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杉浦千畝に続かない日本の魅力のなさ - その他

杉浦千畝といえば「命のビザ」。第二次世界大戦中のリトアニアの日本国総領事館に赴任していた杉原は、日本の同盟国でもあったナチスの迫害により欧州各地から逃れてきた難民に、1940年7月から8月にかけて、大量のビザを発給してアメリカへの経路を与えた。その避難民の多数がユダヤ系だった。「東洋のシンドラー」などとも呼ばれています。しかし結局難民は日本を安住の地として選ばなかったわけです。その理由として当時日本はドイツ側にいたためと思われます。

コロナ前は日本の魅力を発信して海外から多くの観光客を呼び寄せました。日本の魅力といえば、食事、アニメ、自然、歴史、文化など多岐にわたります。また、日本人の礼儀正しさとか優しさもあるかもしれません。

しかしじゃあ日本が好きになって日本に来た外国人に対して日本は優しいかというと、まったくその逆です。難民の受け入れは非常に厳しく欧米が100万人単位で受け入れても、2018年時点では、日本の難民受け入れ人数は10493人の申請に対し、42人と先進国の中でも非常に低い数値です。また出入国管理事務所は戦前の恐ろしい特高の流れをくむ組織だといわれています。スリランカ人女性ウィシュマさんが適切な医療を受けられずに亡くなられましたが、入管職員の人権を無視した非人道的な収容者への扱いや、そもそもの裁判所など第三者機関が介入せずに入管の裁量次第で物事が決められるシステムであることなんか多くの日本人は知らないのでしょうね。
日本に働きに来ている外国人も一部劣悪な環境で働かされて、職場から逃げて不法滞在になってしまった人もいます。労働力が不足している日本、これから人口が減っていく日本、高齢化社会が進む日本。我々はもっと海外からの移住者に寛容であるべきです。単に外国からきて金を落としてくれることがけを当てにしているようでは、いずれは魅力のない国として嫌われるでしょうね。

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