9月21日~23日 山形一人旅 天童市の滝の湯に2泊しました。
天童市は将棋の駒の生産で有名です。いたるところに将棋の駒をかたどった看板や標識があります。マンホールもももちろん将棋の駒のデザインです。
ヴィネが将棋を指したのは小学校のころだけですから、別段将棋に興味はありませんが、天童市に到着直後に一応資料館に行きました。
昔はこんなに駒数が多い将棋もあったようです。各駒の動き覚えるだけで大変。
その後ホテルにチェックインして、最初の目的地山寺(立石寺)に行きました。ホテルから約10キロの道のりをランしました。
立石寺頂上からの眺め
ここに来て初めて知ったのですが、松尾芭蕉の有名な俳句はここで読まれたんですね。確かにこの山は巨大な石の塊って感じで、この岩の種類がデイサイト質凝灰岩というそうで、小さな穴があいています。ここにセミの声が染み入ると芭蕉が感じ取っても不思議ではないなとは思いました。因みに立石寺の階段は1000段以上あるそうです。
さらに立石寺から足を延ばしたところに垂水遺跡というのがあると、ネットで調べていたので行くことにしました。ヴィネは「遺跡」と聞くと心がざわつきます。ここも山の中の階段を小走りで走り到達したんですが、
あれ?これだけ?
遺跡とはいっても山伏が修行した際に大きな岩陰で過ごした程度の遺跡だったようです。むしろそのそばの岩だらけの地面に根を張ってまっすぐ天に向かって伸びる太い杉の木に感動しました。
午後3時にホテルを出て、立石寺観光は1.5時間かかるといわれましたが、ランニング観光だったので30分で終わり、トータル3時間で観光ができました。