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ブログ 一覧 (カテゴリ:医療)

今までの ブログ の一覧です。

日本社会、ある意味パニックになっている。

マスクの高騰、手洗いスプレーが盗まれる、なぜかトイレットペーパーの買い占めまで・・・。

不要不急の行事は慎めと、次々と行事が中止されたり延期されたり、春休みが前倒しされたり、3月の医師会行事も7つもキャンセルになりました。それだけ日頃不要不急の行事ばっかりやっていたってことですねえ。おそらく数十年前は行事はうんと少なかくて今の日本のようなものなのかもしれません。

と、そこで考え方変えてみませんか?

つまりこれだけ人の行き来が少なくなったってことは地球温暖化のスピードに急ブレーキがかかったってことですよね。宣言ばっかりで一向にに進まない化石燃料の消費削減は、ここにきて大幅に達成できていると思われます。
免疫力アップだとかでブロッコリーが売れているというし、邪食の輩も多少は食生活を考えるきっかけになっているかもしれない。

しかし学校が前倒しで休みに入るのは、それによって引き起こされる可能性のある様々な問題に全く配慮しない付け焼刃的な発想です。ダイアモンドプリンセスの水際対策で露呈した政府の無策を、ここでまた露呈する可能性があります。
外出を控えなければいけない子供たちの精神的肉体的影響、親たちの仕事へのしわ寄せ。その職場での仕事の負担・・・・。

とにかく感染拡大を防がなければならない。そのためには集団で集まることをやめさせなければならない。ただその一点からだけの発想です。一方で学童保育は通常通りかそれ以上に混雑する可能性があります。

TVでは無知な専門家が「手洗いマスクの着用は必ずしなければいけませんし、集団で集まることで一気に広がる可能性がありますので」というと、「我々も協力しなきゃねえ」と素人のコメンテーターが一見優等生的な当たり障りないことを言います。これが知らず知らずのうちに同調圧力となっているのです。

必要なのは科学的に根拠のあることだけです。「たぶん」「だろう」という無根拠で予防対策しているのは今に始まったことではありませんが、そろそろ本気出してウイルスのふるまいを研究して、実生活での対策を考えるべきではないですか?

ところで学校の休校ですが、もし休校にするならついでに全国で夏休みまで休みをつなげて、これを機会に欧米のように9月から新学期が始まるようにしたらどうでしょうか?毎年2月3月のインフルシーズンや大雪で受験生が苦労しています。コロナ流行を機会に新学期や年度の開始を変更することを考える頃な(コロナ)のかもしれません。

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コロナウイルス対策で、TVでは盛んに手洗いやアルコール消毒を推奨しています。また人の集まる施設では手すりをぞうきんで拭いたり、消毒液を散布したりしています。

でもコロナウイルスに有効な消毒は何なのか、という議論をすっ飛ばして「消毒しなきゃ」と先走っているようです。まず本当にアルコールでいいのか?ノロウイルスは塩素系でないとだめだって言いますよね。確証はないのですが、コロナはアルコールでよさそうです。しかし濃度が問題。75%以上でないとだめだというので、一般に公共施設でシュッシュっとやっている奴は無効。またキッチン消毒のアルコールも無効。しかも一瞬吹きかけただけで利いてるとも思えません。しばらく浸しておかなければウイルスは死なないでしょう。それより物理的に拭き取って洗い流す行為のほうが効果的のはず。

机やいすその他の家具を消毒する意味もあるとは思えません。報道機関はいかにもウイルスが見えているような、まるで裸の王様です。ウイルスは「空中に漂っている」と思ったほうがいいでしょう。その空中にシューっと消毒剤吹きかけて、果たしてウイルスにひっかかってウイルスをトラップできるんでしょうか?あまりにもウイルスは粒子が小さすぎます。一瞬の消毒薬の散布で「あ~れ~」と言って死滅するとは思えません。

手洗い指導も度が過ぎています。NHK[ではウイルスに見立てた塗料を手につけて、「ちゃんと洗わないといろんなところにウイルスが付着するぞ!」といった映像を流していますが、ヴィネにはただ不安をあおっているようにしか思えません。そもそもウイルスを塗料に見立てるという行為は正しいのでしょうか?わかりやすく構成したと言い訳するのでしょうが、その前に科学的に正しいかどうかを議論すべきでしょう。また、これだけ手を洗ったら手がガビガビに荒れて割れてしまいます。そうするともともと持っている皮膚の防御力が落ちてしまいます。

またヴィネにはもう一つの疑いを持っています。果たしてこういう指導している人たち、またその報道に関わった人たちは、こんな手洗いを実践しているのでしょうか?ヴィネは10人に一人もしていないと強い疑いを持っています。
こういうことを主導する研究者とか専門家とか役人は、頭で考えたことだけで完結できると考えています。理想ばかり掲げて自分さえできないことを一般人に強要するのです。
ここまで自信を持ってヴィネが言えるのは、根拠があるからです。いま在宅医療では人生の最後をどう生きたいのか、その人それぞれの意志を聞いて、それを文書に残してその意志に従った医療行為を提供しようという動きがあります。ヴィネもその考えには賛同するのですが、医師会もそうですが、終末期医療にかかわる団体はすぐにそれ用の冊子を作りたがるのです。それがまた非常に饒舌で現場を見ていない人間が考える代物なのです。実際には使えない立派(形式だけの話)過ぎるもので、実際に使おうとするととても負担が大きく面倒で、高齢者にはまず無理です。果たしてこれを作った人間は自分で試しに使ってみたことがあるのかよ!と突っ込みたくなります。

みえないウイルスに対してさも見えてるかのような対策をのべる姿は滑稽でさえあります。
果たしてウイルスが入るルートで一番多いのはどこでしょう?ちょっと考えればわかります。鼻です。口は閉じている時間が長いので、その間ウイルスは入りません。ずっと開放して空気がひっきりなしに出たり入ったりする鼻が一番危ないのです。マスクが全く予防効果がないことはすでにお知らせしています。鼻への予防対策に関してマスコミは全く言及していないも同然なのです。

賢明な一部の読者ならわかるはず。そう、鼻うがいをすることです。生理食塩水なんて自作できます。適宜自宅でも職場でも!!生理食塩水で鼻うがいするんですよ。それが今考えられる一番の予防策です。ほかやる必要なし。

またテレビでは免疫力を高めるためにと、「運動、バランスのとれた食事、十分な睡眠」と言ってますが、急にこんなことやったって免疫力が上がりませんよ。普段からやっていないと無理!!

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コロナウイルス培養実験室となったダイアモンドプリンセス。

神戸大学の感染症専門医岩田健太郎教授は「危険区域と安全区域を区別しないとても悲惨な状態」とユーチューブで発表しました。欧米のメディアはこれにとびつき報道。騒ぎが大きくなると政治家が「ちゃんと専門チーム送って危険区域と安全区域を区別している」と反論。まもなく教授はユーチューブを削除。

政治家の圧力を感じてユーチューブを削除したと考えるのが筋。3000人以上の乗客に対して果たして何人の専門家チームを送ったのでしょうか?2,3人でもチームって言えるから嘘じゃないけど。
もし本当に十分な体制とっていれば専門家が見て、あのような発言はしないはずです。そもそも豪華客船に感染症対策のスペースは全く似合わない。そんな構造を持った豪華客船があるわけない。ただ乗客を船室の閉じ込めておいただけじゃないでしょうか?

ヴィネとしては、感染症の専門家ならそこでひるまずに情報を発信し続けてほしかったです。武漢で亡くなった若い眼科医のように。それが専門家の使命だと思います。

昨日の新聞に久住英二医師の意見が掲載されていました。要約すると「一般のマスクは花粉症の予防にはなってもコロナウイルスの予防にはならないので、一般人が予防としてマスクしても効果ない」というもの。その根拠は直径30マイクロメートルの花粉の侵入は防げても、0.1マイクロメートルのコロナウイルスは通してしまうというもの。まあ、普通の地引網でシラス漁をしようという無知な行為に似ています。気密性が非常に高いN95マスクというのがあるそうですが、それさえも0.3マイクロメートル以上の塩化ナトリウムの結晶の捕獲率が95%ということで、ウイルスはすり抜けるのです。もっともこれは呼吸が苦しくなり長時間はつけていられないというのです。

目からだってウイルスは入るし、髪にも服にもウイルスは付着しているはずだから、外から帰ってきてほっとしてマスクを外してソファーでくつろぎながらビール飲んでスナック菓子食べてたら、いくらでもウイルス感染しますよ。

マスクは感染者がつけるものです。鼻水や飛び散る痰の微粒子を遠くに飛び散らさずに確保するものでしかないのです。だから病人がつけるものです。

じゃあ予防策はないのか?

ないといえばない。しかしこれほどまでに拡散させない方法はあります。
それがヴィネが20年前から言っていることなのです。

風邪は引いたと思ったときに休め!「初期に義理を欠いてでも休め」です。職場が休むことを許さないようなところなら、嘘をついてでも重病感を漂わせて休むのです。

久住医師は続けます。
日本では体調が悪くても「休めない」と病院で薬をもらって職場や学校に行く人が多いですね。人口密度が高く満員電車で通勤する人も多いので、感染症が広がりやすい素地があります。(中略)マスクが単なる「健康に気を使っています」というポーズに終わっているのです。

熱があるのにツアーに参加したり、電車で職場に通ったりしたコロナウイルスの患者がいましたが、報道されれば「とんでもない!」とみんな思うでしょう。しかし日本人はみんな普段から風邪ひいても同じような行動とっていたでしょう。人のこと言えないじゃん!

 

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ダイアモンドプリンセスの新型コロナウイルス対策は世界に日本の恥をさらしました。

水際作戦だと言ってましたが、むしろ狭い閉鎖空間で20%もの高い確率で発生率を上げてしまいました。これを大規模培養といわずしてなんというのでしょうか?

この愚行を主導したのはいわゆる専門家と政治家でしょう。政治家は何の知識もなくやってますので、そういう無能を選んだ我々の責任でもありますが、専門家は重罪ですよね。

「正しく恐れる」とか訳の分からん事言って、何考えてんでしょうか?「ダイヤモンドプリンセスでの医療行為は死者を出さないことだ」と、患者が増えたことに対する非難をかわそうとした医者は、今日2人の死者が出たことを知ったら同じこと言えますか?

うがい、手洗い、マスクと相変わらず根拠の明確でない対策を言うのもいい加減やめてほしい。手洗いなんて「外から家に帰ってきたときや、トイレの後、食事の前」と言ってますが、買い物で30分出かけた後と、コンサートに行って数時間後に帰って来た時で同じですか?うがいが効果ないのは何度もヴィネは言ってます。はちみつの足元にも及びません。外出時にうがいなんてできっこないけど、はちみつなら喉に垂らすことはできます。マスクだって口と鼻を覆うだけじゃん。目からだってウイルスは入りますよ。顔や髪の毛についたウイルスはどうするの?

今一番危ないのは狭い閉鎖的空間に長時間いることです。野外ならたぶん大勢いても大きな問題はないと思います。だからマラソン大会そのものは問題ないと思うのですが、室内に大勢が長時間入るような場面があるならbooです。

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「新型コロナウイルスの封じ込めができない」と、このところの日本での患者の発生が想定を大きく超えていることを受けて、その筋の専門家が行ってます。

今頃ですか、気づいたの。それまでは水際作戦だとか言って自分でコントロールできるという夢描いていたってこと?

ヴィネは日本の患者が急にあちこちで雨後のタケノコのように発生するずっと前からこのようなことになることは十分予想していました。その理由はみんな新型コロナウイルス感染と診断されるまで、熱があっても仕事に行ったりしているからです。そういうやつらから次々と2次感染3次感染を引き起こしていることにまだ気づいていないですよ。具合悪くても出勤させる日本社会は感染防止できっこありませんよ。また「この程度の熱で仕事や済んじゃみんなに迷惑変えちゃう」と思う、日本人気質は鎖国していた日本なら許されても、今のグローバルにものが行き来する世の中には時代遅れなんですよ。

じゃあどうするかって?
よくぞ聞いてくれた。それはヴィネが常に言っている「風邪の初期には義理を欠け」です。風邪の初期に、少しでも具合悪ければすぐにでも休む勇気が必要だってこと。これから自分がどうなるかわからないのだから、先手を打つのだ。熱がなくても重病感をフルに漂わせて休むのだ。それが結局は自分のためでもあり他人のためでもあるのだ。
義理人情をでノルマ果たすんじゃない!「自分がいなくても世の中は回る」と思うのだ。

マスク、手洗い、うがいはどこでもやってる対策。でも効果あった?見えない敵を消毒したって高齢者施設の面会制限したってだめよ。それはこれまでの結果を見れば歴然。”義理欠き対策”はその百倍千倍の効果がある。
しかし頭の固い専門家はこの”義理欠き対策”を取り入れることはないでしょう。なぜならそれだけアホだからです。その良さに考えが及ばないのです。ヴィネの言っていることは30年後には正しいと称賛されるでしょうが、今の時代には受け入れられません。目先の経済が第一だからという理由もあるでしょう。

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新型コロナウイルスで世界中パニクっています。日本に来た中国人旅行者は「日本にいると安全だからマスクはしない」「ほとぼりが冷めるまで日本に滞在する」なんて言ってます。逆に日本人はみんなマスクして「手洗いうがいを励行しろ」とテレビではがなり立てています。

専門家でさえ風邪予防に「外出時にはマスクをして、外から帰ってきたら手荒いとうがいを励行しなさい」と言っていますが、マスクと手洗いの効果は多少は認めても、100%効果がないのがうがいです。

外から帰ってきたら、と言いますが、外にどれだけいたかは言及していないのはおかしくありませんか?数分庭に出た時でも、電車に乗って東京に行ってコンサートに行って数時間過ごして帰った時でも同じ扱いってのはおかしいでしょう。もし本当に予防するなら、電車から降りた時、コンサート会場で少なくても一回、会場から出た時にもやらなきゃ予防できないんじゃないでしょうか?
でもそんなことしたらあっちでガラガラペッ、こっちでもガラガラペッ、異様な光景が広がります。

そもそもうがいする行為というのが予防効果ありというデータがあるのでしょうか?単に習慣でやってるに過ぎないと思います。「うがいすれば、なんかのどのあたりの黴菌が流されるんじゃないかなあ」という希望でしかありません。素人が言うならまあいいやと思いますが、医者が言うのは罪ですよ。

そもそもイソジンの消毒液は30%です。一方イソジンうがい液は7%です。皮膚消毒するときはイソジン液を塗って1分待ちます。うがいを1分する人がどれだけいるでしょうか?この事実だけでもうがいは効果ないと断定できますよね。それでもうがいせよという医者は自分の頭で考えることができなくなってます。マニュアル医師をつくる医学教育がよくないのかもしれません。

黴菌だって生き延びるのに必死です。薄い消毒液でガラガラやるくらいで「ああ~ながされる~」なんてなるわけないじゃないですか。彼らはのどの粘膜に到達すると、おそらくすぐに細胞の中に入り込もうとしているはずです。へばりついているか、手足(みたいなもの)を細胞の中に突っ込んでいるに違いありません。そこで効果があるのがはちみつなのです。古代エジプト文明の時代から高い殺菌効果があることが知られて、ミイラ製造にも使われました。医学教育には歴史も入れといたほうがいいね。

冬の街角であっちでも喉はちみつ、こっちでも喉はちみつなんて、美しい日本の風物詩になるといいですなあ。

 

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ある病院の診察風景

医師「残念ながらがんです」
患者「そうですか、治療はどうしたらいいでしょうか」
医師「まずは手術ですね。でもそれだけでは十分じゃないので、抗がん剤と放射線治療が必要です」
患者「ほかに方法はないでしょうか、食事を変えるとか・・・」
医者「食事なんかでは治らないですよ」
患者「じゃあセカンドオピニョンを聞きたいので、よろしくお願いします」
医者「わかりました。セカンドオピニョンは手術だけをして後は様子見るという方法があります」
患者「・・・・・」

わかりましたでしょううかこの笑い話。

話変わってアナザードクターっていうのがあったらいいなあと思うことがありました。

ある癌患者さん、大学病院でオペはすでに終わっていますが、その後再発を疑う所見がでて、抗がん剤の治療を勧められました。腎機能が悪いので受けたくないというと、じゃあ別の病院に行ってくださいと言われたそうです。
別の病院に行くのはいいとしても、今までのデータをくれるのだろうかとか、万が一のことがあったら大学病院に入院させてくれるのだろうか?という心配を吐露されました。

過去にも大学病院で子宮がんの標準治療を断ったら、じゃあほかの病院に行ってくださいと断られた人がいました。
このような判断をする患者さんは少なくはありません。スティーブ・ジョブスも2003年膵臓癌を告知された後、絶対採食と、ハーブや鍼灸で治そうと試みたが、その後腫瘍が大きくなり手術を受け入れました。結局は肝臓移植までして2011年に亡くなりました。

医学的な根拠をもって、医学知識の少ない人の「標準治療を受けたくない」という判断を一蹴することは簡単です。抗がん剤治療に対するイメージは吐き気や脱毛などあまりよくはありません。生活の質はかなり落ちます。さらに標準的な抗がん剤は効果が限定的なので、QOLを重視したい人にとっては余計受けたくないでしょう。
そういう個々の状況を考えずに「じゃあほかのところに行ってください」というのは、あまりにも心がなさすぎ。そういう医者の心の中は「ふん、どうせ受け入れる病院なんかありゃしない。しばらくしたら戻ってくるかもしれないけど、その時には治療できないかもしれないさ。その時に後悔したって知らんから」あたりでしょうか?

ヴィネは思うんですが、受け入れてくれる医者は探せばいますが、入院施設まである病院はなかなか見つかりません。また弱みに付け込むあこぎな金儲け医者に引っかかる可能性もあります。

患者の多様な価値観に向き合えるアナザードクターがいるといいなあと思います。

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患者さんの自己負担がない場合、医療費は高くなる傾向があります。いろんな検査してもたくさん薬が出ていても、本人の負担はないのだから、まず文句言う人はいないからでしょう。

真面目過ぎるヴィネとしては、義憤を感じます。

以前「こっちから薬出すから、その薬全部捨てて」といった医者の話をしました。その話の続きです。喘息がひどくて当院初診されたのですが、あまりにも薬が多くて、しかも他院の薬を考慮せず出していることが分かったので、事情を説明してある医院からは薬を出さないようにしてもらったりして、だいぶ薬が整理されたと思っていました。

ところが今日その患者さんが「リウマチで見てもらっていたところの整形の先生がいなくなったので、○〇整形に行ったら『じゃあこっちで出すわ』といわれて薬が出ました。『小野木医院で出ているから』と言ったんですが、それでも出された。全然飲んでいなくて、今度ごみの日に出そうかと思っている」というのです。

なんと10種類もの薬が42日も出ています。さらに驚くことに、今までもこれらの薬は一度も飲んでいないというのです。すごく高い薬もあります。私が出しているのと重複する薬も2種類ありましたし、喘息に影響する薬もありました。

さらに、この人は最初に行っていた整形の病院でリウマチの診断を受けていたのですが、別の症状で行った病院で「リウマチがあるんだったらうちの整形に回してあげるよ」といわれてそこの整形を受診したのです。そしたら「リウマチじゃないだろう。これからはうちで見るから、もう今までの病院行かなくていい」といわれたのです。それがつい先ごろやめた整形の医師でした。
「リウマチではない」と言いながらも「ああ、少しは(リウマチ)あるんだ」とのことでリウマチの薬が出ていたのです。

みんなこの患者さんを金儲けの対象として奪い合っているような構図です。ヴィネはこの現象を「ハイエナ医療」と呼ぶことにしました

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口テープと喉はちみつで9割の風邪は防ぐことは自己人体実験で実証済み。

これを患者さんに言っても、まず実践してくれる人は2,3割です。多くは聞き流しです。いったいこういう人は風邪による損失をどう考えているんでしょうか?毎回毎回風邪ひいて、1週間時に2週間も3週間も不快な日々を余儀なくされ、それでも次なる一歩を踏み出さずに・・・

「ボーッと生きてんじゃねーよ!」

と、心の中では叫んじゃいます。またいろいろ言い訳する人も多い。

「テープは、はがすときに痛い」「テープかぶれする」「はちみつは甘すぎる」「はちみつは好きじゃない」勝手に言ってろ!

医者もレベル低いです。風邪に対する他院の処方を見ると「こんなもの処方するんかよ!!!」と、ヴィネの拳がプルプル震えています。いまだに抗生剤、ロキソニン、抗アレルギー剤、多くの鎮咳去痰剤。たくさん出せばどれか当たるだろう的な処方です。

「ボーッと処方してんじゃねーよ!」

閑話休題。外に怒りを向けても何も得るものはありません。
ヴィネの口テープと喉はちみつは喉からくる風邪には絶大な効果がありますが、時に鼻からくる風邪には無力です。また、のどからくる風邪も、のどの症状が収まった後に鼻水になることも少なくありません。喉と鼻は通じているから、遅れて鼻症状が出るのは理解できます。こんな時の対処法がまだなかったのです。いえ、鼻うがいすることがいいとなんとなくわかっていたのですが、このところ試す機会がなかったので、実証できていなかったのです。

そしてついにそれを試すチャンスが訪れました。1月16日の昼ランのあと、すぐにシャワーを浴びずに10分くらい頭部から汗が流れてく来る状態を放置していました。すると、2時間くらいしたら左鼻腔から鼻水が・・・・・。

「やば!」

やっぱランの後の汗の処理は決して怠るべきじゃなかった!このままでは次の日の診療時「あら先生、風邪ですか?」っと患者さんに言われそう。いつも風邪の対処法を口角泡を飛ばして説明しているヴィネとしては、その言葉は拷問に近い!

ここではたと鼻うがいを思いつきました。生理食塩水を100ml、レンジでチンして温めてうがいしました。一回では完ぺきではなかったようなので、帰宅後さらに300mlの鼻うがいをして、早めに寝ました。

次の日・・・

アメイジング! 完璧、パーペキの鼻になりました。

これで全ての風邪の、非の打ちどころもない対策を手にしたことになります。人間が一番罹患しやすい病気は癌でもなければ糖尿病でも心疾患でもありません。ずばり風邪です。その完璧な早期の治療法を発見したわけですから、これぞまさにノーベル賞を凌駕する発見ではないでしょうか!?

 

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ヴィネの考えを押し付けるつもりは毛頭ありませんが、歯並びがいいことは外見的な美しさはもちろんですが、健康上も非常に大切なことなのです。

まず歯並びが非常に悪ければ口呼吸になったり、頭痛や肩こりの原因にもなりえます。咀嚼が十分できないことは繊維ものの摂取が少なくなり、十分な消化もできなくなります。多少の歯並びの悪さでも十分な歯磨きができなくて虫歯や歯周病の原因にもなります。さらには在宅の高齢者を見ていると、死に至る原因の一つが歯周病から全身に入る細菌による感染症なので、歯並びってバカにはできないですよ。

北米の人たちの歯並びに対する意識は非常に高く、ある時期、クラスの半分は矯正している、というくらいに当たり前のことになっています。道理でみんな歯並びがいいわけだ。インビザラインもアメリカ発祥の技術で、現時点で全てのマウスピースの作製はアメリカに発注しています。

おそらく日本より矯正の値段もお手頃なのだと思いますが、インビザラインは東京だと税別70万を切る値段で、地方都市は80万円が相場です。これに歯を削るときなどは治療代がかかります(今回は1100円でした)。ヴィネは東京に行く選択肢もありましたが、様々なことを考えて地元ですることにしました。

インビザラインがすべての歯科医に受け入れられているかというと、そうでもなく、矯正学会では推奨していないという情報もあります。しかしこれはヴィネがPRPのことをある整形外科医に言ったところ「いいという情報もあるけどうまくいっていないという情報もあるからなあ」というのと同じで、まだ周知されていないだけなのかもしれませんし、今までのワイヤーによる矯正をしている医師からしたら、足元を揺るがされる事態なので認めたくないというのが本音かもしれません。レーシックだっていろんなこと言われたし、実際ちゃんと消毒しないでやったところでは角膜炎になってしまった人もいたようです。

ヴィネの年齢でインビザラインをやる人は少ないと思いますし、ヴィネはそれほどかみ合わせが悪いわけでもありません。しかし今後のリスクになるものは全て排除しておくというのがヴィネの考えですから、インビザラインの存在を知った時(昨年4月)、この選択に迷いはなかったです。もしかするとこれで走りも変わるかもしれないですよ。

ところで話は変わりますが、野生動物では並びが悪い動物の話は聞いたことがありません。どうして人間だけが歯並び悪いのでしょうか?まず生まれつききれいな歯並びしている人なんてほとんどいないくらいにみんなよくないと思うんですが、これは人間が狩猟採取の生活から農耕生活に移行したことに関係があるんじゃないかと思います。つまり次第に柔らかいものを食べるようになったことであごが退したけれど、それに伴って歯が少なくなるとか小さくなるとかの変化ができず、追い付かなくなったのではないかと。それがこの100年でさらにスピードを増した気がします。

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