テレビで拓大の箱根駅伝のキャプテンでエチオピア人のデレセのことが放映されていました。その中で足に大きなマメを作ってしまったデレセが、トレーナーか誰かの治療を受けているシーンがありました。それを見てヴィネは大変驚きました。
「箱根に出る強豪校で、いまだにこんな前時代的な治療が行われているとは!!」
そのシーンは映像で見る限り、大きくマメを切ってヨーチンみたいな刺激性のある消毒液で消毒するのです。デレセはのけぞって痛みに耐えていました。
駅伝強豪校でこのざまです。多くのスポーツ現場でこのような治療が平然と行われている日本が、本当にオリンピックで活躍できるんでしょうか?
ところで、皆さん消毒にどんな意味を感じていますか?医療の現場では消毒に対する考え方が少しずつ変化しています。怪我しても汚れは洗い流しますが、消毒はしないのが基本です。ましてやマメはもともと汚れていないから消毒も洗浄もしません。
デレセのマメの治療は中にたまった水をぬいて皮はとらずにそのまま圧迫してテープで強めに固定です。痛みはそれだけで激減します。