当院には合併浄化槽があります。メンテのために業者が定期的に検査に来ます。
前回の検査の時にブロアーが壊れているので修理したほうがいいといわれて、見積もりを依頼したところ17万円ほどの数字でした。そしてもしオーバーホールしたら15万くらいだというのです。
ふつうは「じゃあ新しいのに交換してください」となるのでしょうね。
ヴィネはこう言いました
「基本的には交換で行こうかと思うんですが、その時にどうゆう状況なのか現場で説明していただけますか」
すると相手は
「もしかすると、先走った見方したんじゃないかと思います。ブロワーそのものじゃなく、別の○○(専門的ななにか)が悪いのかもしれません。そうするとそんなには費用が掛からないと思うんですが」というじゃありませんか。
当然ヴィネは「ん?こりゃ何かあるな」と思いましたよ。
そして今日の現場での説明になりました。と、どうでしょう。はじめっから、ブロワーは問題なし。単に検査当日動いていなかったからブロワーが壊れたと早とちりした。もしそうだったらブレーカーが落ちるはずなのに落ちていないから、何か一時的な不具合だったんだと思う、とのこと。
つまり全く修理の必要なしです。
ヴィネは、最初の電話でピーンときました。やはり「現場での説明」要求が効いたんだと思います。そのまま「お願いします」だったら、必要もない交換を17万円かけてすることになったでしょう。
この合併浄化槽は、過去に別の業者が何も検査せずに報告書だけ書いていったことがあります。ヴィネが医院の中にいたのに気付かずに手抜きをしたのです。ヴィネは「何もしないで帰った」と会社に報告しました。そんなことがあって今の会社に変更になったわけです。その会社もおんなじかあ・・・。
世の中安心して人に任せられないです。