千葉県八街市で集団下校中の小学生の列に、酒を飲んだ運転手が運転するトラックが突っ込み、2人の小学生が命を落とし、一人が意識不明の重体という事故が起きました。
ヴィネが校医を務める小学校の通学路も、歩道がなく、そのわきをビュンビュントラックやダンプが走るのでとても危険です。校長は何とかしてほしいと市に陳情しているが、道のすぐそばまで人家が立ち並ぶので、道路拡張は難しそうです。せめてそのエリアの子だけでもスクールバスを利用できるようにしてほしいものです。
一方八街の事故現場を映像で見ると、その道路は歩道はもちろん路側帯を示す白いラインもありませんでした。ここを抜け道のようにトラックが通ったんじゃひとたまりもありません。数年目にも自動車に自動がはねられる事故があったといわれていますが、市は予算難を理由に歩道の新設には動かなかったようです。しかしテレビで見るとその道路の周りはピーナツ畑じゃありませんか。市原の事情とはだいぶ違います。できなかったとは言えないでしょう。
この事故で驚いたのは、ガースーが事故現場を訪れたことです。「なんで?」と思った人は多いでしょう。取り巻きの発案であることは間違いなし。その心は「ここで国民に寄り添う姿をアピールすれば、コロナ対策の遅れやオリンピック開催のごたごたでボロボロの政権の傷をすこしでもいやして、都議選の追い風にでもなれば」というところでしょう。政治家の行動って、選挙と関連付けるとすぐわかります。
この後全国の通学路の安全点検をして、必要なところには歩道を新設するという政策でも打てば本気でしょうが、絶対にせんだろうな。