急にF整形でリハビリ受けてみたいと決めて2時半に現地到着。待ち時間が長いことはわかっていましたが、いつまでたっても掲示板に自分の番号が表示されません。やっと表示されたのがすでに6時。それからさらに1時間以上待ちました。その間自分の症状を細かくメモしてすぐに答えられるように準備していました。
やっと診察室に呼ばれて、いろいろ抱えている問題、疑問点を話しても医師はそれに対する答えを言ってくれません。そこで
「こちらでリハビリテーション科受けたくて来ました」と言いました。
その後ベッドに横になり簡単な診察をした後に、医師は
「紹介状を持ってきててくれればリハビリにつなげられます」といったのです。つまり自分のところでやった手術ならどういう手術をしたかわかるが、そうでなければ情報がないとわからない、というのだ。
ちょっと待ってくれよ。5時間も待ってそれはないだろう。何の得るものもないまま帰れっていうのか?そもそもHTOの手術で中身がそんなに変わりはないだろう。どの角度で切ってどんなプレート使うのかなんてそういろいろあるわけじゃないし、あったとしてもリハビリに影響あるとはとても思えない。なんでそんなことをこの医者は言うのか理解できなかった。
思うにこの医者40前くらいでHTOの経験はそう多くはないようだ。ましてや医者はリハビリに関しては素人。万が一何かあった時に自分で責任を取れる立場にまだないのかもしれない。だから紹介状というところで自分の関与を薄めておきたかったなじゃないか。
ここの病院には知り合いがいないわけじゃない。むしろかなり強い関係がある。しかしそれを表に出すのはフェアじゃないと思って、あえてその名を出さなかった。それがこんな形になってしまった。しばし頭の中で混乱した。この医者のあまりにもマニュアル通りの対応に奥の手を出そうという気さえ起きなかった。
今日こんなことを言われるとは全く予想していなかったので、想定した受け答えを考えていなかったのが失敗した。もっと食い下がれば道が開けたかもしれない。
診察室を出てもしばらく腹が煮えたぎっていた。CDで画像情報を提供していたが、それをまともに見た様子もない。この程度の10分診療で3300円も取られた。
ここのままおとなしく帰ったら何か問題を起こしそうな気がした。だから帰りに「怒」のエネルギーを発散するべく駅まで1.34キロ走った(実は行きも走った)。術後0.64キロ走ったことがあるが、今日は勢いで大幅に距離を伸ばした。駅に着いたが足は痛くなかった。むしろ少しすっきりした。
実は今日、スイカを忘れて切符を買った。ところが帰りの電車に乗った直後、切符がないことに気づいた。改札で切符取り忘れたのか?駅でまた料金を取られるのは癪だ。でも領収書がある。もちろんこれですんなりOKとはいかないだろう。でもこれで何とか食い下がってやろうと考えた。
案の定「これは領収証で、切符じゃないから」といわれたが「わかっています。でもほら20時32分に東船橋で買ったんですよ。行きもほら領収書があるし。お願いしますよ」と憐れみを乞う目で見た。「じゃあ今度だけですよ。次からはだめですよ」
これが5時間待ちの10分診療で得た教訓だ。
「食い下がれ。いろんな枝葉末節を付け加えて物事の本質をぼかしてごまかして要求を通せ。アスリートのフェアな精神は邪魔だ」
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