夏休み期間を利用して膝のオペをすることにしました。
5月5日の練習中に左膝に激痛を覚え、その後安静によって日常生活ではわずかな違和感だけに収まりましたが、走りには多いな不安を抱え、このままでは埒が明かないと思いました。
MRIの所見では半月板は痛んでいるが、さらに脛骨の軟骨まで損傷が進んでいると思われる。損傷した部分の回復は望めないので、これ以上の負担を軽減するために脛骨上位骨切り術(HTO)が適応だろうというのが複数の整形外科医の一致した意見です。
こうなった原因はもともとのO脚(年齢的に変形が加わり変形性関節症(OA)になる)に加えて長年のランニング生活ですね。O脚だと膝の内側により負担がかかるためそこに障害が来るのです。
実に明快な発症機転です。ではオペ以外にとれる方法はないのか?特に最近注目のPRPなんてどうでしょうか?ネットで検索するとOAにも適応があるとさらっと書いてあります。しかし医師は「いろいろいいこと言われてもいるけど膝にはあんまり効果ないんですよね」とバッサリ。
ここがネット検索の限界なのでしょう。やる方は少しでも収入をあげたいから「効果がある(かかもしれない)」と、含みを持たせていうのです。そして効果なければ「あなたには効果なかったですね。残念です。ではHTOしかないですね」と、いきなりHTOに誘導するんじゃなくて一度回り道させて一儲けしてから次の段階に誘導するのでしょうか?
その点PRPをややっていないところはそんな回り道する必要性全くないのでむしろ正確な情報をくれる可能性があります。
そんなわけで入院です。そしてやっぱ個室がいい。誰に気兼ねすることもなく暇な入院生活を自由に使えますから。