気温13度。曇り。微風。絶好のランニング日和じゃありませんか。
今回初めてアディゼロボストンを履きます。因みにアディダスの売り文句はこうです。
エナジーロッドの反発力とミッドソール素材による跳ねるような感覚により、心地良い走りを促します。安定感も高く、履きこなしやすいシューズ。厚底シューズに初めて挑戦するという方にもおすすめです
ナイキのシューズが高反発プレートをミッドソールに使ってから世界を席巻して、ほとんどのトップランナーがナイキを履くようになってしまい、ほかのメーカーも似たようなものを出さざるを得なくなったわけです。そこでアディダスはまるで足底腱膜のような5本の反発力を持った棒を入れたわけです。
まず履いてみての感想は、確かに安定感があって、たとえひもがほどけたとしてもそのまま走っても問題なさそうな感じするあります。履いた直後きつそうに思えますがそれは今までしっくりとフィットする靴を履いてこなかったからでしょう。どれだけの効果があるのか期待をもって家を出ました。
おお、確かに勝手に跳ねてくれている感じがあります。自然とフォアフットランニングになります。最初の1キロは4分56秒で3日前より5秒速い。しかしその後があまり記録が上がっていません。10キロくらいは3日前よりむしろ遅いペースです。その後フラットコースが続いてキロ4分30秒をコンスタントに切るようになりましたが、今までと違ってふくらはぎに負担がかかっている感じがあります。ふくらはぎを強く締め付けられている感じです。それだけ反発力で負担になっているということですか?
結果的にハーフで1時間35分44秒と、3日前より1分短縮できましたが、これは単に涼しかったからで、アディゼロを履いたからではない気がします。これでは2週間後のレースでは1時間32分台は無理かもしれません。
なんだよアディゼロ!あれこれ工夫して開発した割にはさっぱりじゃないか。これが食べ物だったら味わいゼロ。つまり味ゼロですね。