。 元旦の能登半島を襲った大地震のニュースを見るたびにいたたまれない気持ちになります。半島という地理的な条件が、救護活動を制限しています。房総半島にすむヴィネも他人事じゃないなあと思いました。
そして避難所での風邪やコロナの感染。薬もない中で、医療の手も伸びず、災害関連死で亡くなられる方も今後増えるのではないかと危惧します。
インフルの薬のように効果的な薬はコロナに関してはありませんから、本来は予防法が非常に重要になりますが、映像で見る限りせいぜいマスクするだけしかやられていないようです。マスクは人へ感染させないための効果はあっても、予防的効果は限定的です。本来は換気が重要なのですが、極寒の能登半島ではそれもなかなか難しい。
当分この状況が続くと思いますが、「せめて口ばんそうこうをやっていただければ、かなりの感染を防ぐことができるのに」と、とても歯がゆい思いです。のどの痛みも「薬じゃないよ、はちみつだよ」とテレビの前でつぶやいています。
映像ではカップヌードルを食べている映像が流れていました。日本は災害大国なのに、これまでの避難所における食事の見直しをしていないなあと思います。避難所の食事は糖質と塩分が多く、糖尿や血圧の患者にはよくないものばかりです。しかも繊維不足でみんな便秘になってしまう。かといってなかなか野菜は食べられません。生で持ってこられても調理するすべがないからです。
ヴィネだったら無塩ナッツとドライフルーツをお勧めしますね。栄養価も高いし繊維も多い。野菜の代わりにはお茶の葉とか青汁の粉しか思い浮かびません。それより歯の丈夫な人は普段から生の人参に抵抗なくかじりつくことができるようにした方がいいです。歯が丈夫じゃない人には人参ジュースですね。電気が来ていることとミキサーかジューサーがないとできませんが。