突然ある大学から講師の依頼が来ました。
ヴィネがスポーツドクターの内科医で、実際自らもスポーツに相当入れ込んでいる(この辺はおまけ)ことが理由で、担当するのは「健康管理とスポーツ医学」という講座です。対象はトレーナーや柔道整復師を目指す生徒150人。
はっきり言って心が動きました。自分の得意分野でこれからのスポーツを支えていく若い人たちに教えることができるなんてチョー魅力的。
しかし、90分の授業15回もあり、最後に試験も担当。90分の授業といってもその準備に最低2,3倍の時間が必要だろうし、生徒を飽きさせない努力も必要だから、日常生活の中で常にそのことを頭に入れていなければならないだろう。もちろんそんなこと考えなくても教科書があるので講義はできます。ただ教科書をだらだら読んで解説しても生徒の頭に入るわけないし、自分としてもそんな仕事することは許せません。
今の仕事態勢で日中の90分を割くことは至難の業。当然水曜日にやるしかありません。でも水曜日は練習もあるし、ほかにもいろいろ平日でなければやれないことがたくさんあります。
カリキュラムの中に組み込まれるわけだから、今から半年くらい先まで、「水曜のこの時間は授業」となると身動きが取れなくなる。そう考えて泣く泣く断ることにしました。
一人で医院をやっていると、こういうところで自由度が低くなってしまいます。そろそろだれか人を雇わなければいけないと本気で考えているこの頃です。