半分になりました。

当然体重のことではありません。コロナの抗体価の量の話です。

5月25日に2回目のワクチン接種して、7月12日に抗体価748、その後545、478、と減らして、12月6日は382。おそらく1月末(2回目接種から8か月後)はもう予防効果ほとんどなくなっているんじゃないでしょうか。確かに8か月待たずに6か月で打つというのもありかなと思っちゃいました。

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今日、整形外科受診してきました。

結論から言えば、一番程度の良い骨折で、オペの必要性はないとのこと。
一か月くらい鎖骨バンドをして負荷をかけないようにすればいいとのことです。

よかった~

今までは夏休みとか連休を利用してオペができましたが、今超多忙で一日たりとも休めませんから。

オリンピック選手でもランニング中に転倒します。でもヴィネの転倒は右足が上がっていないことが原因で、それは以前から自覚していました。ランニング中の転倒は勢いがついていますから大けがにつながります。本格的に気を付けないといけないよなあ・・・・。

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専門用語というか業界用語というか、医療の現場ではムンテラという言葉をよく使います。特に大きな病院では医療従事者の間で頻用される言葉の一つだと思います。

ムンテラというのは口(mouth)を意味するドイツ語(だったかな?)とテラは治療(therapy)から来た言葉と思っています(間違ったらごめんなさいググっていません)。意味としては病状などを説明するときに使います。例えば

「ちゃんと家族にオペのムンテラしておいてね」とか「末期がんだからシビアにムンテラしておかないと・・・」とかです。

このムンテラから、ムンテラマイシンという派生語があります。ムンテラにカナマイシン、ミノマイシンなど抗生物質によく使われるマイシンをつけた言葉です。意味としては患者さんへの説明によって薬と同じくらい、時にそれ以上の治療効果をきたすような説明のことをさします。

例えばこんな症例があったとします。決して珍しくはないですよ。

通常の治療には反応せず、多くの科の専門医の診察を受け、CT,MRIなどの高額な検査を受けても原因の端緒もつかめず、いろんな薬を使っても改善せず、その都度「気のせいです」「年のせいです」「精神科に行った方がいいかも」「今の病状を受け入れることですね」などと終止符を打たれちゃって、毎日病気のことが頭から離れず、生活の質が落ちてしまう状態。

こんな時に、ある医者が今までとは全く別の視点からある指摘をしたとします。患者さんもその時「あ、今まで自分は病気と闘うことばかり考えてきたけれど、それがかえって悪循環を生む要因だったのじゃないかな。もうすこし見方を考えてみようか」と気づくことができ、その後次第に病状が改善に向かう。 患者は「これまで高額な検査を何度も受けて、様々な薬を使ってきたのはいったい何だったのだろうか?」と過去を思う。

この医師が非常に有能でこの患者の病気の真の原因についての知識があったわけじゃなく、ただ今までのこの患者の治療歴を知り、「専門医がここまでしてやってきたんだから同じ道を歩んでも、この病気は治らない。この患者はここまで長年病気に振り回されてきたんじゃ相当精神も疲れているだろう。ここでいったん休んだ方がいいだろう」と思っただけかもしれません。しかしヴィネはこれこそがムンテラマイシンではないかと思っています。
ヴィネもこんな気の利いたムンテラができるようになりたいと思っているのですが、凡医にはなかなか手の届くところではないです。

患者を前にすると医者は専門的な知識からアプローチしていきます。しかしその過程で病因がわからなかったり治療が奏功しないと、なかなか方向転換ができないのです。自分の専門領域を離れるときは、別の専門領域に紹介するときです。

ムンテラマイシンの定義があるわけじゃなく、自分でこう勝手に思っているだけですが、次のようなものはムンテラマイシンとは言わないと思います。

例えば癌の術前の説明で、そのがんの悪性度、5年生存率、一般的にすすめられているエビデンスのある治療法を説明し、今回もそのエビデンスにのっとってオペする旨を伝え、オペや麻酔に伴うリスクなど不都合なことも隠すことなくすべて説明して、患者さんの同意を取る。この時の丁寧な説明はムンテラマイシンではなく単なるムンテラです。単に医療者側から見たマニュアルに沿った治療の説明をしただけですから。

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安静にしていれば痛くはないが、腕を伸ばす動きは痛みを伴う。

仕事終わってからレントゲンとってみました。そして骨折! 心配した烏口突起骨折ではなく、鎖骨の遠位端(肩に近い方)骨折でした。

普通鎖骨骨折はオペしないで鎖骨バンドで固定して自然治癒を待つのですが、「確か遠位端骨折ってオペの対象になるのでは」と思って調べると、遠位端にはけん引力が働きやすく、ずれるのを防ぐためにオペすることがあるようです。しかしヴィネの骨折は今の所ズレはほとんどなしです。

これからずれるのかなあ・・・。

鎖骨バンドがないので、今の所帯のようなものでたすき掛けしてバンドをつけている肢位を取っています。

オペは避けたいが、オペせずして治癒が遷延するのも避けたいです。ううん、悩むところ・・・・。

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 10月17日に、抗原検査とPCR検査の違いについてブログをあげました。その中で薬局で買った抗原検査を自分でやってみて陰性だったけどPCRで陽性になった患者さんが二人いたとコメントしました。

おそらく抗原検査もちゃんとしたキットで適切にやれば信頼がおける検査になるのでしょうが、問題はその検査キットがまともなものなのか、また購入者がちゃんとした手順でやっているのかです。

新聞記事にあったのですが、一年位前から研究用の抗原検査キットが薬局で売られていたとのことです。GW以降かなりの売り上げがあったといいます。研究用キットには「診断には用いないでください」との断り書きがあったといいますが、市民はそんなところまで見ていないでしょうねえ。

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ちょっと驚きました。

医師会から人工呼吸器を無償譲渡するというのです。
理由は「新型コロナ感染患者の治療のために」というのですが、今まで患者を受け入れていなかった医療機関も譲渡の対象となっています。診療所レベルの小さな医療機関でもいいとのことでさらに驚きました。

一台ン百万円するはずです。高級車とまではいかなくても、拙宅の車(高級車に全く興味なし)3台分くらいの値段はするはず。タダでもらえるものならいただきたいとも思ったのですが、この呼吸器は気管切開した患者さん用のもので、うちでは使うことはまずありません。譲渡台数は20台以上と、おそらく市原市だけの枠でしょうが、これまた驚きです。

7月頃にこういうことをやっていれば在宅死者ももっと減ったはずですが、第5波が収束して落ち着いてから、当時必要だった政策にどんどん手を付けている印象がします。

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ヴィネはこんな話聞くとホントがっかりします。

ある耳鼻科の教授が医師向けにのどの違和感の原因を解説した論文を出しました。

まず、「のどに違和感を訴える患者は多いが、診断がつかない」というところにクラクラめまいを覚えました。なのにこの人はのどの乾燥を防ぐように指導しているのです。ということはこの人は乾燥させることが違和感を起こす根底にあるのではないか、と考えているわけですよね。まあそれはいいとして、ヴィネは乾燥対策として提案した内容が、「専門家」らしいなあと思ったのです。

この人は「中と外の両方から加湿してください」と呼び掛けています。

この人が言いたいのは、
①1年をを通して1日1.5リットルを目安として水をこまめに飲んでほしい
②夜中のトイレを気にする人もいるが、ぜひ寝る前にもコップ1敗の水を飲んでほしい
これが中からの加湿で、外からの加湿は
③マスクや加湿器を使い吸い込む空気の湿度を高める

この方は自分の専門分野のことしか考えていません。もし夜間尿が多くて困っている人が泌尿器科に行ったら、おそらく寝る前の飲水は控えるように言われるはずです。これは熱中症予防に「こまめにスポドを飲みなさい」という医者が、虫歯の治療をする歯科医の立場を考えていないのと同じ構図です

それに1日1.5リットルの飲水は夏はともかく冬場はかなり多いです。おしっこばっかり行くようになっちゃいます。また脱水状態でなければ日頃から余分な(!)水分とることでのどが潤うはずはありません

③ですが、これは自分の頭の中で理屈をこねて導き出した理論です。一見正しそうですが、のどに関して加湿するより口呼吸を絶対にしないことのほうが重要です。その点、この方は気が付いてはいます。「口呼吸になりのどが乾燥してイガイガなどの不調につながる」とコメントしているからです。しかし口呼吸がアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎など鼻詰まりが原因で起こっていると、限定的に考えているところが間違っています。

多くの人が寝ているときに口呼吸になって、のどが乾燥して軽いのどの炎症を起こしていることに気づいていないのです。この時の炎症は非常に軽いので、診察時に肉眼的には正常に見えるのだと思われます。だから「診断がつかない」というのです。まるで自分のやっていることがわからなくなり、迷子になったようです。しかし迷子になったことに気づいていない(自覚ない)ことが専門家らしく、根の深さを感じます。

ふつうの水分摂取で、口さえ閉じていればのどが乾燥することはありません。鼻から入る空気は鼻腔で加湿されてのどに到達しますから問題ありません。しかし睡眠中は意識がなくなり、筋肉の緊張が落ちて口が開くことがあります。特にアルコールが入ると筋の緊張は落ちます。口が開いちゃったらいくらマスクをしても、加湿器を使っても粘膜は乾燥します。だから口テープなのです。目玉をずっと開けてられないのと同じですよ。

 

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コロナパンデミックで、手袋を使う機会が増えているようです。しかし、きちんとその必要性を説明ができる人はほとんどいないんじゃないでしょうか?

当院の患者さんで、手袋をつけてこられる方がおひとりいらっしゃいましたが、その方は半年後にはやめていました。なぜつけたのか、なぜやめたのかについては聞いていません。まあ、医療情報には詳しくないでしょうから、報道などで情報を得て「感染防止には手袋が必要だ」と過剰に反応したのだと思います。

しかし、医者が職員に仕事中に手袋をつけさせるとなると話は別です。ある医療機関に勤めるその人は、ラテックスアレルギーで手がかぶれています。なのにやめることができません。
手袋が必要になるのは手術の時や処置の時がほとんどで、しかもその行為が終了したらその手袋は使い捨てにしなければいけません。したがって事務職の人が仕事中にずっと手袋をつける意味は全くないのです。

話によると、そこは発熱外来をやっているので、県から大量の手袋が送られてきたから、それを処理するために使わされているようでもあります。当院にも大量に送られてきましたが、ヴィネはその一部はもっと有効に使ってくれそうなところに寄付しました。

コロナで政府はすごい無駄遣いしてますねえ。医療機関に配布するこれらの対策物品もそうですが、最近の報道ではアベノマスクが115億円分、配布されずに倉庫に保管されたままで、その保管費用に6億円も無駄遣いされているといいます。為政者の根拠のない思い付きで500億円以上の無駄使いした上に、さらに毎年6億円の無駄金を国民は払わされるんですか! 納得いかんなあ。

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ワクチン接種の後抗体価について検査会社から資料をいただきました。

これによると、ほぼ全年齢で1,000U/mlをピークの山になっています。しかし全く抗体ができない人や、逆に9999.9u/ml以上にもなる人もわずかながらいます。抗体価がすごく高い人は相当副反応も大きいんじゃないでしょうか。

というのも、ある医者が3回の接種を短期間でやったところ、非常に体調が悪くなり、その状態が何週間も続いたというのです。そして抗体価は5000くらいに上がっていたとのことで、そこまで上がると体はアップアップ状態になるんでしょうなあ、と思ったわけです。

ちなみにヴィネの抗体価ですが、接種後2か月で748,3か月で545、5か月で475でした。やっぱり年明けには追加接種が望ましいですね。

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