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自前の肌力を信じる   - 医療

ヴィネは開業してしばらくの間、化粧品を勉強したことがあります。

そしてその結論は「ほぼすべての化粧品は肌に毒」

と、ヴィネがいくら言っても、肌トラブルを抱えた人でさえ「でもそうはいってもねえ・・・」といってヴィネの話を聞いてくれません。

時に、患者さん自ら化粧品の欠点に気づいてくれて、ヴィネにとても重要な情報をもたらしてくれることもあります。

18歳の女性です。2年前からニキビに悩んでいます。乾燥肌といわれて市販の化粧品を使っているという。ヴィネは洗いすぎないように、朝お湯で顔を洗わずにホットタオルだけにしなさい、と説明。また糖質、特に菓子パンを減らすように指導。本当はシャワーではなく湯船に入るように言いたかったが、シャワーしかないというのでこれは仕方ない。

一か月ほどして来院したらかなりニキビは改善。その時に患者さん「保湿やめたらニキビと乾燥肌がすべてよくなった」といわれました。その方の行っていた保湿とは

化粧用のオイル(化粧水が入りやすいようにするためのオイル)

化粧水

パック

化粧水

乳液

クリーム

すごいですねえ。若い娘たちはみんなこんなに”手入れ”しているんか?この方はこれをやめたとたん肌が潤ってきたというのです。どうしてやめたのか聞くと、「めんどくさいから」

「化粧品は毒」というのはほとん化粧品が肌本来の持つセラミドという保湿成分を壊して肌の中に薬液成分を注入するからなんです。当然肌本来の持つ保湿力は失われるわけで、化粧品を永遠と使い続けなければその状態は保てなくなるのです。それが化粧品会社の策略なのです。そのため高額な広告料を使って宣伝を打つのです。テレビでそれを見た一般市民は「あ、これを使わなきゃダメなんだ」と、自己暗示をかけて依存症に陥るのです。また周りがそれを使っていると、日本人は特に「みんなが使っているんだったら私も使わなきゃ」と集団心理に陥りやすいのです。こうなるとヴィネが何を言っても聞く耳を持ってくれません。

この患者さんは自らちょっとしたことがきっかけで化粧品をやめようと思ったわけですが、こういう「勘」みたいなものが働いたのは救いでした。その勘が完全に失われている人多いですから。

 

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