何年ぶりでしょうか、過去にはイノシシにやられて全滅したサツマイモですが、今年はイノシシが入り込まないように厳重に門扉を占めることにしてサツマイモを植えました。今年の苗木は九州産が病気に見舞われてしまったため、何度も店を回ってやっとゲットしました。
サツマイモはヴィネの冬場の主食であるだけじゃなく、サツマイモを植えると、雑草予防になるので両得です。
そして今日その収穫日を迎えました。
今まではスコップで掘っていたのですが、高率にサツマイモにヒットして真っ二つに割ってしまっていたので、今年は手で掘ることにしました。
そして30キロ以上のサツマイモが収穫できました。これで2月くらいまでは食いつなげることができるでしょう。さらに今日からストーブに火を入れました。
ところでヴィネがどうしてサツマイモを食べるようになったかですが、ヴィネは10年ほど前はほとんどサツマイモを食べませんでした。それがニューギニア人の腸内細菌の話を聞いて感動したってわけです。
つまりサツマイモを主食とするニューギニア人はサツマイモからアミノ酸を作る腸内細菌があるというのです。そのことがヴィネが学生時代にニューギニアで体験した疑問を解決してくれたのです。
ニューギニア高地人はとても筋肉質でしかも持久力が半端じゃないでした。ニューギニア人の宣教師について行って部落回りしたとき、ヴィネはヘロヘロに疲れ切ってしまったのです。「なんだあの持久力は!イモしか食っていないのになんで?」長い間の疑問が30年後に解決したのです。
今更サツマイモを食い続けたって、ヴィネの腸内細菌が芋からアミノ酸を作ってくれるなんて信じてませんよ。でもあのニューギニアの山で経験したことが頭から抜けないのです。そして腸内細菌が少しでもヴィネの気持ちに気づいてくれたら・・・・。