9月29日に「新型コロナウイルスと免疫」というタイトルで書きましたが、この中で「
年に何度も風邪にかかる人は、何度も感染しているんだからかなりの免疫力が作られているはずなのに、何度も風邪をひくのはおかしいですよね。いっぽう「風邪をひいたことない」という人もいますが、引いたことないなら免疫力がついてないから風邪ひきやすいんじゃないかってことになりますよね。」
と書きましたが、ここを深く掘り下げると実は次のようなことが言えます。
風邪ウイルスは我々が想像する以上に頻繁に体内に入ってきます。しかし体内に入ってきても、即座に免疫が形成されれば発症は免れ、何事もなかったかのようにその人はいつもと変わらぬ生活をしてるのです。普通の生活をしているのに、実は体内ではウイルス退治をしているのです。一方発症しやすい人はウイルス量が多いのか、初動にミスってその間にウイルスが増えてしまってるのか、とにかく免疫機構がトロくって退治にてこずっているのでしょう。
だから何度も風邪ひけば(風邪の症状を呈すれば)優秀な免疫が作られるというのは期待外れです。のろまな免疫機構がいくらあっても何の役にも立ちません。じゃあどうすればいいかですが、やはり休養とのど蜂蜜と口ばんそうこうでできるだけ初期に風邪を治して、それを体内におぼえこませるしかないんです。病院に行くよりよっぽど効果があります。
風邪は自分で治せ~! あ~、また患者さん減っちゃった・・・・