もし運動習慣ない人から
「どんな運動したらいいですかね」と聞かれたら、どう答えます?
「自分がやりたいと思うものからやりましょう」とか
「できることからやりましょう」とか
「いきなり走るではなくて、まずは歩くことから始めましょう」とかでしょうね。
ヴィネも普通に患者さんから聞かれたらそう答えるとおもいます。しかしもし聞かれた相手がよく知っている相手だったりすると別の答えをするかもしれません。
「まず、走って見な。もうこれ以上走れないってとこまで。今まで走ったことがない人が10キロも20キロも走れないでしょう。せいぜい数キロだよ。そして次の日に筋肉痛です。でも数日して筋肉痛が回復したときに同じ距離走って見な。前回これ以上走れないって言った距離は楽に越せるはず。この経験はウォーキングじゃ得られないよ。やりすぎなきゃ得られない経験なんだよ。だからやりすぎるとか無理することは決して悪いことじゃないんだ」
おそらくオリンピック選手はみんな同じことを何度となく経験しているんでしょうね。一般人はその機会がすごく少ない。中には楽ばっかり探して生きてきている人も多いかも。そういう人が来ている世界はとても狭いのかもしれませんが、比較していないから本人は気づくことができないはず。