内閣支持率で岸田内閣はDK(=don’t know わからない、答えられない)の割合が非常に高いという特徴があるという。
発足当時、岸田の特徴として「酒に非常に強い」ことと「人の意見をよく聞く」という2つが印象に残っています。後者では「聞くだけだったら誰でもできるわ、それを自分の政策運営に反映するかどうか」と少し警戒していました。
10万円給付金に関してはその給付の仕方に関してはころころと変わり、朝令暮改と評されました。しかしこれは人の意見を聞いた結果より良い方にシフトしたと良きに考えられます。よほど有能な人間でない限り、どこからも文句の出ない政策を一発で政治家はいません。だから野党や地方自治体からの声を組み入れた結果ころころと変わってしまったともいえます。
人の意見を聞かずに突然休校にして卒業式ができなくなったり、布マスクを500億円もかけて作るような駄策をどんな反対があっても強行するこれまでの政権の時より、少しばかりほっとしてきた。
党内の有力者の顔を伺いながら、逆鱗に触れないように触れないようにしながらですが、アベノマスクの廃棄を決定しました。この勢いで今度は日本学術会議の任命問題を再検討してほしいです。でも最後は森友まで行ってほしいですなあ。
ところでなぜ岸田内閣にDKが多いのか?ですが、もしかして首相に強いリーダーシップを求めているからでしょうか?ヴィネはその考えは間違いだと思っています。なぜなら人間は頻繁に間違いを起こす動物だからです。間違いを起こすこそが前提だから民主主義があると思っています。だから人の言うことにも耳を貸して自らの間違いを正さなきゃいけないのに、無能な人間ほど権力握ると自分のやることはすべて正しい、自分には何でもやっていい権利があると勘違いするのです。中国、北朝鮮、ロシア、ミャンマー、ベラルーシ、それだけじゃないです。民主主義国家と言われる国でも権力握った人間は好き放題やります。トランプのように。ただ、一応選挙があるのでどうにか独裁国家とは違いますが・・・。