<症例1>
40代女性。1週間くらい便秘する。
食生活は加工品が多い。こういう人に「野菜とれ」といっても実行できないのはよくわかっている。そこで寒天スティックを勧めたが、一日1本程度しかとらず効果なし。そこでプルーンを練る前に5個くらい食べることを提案。
次回来院時に「毎日便が出ている!」と感激の言葉。
<症例2>
60代女性 左下腹部痛と便秘
軽度高血圧があることと、血液検査で軽度の糖尿病あることを指摘した。。血圧も糖尿も減量が効果的であること説明し、ヴィネの考える食生活の基本を説明。ついでに減塩の仕方についても説明。実際チョー減塩したら血圧が40くらい下がった人の例を出す。
その話に驚いたが、「食事控えているけど、ストイックには無理かも・・・」と患者さん
1か月度「塩分に敏感になって来た」という。「年末年始は食生活が乱れるので注意してね」と付け加えるヴィネ。
年末年始はヴィネの言いつけを守り、さらに今日「大した努力していないのに体重が3,4キロ減った。味に敏感になり、今まで平気で食べていたそごうの地価の弁当がしょっぱく感じるようになった」とウキウキと報告してきた。その言葉にこちらもうれしくなったが、こういう時は夫の反発を招くものなのでそのことを聞いたら、「夫も味に敏感になり弁当がしょっぱいといってます。夫も痩せてきました」とのこと。
こうしてヴィネの言葉に従順に反応してくれる人は100人に1人もいません。今日はたまたまです。