コロナパンデミックで、特に小児科と耳鼻科の患者数が著しく減っています。
小児科は「子供を連れて行って感染させちゃうかもしてない」「このくらいの風邪ならいかなくてもいいや」と考えるからでしょうか。いくら補助で定額で受診できるとしても、コロナもらってきたら割に合わないと考えるようになったのでしょうか。今まで一体何だったんでしょうかね。
小児科と耳鼻科に限らず売り上げの落ち込みはどこでもあるようですが、それでも「絶対にコロナの可能性がある患者は診たくない」という医療機関があります。熱どころかのどが痛い鼻水が出る程度でもみません。今まで風邪の患者で儲けてきた医院ですらそうなのです。何度か「それだったら小野木医院に言って指示を仰げ」と言われたといってくる方もいました。そんなこと言ったらそこの医院はどんどん患者減るだろうと思うんですが、やはり売り上げ落ちても自分の身を守るのが優先なのでしょうかね。
これは市原市とは別の話ですが、今まで医師会に参加してこなかった医院が突然医師会員に入会しました。「医師会に入らなくたっていくらでも、見ろ、儲けることはできるんだ」と言っていたと風のうわさで聞いていました。その医者が入会したのです。おそらくコロナでかなり患者が減ったのでしょうね。医師会に入って予防接種や検診をやれば確実に収入は増えますから。当番医や学校医の負担は増えても、背に腹は代えられなかったのでしょうか。