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止め時がわからない日本人 - ブログ

外でも 電車の中づり広告にタイトルのような言葉を見つけました。

コロナ対策としていろんな日常生活の縛りがありますが、それをいつ止めていいかわからないのが日本人の特徴なのです。欧米では基本外ではマスクなしです。ウイーンなんか電車の中ではマスク着用のお願いをするところもあります。しかし日本ほど100%の人間が外でもマスクしている国は非常にまれではないでしょうか?

高齢者施設では、入るときに手洗い消毒うがい検温をするところが多いです。さらにガウンまで着させられるところもあります。とにかく頭に浮かぶことを何でもやっておかないと安心できないって感じで。

こんな日本でポストコロナとかウィズコロナとか言っても、誰かが先陣切るまでみんな周りを見回して様子見しかしていません。比較はちょっと違いますが、裸の王様みたいです。裸の王様との違いは、純真な子供たちがマスクやコロナ対策を強制されているため、自由な発想ができないことです。

ヴィネはコロナ流行当初から外でのマスク着用は意味がないと言い続けています。昨年でしたか、専門家会議か何かの学会が「必ずしも外ではマスクをつける必要がない」と学校現場を想定してコメントしましたが、この言い方では日本人の行動様式に変化は見られません。日本人は「そうはいってもつけていた方がいいだろうと」と過剰な防衛反応をするからです。「外ではつける必要がない」とかウイーンのように「電車内では着用を」という言い方でないと。

手洗いと消毒についても、食事の前以外はほぼ意味がない行為だと思っています。その理由はマスクをしているからです。手にウイルスがついたとしてもよほど手洗いのし過ぎで手のひび割れとかしていない限り、手からの感染経路は口か鼻を経由しての感染です。しかしマスクをしてればそれがほぼ完全に防げます。(マスクで防げないのは空気感染です)説明するまでもなく当たり前のことですが、そんなことにも気づけないのです。ちょうど感染を怖がって、ずっと手袋をしているのと同じ滑稽さがあります。

ちなみに検温もほとんど意味ないでしょう。平熱のコロナ感染者もたくさんいるし、そもそも普通37.3度以上あれば具合悪いですよ。検温で初めて熱が高くてコロナ患者を発見できるなんてほぼないでしょ。

「戦争は始めるときより終わるときの方がずっと難しい」

ロシアのウクライナ侵略で、みんなこの言葉が頭をよぎっていると思うのですが、コロナ対策もこれにちょっと通ずるものがあります。

 

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