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改めてマスクを考える - ブログ

最近ランニング中に見つけるごみで目立つのはマスクです。世界中で毎日何億枚ものマスクが捨てられて、中には海を漂い、魚が間違って食べちゃうことになってます。

閑話休題

最近ヴィネはマスクに関して考えを改めました。とはいってもその効果を再認識したというのではありません。

以前はマスクの効果の限界を強調して、「みんなが思っているほどの効果はないんだよ、マスクしてたってエアロゾルはスカスカに通過するんだから」と言っていました。そして一般の人たちの着用のいい加減さも指摘しました。布マスクは不織布よりもずっと効果がない。などと言ってきました。

そのことは今でも間違ってはいないのですが、視点を変えると、「マスクってまあ、適当でもつけてりゃいい」という風に変わりました。というのもマスクの一番の効果は飛沫をトラップすることだけです。確かにスカスカのウレタンマスクや布マスクでも飛沫はとらえますから、その効果はあるわけです。その点では不織布の必要性はないわけです。エアロゾルは通しちゃう点でも同じですから素材は何でもいいんです。つけてりゃいいんです。そして漏れ率も気にすることはありません。どうせちゃんと着用してもエアロゾルは通しちゃうんだからぴったり着用することはないのです。

鼻出しについても、鼻水が出るとかくしゃみをするのでなければ、鼻呼吸では鼻から飛沫が出るとは思えません。ただし相手がマスクしていないで近距離で飛沫を飛ばした時には鼻から飛沫が入る可能性があるので、近くに人がいれば鼻はマスクで覆っておいたほうがいいでしょう。

それより重要なのは同じマスクをつけていることです。マスクで飛沫をトラップしたとします。しかしマスクにトラップされtが飛沫から水分が少し抜けてエアロゾル状態になっている可能性があります。そうするとエアロゾルは粒子が小さいからマスクをすり抜けちゃうわけです。だから同じマスクをいつまでも使っているのはよくないのです。不特定の人と接するときは最低でも半日程度で交換。人ごみにいる場合は2,3時間で交換するべきでしょう。もしかするとコロナ患者さんをみている医療機関では、一人患者さんをみるたびに交換かもしれません。そうなると金額的に使い捨てのマスクってわけにはいきませんよね。

そういう時には以前にも書きましたが、鼻うがいですよ。ウイルスはある一定の確率で体内に入っているのだと考えての行動をとるべきなのです。パンデミックになったイタリアの都市で、犬は3%、猫は4%の確率で抗体を保有しているとの調査結果が出たばかりです。ちなみにすべてPCRは陰性でした。

 

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