アルゼンチンを母国とする方に、マラドーナの死について聞きました。
すると驚いたことに、小さいころ一緒にボカジュニアーズでプレーしていたというじゃありませんか。彼が日本に来た時も、今年の夏に帰国した時にも、マラドーナにあったといいますから驚きです。
「で、どうだったの?」と改めて聞くと、
「もう、ダメ!話している最中ずっとヤクと酒浸り。薬が切れてくるとすぐにまた口にしていた」と、吐き捨てるように言っていました。
彼はアルゼンチンの治安の悪さにも言及しました。3年前に帰ったときには、家に人がいるのに拳銃強盗が入ってきたというのです。自分が日本から帰ってきたというのを、警察が強盗団に情報流したんだというのです。つまり日本から帰ってきたから金を持っているだろうという情報を金をもらって流したのです。
女性が用心してかばんを前に抱えて街を歩いていても、後ろからきていきなりスカートを下げて、そのひるんだすきにかばんを奪うという手荒な手口にも驚きました。
マラドーナも取り巻きの犠牲者なんでしょうねえ。大金を稼ぐアスリートは、常に自分が利用される存在だ、という意識を持たなきゃいけませんよねえ。