、 くしくも同じ時期にイギリスと日本で国葬が行われます。
今日はエリザベス女王の国葬です。60年も前から国葬の形式について女王本人を交えて綿密に計画されていたのは大変驚きました。と同時に、やはり国民の税金を使ってやるのだから、それだけ時間をかけた準備が必要なのだと思いました。
24時間も待って女王に最後のお別れをしたいという国民がたくさんいることに、女王は国葬にふさわしい人間なのだと深い感動さえ覚えます。
一方日本はどうでしょう。半分以上の国民が安倍元首相の国葬に反対しています。
こんな重要なことを国会で決めることなし政府の一存で決めてしまったのは、おそらく国会にかけたら野党からモリカケサクラを蒸し返されるからと思ったのか?費用についても当初2.5億円と、少しでも非難をかわそうとしたのか警備費用を含めず公表。むしろその低さに非難を買って、警備費用を含めたら16.6億になると訂正。これだって低すぎるという声があります。30億はかかるんあじゃないかとか。
国葬をする理由を4つ挙げています。
(1)憲政史上最も長く首相を務めた
(2)震災復興、日本経済の再生、外交などで歴史に残る業績
(3)諸外国からの弔意
(4)選挙中の非業の死であり、暴力に屈しない姿勢を示す
しかし(1)長けりゃいいってもんじゃないでしょ。要はどんなことをやったかですよね。モリカケサクラは一つも疑問が解決しませんでした。また旧統一教会と強いつながりがあったから長期政権を維持できたのかもしれません。アベノミクスだって評価は定まっていません
日本人の給与は全然上がっていないんですよ
(2)震災復興は日本国民の勤勉さによるものですよね。どこが日本の経済再生ですか?もう一度上のグラフ見てほしい。外交でなにやったっけ?トランプの飼い犬みたいだったけど。
(3)諸外国は日本の内政なんかまったく関心ないからね。そりゃ選挙運動中に殺されればだれだって弔意は示しますよ。
(4)民主主義への冒涜とかいう人もいましたが、むしろ選挙で勝つためには反社会的宗教団体である旧統一教会と手を組んでたのか!その方が民主主義への冒涜だろ
特に旧統一教会とのずぶずぶの関係が日の目を見たことが、急に国葬に対する国民の見方が変わった潮目となったはずだ。国葬までして特別扱いすることはない。そんな金があったらコロナで苦しんでいる人たちに金を回せ、と。
岸田首相は安倍元首相と教団との関係の実態解明に否定的だ。向こう3年間国政選挙がないから、ここでしらを切って時が過ぎれば、3年後の選挙には影響がないと考えているのだろう。
旧統一教会は安倍元首相の祖父である岸元首相の時から強い関係をもっていました。国会議員ってやつらは選挙で勝つためにはなんだってやっちゃうんだ。ネトウヨの人たちは今回の事件でどう思っているのでしょうか?