これが自作の糞害対策フェンスの仕上がり全景です。砂利をもとに戻して、やっと工事終了って感じです。
開き戸の材料は建築現場でもらってきた廃棄木材で作りました。1メートル程度の木材はいくらでも捨ててあります。もちろん「もらって行っていいですか?」と許可はいただいています。
ところで賢明な読者諸君は、支柱のの根元にお気づきになったかもしれません?
ブロックが露出している状態や、砂利の中に木の支柱が埋もれている状態は、たとえ防腐剤処理した木でも居心地がよくないはず。だから石組を施しコンクリートで固めました。これで雨に濡れている時間はかなり減らせます。
しかしヴィネはこれでも満足しません。時間があるときにコンクリートと木の境界のところに透明のコーキングを施し、さらに水との接触時間を減らすつもりです。
「は~、やっと終わった」
とほっとしているヴィネの目の前を、なんと悠然と猫が通り過ぎていくじゃありませんか。
ヴィネに気づいたその猫は、一目散に走りだし猫除けマットを設置していない南西端の隣家のフェンスを飛び越えて何の苦も無く逃げて行ってしまいました。
ヴィネの落胆はご想像にお任せします。
どうしてそこだけ猫除けマットをつけていなかったのかというと、拙宅の土地は南西に向かって少し傾斜があり、その南西端は急に2メートル以上せりあがっていて、支柱が設置できなかったのです。そのあたりにはとげのあるボケの木もあり「まあ、ここは大丈夫だろう」と猫の身体能力を見くびり高をくくっていました。
99%の対策をしても、99%の効果はえられません。フルマラソンを世界新記録ペースで走っても、42.194キロでばったり倒れてしまったら、世界新記録どころか完走さえもできなかったのと同じです。
気を取りなおして南西端のフェンスやボケの木にネットを張りました。