営業再開や学校再開に伴って建物の中を消毒する映像がテレビで流されています。
ヴィネはこの映像を見て、「無駄なことしているなあ。時間とお金の損失じゃないか」と思っています。再開まで1か月とか長期にわたって店や学校を閉めていたわけですよね。もし閉める前にコロナウイルスに感染していた人がいて、ウイルスをまき散らしたとします。それでも1週間も放置してれば中を消毒する必要性はなくなってるはずなのです。
コロナウイルスの生存期間を調べた研究結果がありましたよね。確かプラスチック表面では3,4日感染力を保っていたというあれですよ。あの研究結果を根拠としたら、1週間も施設を閉鎖したら、たとえその中にウイルスがいたとしても死んでいるはずですよ。ウイルスは生きた細胞の中でしか生き続けることができないのですから。
このような正しい情報を根拠とした生活様式の情報を流さずに、何でもかんでもマスクだ、消毒だ、手洗いだ、といろいろ規制をしたくなるのは、ある責任をまかされた人間がとりがちな手法で、それによって自分たちが責任を果たしていると勘違いしているのです。
ほんとうに有能な人間は、その規制をすることでどれだけの人間が実践してくれるのか、そして実践することでどのような弊害が出るのか、をも同時に考えて対策をとることのできる人間です。残念ながら今のコロナ対策の専門家集団にも政治家にも役人にもいません。