こういったパーツを専門に扱っている店は、秋葉原駅を出てすぐのガード下にある電波会館に入っているのは知っていました。みんな畳1~2枚の狭い敷地の店構えです。入ってすぐの店の人に聞きました。
「これ扱っていますか?」と物を差し出すと、即座に
「それは2階の店だ。向こうに階段がある」と指さします。
2階に行って聞くと
「あ、これは突き当りのあの店で売っているけど、今昼休みだから2時になったら開くよ」
2時かあ、あと1時間あるなあ
「ほかに扱っているところありませんかね」
「ラジオデパートに行ってみれば。信号わたってすぐだから」
なんとまあ隣の家の状況までし詳しいなんて昭和の長屋の雰囲気ですねえ。
ラジオデパートはどうも仙谷電機のようです。その一つに入ると
「これはね、本店で扱っているから」と地図を見せてくれました。
本店に行くと、「扱っていないね」
え?なんか冷たい感じ。本店の隣も仙谷電機だったので、ダメもとで聞くと
「2階で扱っているよ」と本店の2階を指さしました。
2階に行って店員にパーツを見せると
「この辺りにあるから探して」と小さな引き出しのあるケースの所まで案内されました。
すぐに似たようなものが見つかったのですが、店員に聞くと「全く同じものかどうかはわからないね。品番とかあればわかるけど」とちょっと不親切。商品がビニールに入っているからよく見ることができません。
この店はあきらめて2時になったので電波会館に戻りました。物を見せるとここのご主人はすぐに「これだね」とさっきラジオデパートで見つけたものと同じものを差し出しました。
「金属部分は変わってるけど、これでいいよ」と、オス側のパーツに差し込んで確認をとってくれました。しかも仙谷電機より安い676円でした(仙谷電機は750円)。
秋葉原の店の人はみんな電気に詳しいかと言ったらそうじゃないですね。ただ商品を売るだけの人と、商品のすべてを知っている人では言うことが違いますね。簡潔で要点をとらえた話をします。
これで問題の半分は解決だ!費用は交通費も含めて3000円!これで直ったら
「俺って天才!!」