大学入試共通テストでカンニングが行われたとニュースになりました。
SNSを利用したカンニングで。一体どういう方法で行われたのか、犯人が名乗り出る前にテレビで情報機器の専門家がその手法を推測してコメントしていました。
「おそらくスマホじゃなく眼鏡やペンに仕組まれたマイクロカメラのようなものを使ったのでしょう。返信(答え)を見る必要性もあるので、そうなると外に共犯者がいて、その人を仲介にして音声で答えを教えてもらったんじゃないでしょうか」
MCは「相当下準備して犯罪に及んだってことになりますね」と反応
しかし結局は、単独犯でスマホで写メったという単純な手法だったようです。この犯行どう考えても足がつきそうで、あまり深く考えていなかったと思われます。
この専門家、この事実を知ってその後どう感じているのか聞いてみたいですね。
ヴィネは考えたのですが、専門家って我々よりもずっと豊富な知識を持っているのでしょう。それを動員して想像するのはいいんですが、かなり外れていることもあるってことを心のどこかに持つべきですねえ。この犯罪は結局は人間がやることで、そこには知識のレベルの違いもあるし、経験も違うし、考えも感情も人それぞれだから、専門家の言うように立派な理論だけじゃ事は運ばないわけすよ。そこ、これから頭に入れといてほしいですね。