7月に入ってから一日平均15キロのランをこなしています。
例年だとこのくらい走ってくるとだるくなります。そして肝機能障害が起きます。肝機能障害の原因ですが、いろんな可能性を調べたのですが、ヴィネの肝臓の位置が低いために、走りの振動をもろに受けることで起きるのではないかという結論に至りました。
そして肝機能障害を克服するには、ラン後のたんぱく質の摂取が重要なので、ラン直後に鯖缶、チーズ、納豆卵かけごはんなどとっていました。練習直後にタンパク質をとることの重要性は、ヴィネが10年以上前になりますか、健康スポーツ医の講習を受けたときの講義で知りました。
ひざの手術やらコロナで大会もなくなることで、大会参加はこの数年していませんし、練習量も子供だまし程度でした。そして今年は復帰の年ですので、練習量もピーク時に迫る勢いで増やしています。
ところが今年は今のところだるさが出ていません。そして血液検査でも肝機能といわれるGOT,GPTの数字が、練習前よりは上がっているものの、例年よりはずいぶん低いです。これはいったいどうして?
実は今年が例年と違うのは、練習直後にザバスを飲んでいることです。ザバスの有効成分はタンパク質です。
「だったら肉魚、乳製品卵大豆と同じじゃん」
というのがこれまでのヴィネの理屈。しかしここまで現実を突きつけられると、「ザバスが食事でタンパク質をとるのとは違う」ということを認めざるを得なくなります。どう違うのかというと、食事でとるとき、胃に入ってからの分解と吸収に時間がかかっているのではないか。それがザバスだとすんなり吸収出来てタイムラグがないのではないかということです。
練習直後のたんぱく質摂取は素早くしなければなりません。30分も過ぎてしまっては遅いです。今まで30分以内に食べればいいと思っていたのですが、そのゴールデンタイムに吸収も完結できなければならないのではないかと思いました。
メーカーは商品を売りたいがためにこういうものを作っているのであって、実生活で工夫すれば同じことができるというのが、ヴィネのこれまでの思考回路でした。しかし今回は深~く納得しました。
こうしてヴィネはメーカーの研究成果に頭を下げなければならなくなったのです。